四半期報告書-第82期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当期)は、5G関連市場の拡大を背景とした半導体量産用途において、アジア地域を中心に精密加工装置であるダイシングソー、グラインダともに非常に高い水準での出荷が続きました。
また、消耗品である精密加工ツールの出荷は、顧客の高い設備稼働率に加えて、新型コロナウイルスなどの影響で顧客による在庫積み増しの動きもみられたことから高水準で推移しました。
出荷が高水準で推移するなか、機械製品の検収が順調に進捗した結果、当期の売上高は832億15百万円となりました。
損益については、製品構成の変化などの影響によりGP率は低下し、販売管理費も人件費や研究開発費などで増加しましたが、売上高の水準が上昇したことにより前年同期から大幅な増益となりました。
各利益水準や収益性は以下のとおりです。
売上高 832億15百万円(前年同期比 22.6%増)
営業利益 233億59百万円(前年同期比 35.6%増) 営業利益率 28.1%
経常利益 231億25百万円(前年同期比 24.8%増) 経常利益率 27.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益 166億円(前年同期比 27.3%増) 純利益率 19.9%
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ143億98百万円増加し2,887億23百万円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金、また有形固定資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ99億70百万円増加し574億5百万円となりました。これは、主に流動負債のその他に含まれる前受金が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ44億27百万円増加し2,313億17百万円となり、自己資本比率は前期末から2.5ポイント低下の79.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、227億67百万円の収入となりました。(前年同期比 113.7%増)
これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上とその他に含まれる前受金の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3億39百万円の支出となりました。(前年同期比 97.8%減)
これは、主に桑畑工場A棟Dゾーンなどの有形固定資産の取得による支出と、定期預金の払戻による収入によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、123億30百万円の支出となりました。(前年同期比 65.4%増)
これは、主に配当金の支払額によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から104億73百万円増加して902億56百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、224億27百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、80億92百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期)は、5G関連市場の拡大を背景とした半導体量産用途において、アジア地域を中心に精密加工装置であるダイシングソー、グラインダともに非常に高い水準での出荷が続きました。
また、消耗品である精密加工ツールの出荷は、顧客の高い設備稼働率に加えて、新型コロナウイルスなどの影響で顧客による在庫積み増しの動きもみられたことから高水準で推移しました。
出荷が高水準で推移するなか、機械製品の検収が順調に進捗した結果、当期の売上高は832億15百万円となりました。
損益については、製品構成の変化などの影響によりGP率は低下し、販売管理費も人件費や研究開発費などで増加しましたが、売上高の水準が上昇したことにより前年同期から大幅な増益となりました。
各利益水準や収益性は以下のとおりです。
売上高 832億15百万円(前年同期比 22.6%増)
営業利益 233億59百万円(前年同期比 35.6%増) 営業利益率 28.1%
経常利益 231億25百万円(前年同期比 24.8%増) 経常利益率 27.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益 166億円(前年同期比 27.3%増) 純利益率 19.9%
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ143億98百万円増加し2,887億23百万円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金、また有形固定資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ99億70百万円増加し574億5百万円となりました。これは、主に流動負債のその他に含まれる前受金が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ44億27百万円増加し2,313億17百万円となり、自己資本比率は前期末から2.5ポイント低下の79.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、227億67百万円の収入となりました。(前年同期比 113.7%増)
これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上とその他に含まれる前受金の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3億39百万円の支出となりました。(前年同期比 97.8%減)
これは、主に桑畑工場A棟Dゾーンなどの有形固定資産の取得による支出と、定期預金の払戻による収入によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、123億30百万円の支出となりました。(前年同期比 65.4%増)
これは、主に配当金の支払額によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から104億73百万円増加して902億56百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、224億27百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、80億92百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。