四半期報告書-第127期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、流動資産は、主に受取手形及び売掛金、棚卸資産の減少により、1,236億9千6百万円となりました。
固定資産では、主に工具器具及び備品などの有形固定資産の減少により、1,778億5千5百万円となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ82億3千8百万減少の3,015億5千2百万円となりました。
負債につきましては、流動負債は、主に支払手形及び買掛金の減少などにより、767億3千1百万円となりました。
固定負債では、主に長期借入金の減少などにより、571億2千2百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ103億4百万円減少の1,338億5千4百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けた前年同期に対し、自動車用プレス部品を中心に業績が回復し、物量が増加したことにより、売上高1,084億2千4百万円、前年同期比199億9千万円の増収(22.6%増)となりました。また、利益面では、売上高の増加などにより、営業利益33億4千2百万円、前年同期比9億2千2百万円の増益(38.1%増)、経常利益は、46億8千1百万円、前年同期比31億3千2百万円の増益(202.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、25億4千7百万円、前年同期比10億8千8百万円の増益(74.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績につきましては、次のとおりであります。
① プレス関連製品事業
自動車関連部門におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により大幅に物量が減少した前年同期に対し、北米を中心に物量が増加したものの、半導体不足や東南アジア地区ロックダウンによる部品供給不足の影響で、当初計画した物量には届きませんでした。
売上高は、為替影響による増収効果も含め、796億5千2百万円、前年同期比184億5千4百万円の増収(30.2%増)となりました。利益面では、北米において、人手不足や生産準備遅れにより製造費用が増加したことで、損失の改善が遅れたため、セグメント損失(営業損失)が、6億2千4百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)14億8千4百万円)となりました。
② 定温物流関連事業
冷凍車部門におきましては、当社グループ全体での受注・生産は、前年同期と比較して中型車を中心に増加し、また、物流システム部門において、物流倉庫物件売上が前年同期を大きく上回りました。定温物流関連事業全体での売上高は、244億6千7百万円、前年同期比17億1千万円の増収(7.5%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、売上高の増加により、35億9千5百万円、前年同期比1億7千5百万円の増益(5.1%増)となりました。
③ その他
電子機器部門におきましては、タッチパネルなどの企業向け製品の売上が引き続き好調であったことから、売上、営業利益ともに前年同期を上回りました。一方、空調機器部門におきましては、世界的な半導体不足による受注減少の影響から、売上・営業利益ともに前年同期を下回りました。その結果、その他の事業全体での売上高は、43億4百万円、前年同期比1億7千4百万円の減収(3.9%減)となりました。セグメント利益(営業利益)は、3億7千1百万円、前年同期比1億1千3百万円の減収(23.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ20億9千万円増加し、413億5千9百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、170億1千6百万円の増加となりました。主な増加要因は、減価償却費113億6千5百万円、売上債権の減少83億3千3百万円です。主な減少要因は、仕入債務の減少55億5千8百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、110億7千5百万円の減少となりました。主な増加要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入16億5千万円です。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出124億9百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、43億3千6百万円の減少となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入21億5千4百万円、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出42億1千2百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間におきまして、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間におきまして、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は647百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、流動資産は、主に受取手形及び売掛金、棚卸資産の減少により、1,236億9千6百万円となりました。
固定資産では、主に工具器具及び備品などの有形固定資産の減少により、1,778億5千5百万円となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ82億3千8百万減少の3,015億5千2百万円となりました。
負債につきましては、流動負債は、主に支払手形及び買掛金の減少などにより、767億3千1百万円となりました。
固定負債では、主に長期借入金の減少などにより、571億2千2百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ103億4百万円減少の1,338億5千4百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けた前年同期に対し、自動車用プレス部品を中心に業績が回復し、物量が増加したことにより、売上高1,084億2千4百万円、前年同期比199億9千万円の増収(22.6%増)となりました。また、利益面では、売上高の増加などにより、営業利益33億4千2百万円、前年同期比9億2千2百万円の増益(38.1%増)、経常利益は、46億8千1百万円、前年同期比31億3千2百万円の増益(202.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、25億4千7百万円、前年同期比10億8千8百万円の増益(74.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績につきましては、次のとおりであります。
① プレス関連製品事業
自動車関連部門におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により大幅に物量が減少した前年同期に対し、北米を中心に物量が増加したものの、半導体不足や東南アジア地区ロックダウンによる部品供給不足の影響で、当初計画した物量には届きませんでした。
売上高は、為替影響による増収効果も含め、796億5千2百万円、前年同期比184億5千4百万円の増収(30.2%増)となりました。利益面では、北米において、人手不足や生産準備遅れにより製造費用が増加したことで、損失の改善が遅れたため、セグメント損失(営業損失)が、6億2千4百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)14億8千4百万円)となりました。
② 定温物流関連事業
冷凍車部門におきましては、当社グループ全体での受注・生産は、前年同期と比較して中型車を中心に増加し、また、物流システム部門において、物流倉庫物件売上が前年同期を大きく上回りました。定温物流関連事業全体での売上高は、244億6千7百万円、前年同期比17億1千万円の増収(7.5%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、売上高の増加により、35億9千5百万円、前年同期比1億7千5百万円の増益(5.1%増)となりました。
③ その他
電子機器部門におきましては、タッチパネルなどの企業向け製品の売上が引き続き好調であったことから、売上、営業利益ともに前年同期を上回りました。一方、空調機器部門におきましては、世界的な半導体不足による受注減少の影響から、売上・営業利益ともに前年同期を下回りました。その結果、その他の事業全体での売上高は、43億4百万円、前年同期比1億7千4百万円の減収(3.9%減)となりました。セグメント利益(営業利益)は、3億7千1百万円、前年同期比1億1千3百万円の減収(23.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ20億9千万円増加し、413億5千9百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、170億1千6百万円の増加となりました。主な増加要因は、減価償却費113億6千5百万円、売上債権の減少83億3千3百万円です。主な減少要因は、仕入債務の減少55億5千8百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、110億7千5百万円の減少となりました。主な増加要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入16億5千万円です。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出124億9百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、43億3千6百万円の減少となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入21億5千4百万円、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出42億1千2百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間におきまして、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間におきまして、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は647百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。