四半期報告書-第98期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 9:12
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、半導体不足の影響は継続しつつも、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和され、企業収益、設備投資、生産等の各面で引き続き持ち直しの動きが見られました。世界経済も半導体不足の影響が継続しつつも、同感染症の影響が緩和される中で経済活動の段階的な再開・回復への期待感が高まりつつありました。しかしながら、足元では半導体供給不足の影響や原材料価格の高騰、新たな変異株の感染拡大により先行き不透明な状況が継続しております。
当社製品の主要原料である銅の国内建値は、前年度期初からの上昇により当第3四半期連結累計期間の銅国内建値平均価格は前年同期を大幅に上回る水準となりました。 この間において、インフラ向け電線の需要は新型コロナウイルス感染症影響により昨年度の大幅な減少から回復傾向で推移し、機器用電線分野でも一部向け先での需要回復が続きました。機能性フィルムの主要用途であるスマートフォンの販売は堅調に推移したものの素材需要はスマートフォン以外の携帯端末向け需要の対前期減少、半導体等の供給不足、ユーザーの在庫調整等による影響がありました。
こうした環境のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は45,139百万円(前年同期比9.6%増)と増収、営業利益は2,405百万円(前年同期比24.5%減)、経常利益は2,562百万円(前年同期比21.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,766百万円(前年同期比23.5%減)と減益となりました。
セグメントごとの業績の概況は次のとおりです。
①電線・ケーブル事業セグメント
インフラ向け電線は新型コロナウイルス感染症影響から回復基調にあるものの、前年同期の販売量を下回り(前年同期比3.5%減)ました。一方で銅価格が大幅に上昇したこと、また機器用電線では一部向け先での需要回復が見られたこと等により、売上高は29,879百万円(前年同期比22.1%増)となりました。営業利益は原材料価格の上昇および銅価格変動影響はありましたものの機器用電線事業の回復等により540百万円(前年同期比84.0%増)となりました。
②電子材料事業セグメント
当社主力製品である機能性フィルムの需要は半導体等の供給不足、ユーザーの在庫調整等により販売量は減少(前年同期比14.2%減)し、売上高は13,731百万円(前年同期比10.7%減)、営業利益は2,355百万円(前年同期比32.1%減)となりました。
③その他事業セグメント
センサー、医療機器部材、環境分析の各事業は、一部での需要回復が継続し、売上高は1,550百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は40百万円(前年同期は34百万円の損失)となりました。
当社といたしましては、引き続き新型コロナウイルス感染症対策を徹底し従業員・社会の安全を確保するとともにお客様への供給責任を果たすことを大前提としたうえで、回復基調にある需要を的確にとらえつつ、5Gやカーボンニュートラルの進展に伴う事業機会の拡大に対応して成長を推進してまいります。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前期末に比べ828百万円増加し、57,790百万円となりました。これは、短期貸付金が減少した一方で、受取手形及び売掛金や棚卸資産が増加したこと等によるものです。
負債の部は、前期末に比べ408百万円増加し、10,468百万円となりました。これは、未払金や支払手形及び買掛金が増加したこと等によるものです。
純資産の部は、前期末に比べ420百万円増加し、47,321百万円となりました。これは利益剰余金が増加したこと等によるものです。
以上の結果、自己資本比率は前期末に比べ0.4ポイント下落し、81.9%となっております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,043百万円であります。

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