四半期報告書-第97期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/10 9:08
【資料】
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【項目】
38項目

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、個人消費、生産、輸出等が持ち直しつつあるとともに企業収益の減少幅も縮小が見られました。世界経済は、同感染症の影響により厳しい状況が継続しているものの、一部では持ち直しの動きが見られました。足元では、新型コロナウイルス感染症の再拡大懸念により先行き不透明な状況が継続しております。
資源価格については、原油価格は期初に一旦急落したものの以降は緩やかに上昇しました。また、銅の国内建値は期初より大幅に上昇し、第3四半期連結累計期間の銅国内建値平均価格は前年同期を若干上回る水準となりました。 この間において、インフラ向け電線の需要は弱含みで推移し、機器用電線分野においては新型コロナウイルス感染症影響により厳しい需要状況が続きました。また、機能性フィルムの主要用途である携帯端末向けの素材需要は概ね堅調に推移しました。
こうした環境のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は41,190百万円(前年同期比6.2%減)と減収になりましたが、営業利益は3,185百万円(前年同期比6.9%増)、経常利益は3,250百万円(前年同期比7.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,308百万円(前年同期比9.3%増)と増益となりました。
セグメントごとの業績の概況は次のとおりです。
①電線・ケーブル事業セグメント
インフラ向け電線は新型コロナウイルス影響による国内の景気低迷により販売量が減少(前年同期比10.1%減)し、また機器用電線においても同影響のもと販売低迷が続いたことから売上高は24,470百万円(前年同期比10.8%減)となりましたが、営業利益は販売構成、銅価変動影響の改善および前年同期に発生した貸倒引当金計上がなくなったこと等により293百万円(前年同期比44.2%増)となりました。
②電子材料事業セグメント
携帯端末向け材料の需要増加に伴い当社機能性フィルムの販売量は前年同期を上回り(前年同期比5.7%増)、売上高は15,372百万円(前年同期比2.2%増)となりました。営業利益は増販およびコスト削減により3,470百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
③その他事業セグメント
センサー、医療機器部材、環境分析の各事業は、新型コロナウイルス影響による需要減により、売上高は1,372百万円(前年同期比6.9%減)、営業損益は34百万円の損失(前年同期は86百万円の利益)となりました。
新型コロナウイルス感染症の経済への影響が不透明な状況の中、当社は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底し従業員・社会の安全を確保するとともにお客様への供給責任を果たしてまいります。そのうえで、拡販およびコスト削減に努め収益を確保するとともに、関連する市場の状況を見極め需要回復期に備えてまいります。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前期末に比べ294百万円増加し、55,265百万円となりました。これは、短期貸付金の減少があったものの建設仮勘定および仕掛品が増加したこと等によるものです。
負債の部は、前期末に比べ1,589百万円減少し、9,241百万円となりました。これは、未払費用および未払法人税等が減少したこと等によるものです。
純資産の部は、前期末に比べ1,884百万円増加し、46,023百万円となりました。これは利益剰余金が増加したこと等によるものです。
以上の結果、自己資本比率は前期末に比べ3.0ポイント上昇し、83.3%となっております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,099百万円であります。

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