四半期報告書-第127期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は、主に受取手形及び売掛金の減少により、1,273億9百万円となりました。
固定資産では、主に投資有価証券の減少により、1,788億6千5百万円となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ36億1千5百万円減少の3,061億7千5百万円となりました。
流動負債は、主に1年内返済予定の長期借入金が増加したものの、支払手形及び買掛金や短期借入金の減少などにより793億4千8百万円となりました。
固定負債では、主に長期借入金の減少により、544億4千7百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ103億6千3百万円減少の1,337億9千5百万円となりました。
純資産につきましては、主に利益剰余金の増加により、前連結会計年度末に比べ67億4千7百万円増加の1,723億7千9百万円となりました。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けた前年同期に対し、自動車用プレス部品を中心に業績が回復し、物量が増加したことにより、売上高1,711億9百万円、前年同期比203億9千7百万円の増収(13.5%増)となりました。また、利益面では、北米において、人手不足や生産準備遅れにより製造費用が増加したことで、損失の改善が遅れたため、営業利益59億7千1百万円、前年同期比1億4千4百万円の減益(2.4%減)となりました。経常利益は、為替影響による増益効果があり、99億4千5百万円、前年同期比39億3千3百万円の増益(65.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、66億9千3百万円、前年同期比26億6千3百万円の増益(66.1%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
① プレス関連製品事業
自動車関連部門におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により大幅に物量が減少した前年同期に対し、北米を中心に物量が増加したものの、半導体不足や東南アジア地区ロックダウンによる部品供給不足の影響を大きく受けました。
売上高は、為替影響による増収効果も含め、1,307億8千3百万円、前年同期比200億8千万円の増収(18.1%増)となりました。利益面では、セグメント利益(営業利益)が、10億9千1百万円、前年同期比6億6千1百万円の増益(153.8%増)となりました。
② 定温物流関連事業
冷凍車部門におきましては、当社グループ全体での受注・生産は、部材不足の影響により小型車が減少し、前年同期と比較して減少しました。物流システム部門においては、物流倉庫物件売上が前年同期を大きく上回りました。その結果、定温物流関連事業全体での売上高は、335億7百万円、前年同期比3億1千1百万円の増収(0.9%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、冷凍車の台数減や材料価格高騰の影響により、42億3千8百万円、前年同期比6億8千7百万円の減益(13.9%減)となりました。
③ その他
空調機器部門におきましては、世界的な半導体不足による受注減少の影響などから、売上・営業利益ともに前年同期を下回りました。一方、電子機器部門におきましては、タッチパネルなどの企業向け製品の売上が引き続き好調であったことから、売上、営業利益ともに前年同期を上回りました。その結果、その他の事業全体での売上高は、68億1千8百万円、前年同期比6百万円の増収(0.1%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、6億4千万円、前年同期比1億1千9百万円の減益(15.7%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間におきまして、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間におきまして、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は987百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は、主に受取手形及び売掛金の減少により、1,273億9百万円となりました。
固定資産では、主に投資有価証券の減少により、1,788億6千5百万円となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ36億1千5百万円減少の3,061億7千5百万円となりました。
流動負債は、主に1年内返済予定の長期借入金が増加したものの、支払手形及び買掛金や短期借入金の減少などにより793億4千8百万円となりました。
固定負債では、主に長期借入金の減少により、544億4千7百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ103億6千3百万円減少の1,337億9千5百万円となりました。
純資産につきましては、主に利益剰余金の増加により、前連結会計年度末に比べ67億4千7百万円増加の1,723億7千9百万円となりました。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けた前年同期に対し、自動車用プレス部品を中心に業績が回復し、物量が増加したことにより、売上高1,711億9百万円、前年同期比203億9千7百万円の増収(13.5%増)となりました。また、利益面では、北米において、人手不足や生産準備遅れにより製造費用が増加したことで、損失の改善が遅れたため、営業利益59億7千1百万円、前年同期比1億4千4百万円の減益(2.4%減)となりました。経常利益は、為替影響による増益効果があり、99億4千5百万円、前年同期比39億3千3百万円の増益(65.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、66億9千3百万円、前年同期比26億6千3百万円の増益(66.1%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
① プレス関連製品事業
自動車関連部門におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により大幅に物量が減少した前年同期に対し、北米を中心に物量が増加したものの、半導体不足や東南アジア地区ロックダウンによる部品供給不足の影響を大きく受けました。
売上高は、為替影響による増収効果も含め、1,307億8千3百万円、前年同期比200億8千万円の増収(18.1%増)となりました。利益面では、セグメント利益(営業利益)が、10億9千1百万円、前年同期比6億6千1百万円の増益(153.8%増)となりました。
② 定温物流関連事業
冷凍車部門におきましては、当社グループ全体での受注・生産は、部材不足の影響により小型車が減少し、前年同期と比較して減少しました。物流システム部門においては、物流倉庫物件売上が前年同期を大きく上回りました。その結果、定温物流関連事業全体での売上高は、335億7百万円、前年同期比3億1千1百万円の増収(0.9%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、冷凍車の台数減や材料価格高騰の影響により、42億3千8百万円、前年同期比6億8千7百万円の減益(13.9%減)となりました。
③ その他
空調機器部門におきましては、世界的な半導体不足による受注減少の影響などから、売上・営業利益ともに前年同期を下回りました。一方、電子機器部門におきましては、タッチパネルなどの企業向け製品の売上が引き続き好調であったことから、売上、営業利益ともに前年同期を上回りました。その結果、その他の事業全体での売上高は、68億1千8百万円、前年同期比6百万円の増収(0.1%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、6億4千万円、前年同期比1億1千9百万円の減益(15.7%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間におきまして、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間におきまして、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は987百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。