四半期報告書-第83期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当期)の市場環境は、新型コロナウイルス感染症の影響は見られたものの、各国政府の政策などにより経済活動は正常化に向かいつつあります。また、コロナ禍における巣ごもり需要が一巡した後も、5G関連や自動車をはじめとする幅広い用途で半導体、電子部品の需要が高まりました。
このような市場環境のもと、顧客である半導体メーカの設備投資は引き続き活発な動きがみられたことから、精密加工装置であるダイシングソー、グラインダの出荷はアジア地域を中心に高い水準が継続しました。また、顧客の設備稼働率も高水準で推移したことから、消耗品である精密加工ツールの出荷額も引き続き堅調に推移しました。
こうした環境において、当社の業績は機械装置の検収が進捗した結果、売上高は大幅に増加しました。損益については、販売管理費が人件費を中心に増加しましたが、売上高の大幅な増加により、営業利益は7割増の大幅増益となりました。
以上の結果、当期の業績は以下のとおりとなり、各利益において半期ベースでの過去最高を更新しました。
売上高 1,160億82百万円(前年同期比 39.5%増)
営業利益 399億58百万円(前年同期比 71.1%増) 営業利益率 34.4%
経常利益 398億95百万円(前年同期比 72.5%増) 経常利益率 34.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 285億92百万円(前年同期比 72.2%増) 純利益率 24.6%
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ155億52百万円増加し、3,445億78百万円となりました。これは、主に棚卸資産を中心とした流動資産が増加したことや、桑畑工場A棟Dゾーンなどへの設備投資により有形固定資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ68億85百万円増加し835億59百万円となりました。これは、主に流動負債その他に含まれる契約負債が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ86億66百万円増加し2,610億18百万円となり、自己資本比率は前期末から0.9ポイント低下の75.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、318億20百万円の収入となりました。(前年同期比 39.8%増)
これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上と契約負債の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、96億71百万円の支出となりました。(前年同期比 2,748.1%増)
これは、主に桑畑工場A棟Dゾーンなどの有形固定資産の取得による支出によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、200億26百万円の支出となりました。(前年同期比 62.4%増)
これは、主に配当金の支払によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から30億75百万円増加して1,128億84百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、221億49百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、92億27百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期)の市場環境は、新型コロナウイルス感染症の影響は見られたものの、各国政府の政策などにより経済活動は正常化に向かいつつあります。また、コロナ禍における巣ごもり需要が一巡した後も、5G関連や自動車をはじめとする幅広い用途で半導体、電子部品の需要が高まりました。
このような市場環境のもと、顧客である半導体メーカの設備投資は引き続き活発な動きがみられたことから、精密加工装置であるダイシングソー、グラインダの出荷はアジア地域を中心に高い水準が継続しました。また、顧客の設備稼働率も高水準で推移したことから、消耗品である精密加工ツールの出荷額も引き続き堅調に推移しました。
こうした環境において、当社の業績は機械装置の検収が進捗した結果、売上高は大幅に増加しました。損益については、販売管理費が人件費を中心に増加しましたが、売上高の大幅な増加により、営業利益は7割増の大幅増益となりました。
以上の結果、当期の業績は以下のとおりとなり、各利益において半期ベースでの過去最高を更新しました。
売上高 1,160億82百万円(前年同期比 39.5%増)
営業利益 399億58百万円(前年同期比 71.1%増) 営業利益率 34.4%
経常利益 398億95百万円(前年同期比 72.5%増) 経常利益率 34.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 285億92百万円(前年同期比 72.2%増) 純利益率 24.6%
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ155億52百万円増加し、3,445億78百万円となりました。これは、主に棚卸資産を中心とした流動資産が増加したことや、桑畑工場A棟Dゾーンなどへの設備投資により有形固定資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ68億85百万円増加し835億59百万円となりました。これは、主に流動負債その他に含まれる契約負債が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ86億66百万円増加し2,610億18百万円となり、自己資本比率は前期末から0.9ポイント低下の75.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、318億20百万円の収入となりました。(前年同期比 39.8%増)
これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上と契約負債の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、96億71百万円の支出となりました。(前年同期比 2,748.1%増)
これは、主に桑畑工場A棟Dゾーンなどの有形固定資産の取得による支出によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、200億26百万円の支出となりました。(前年同期比 62.4%増)
これは、主に配当金の支払によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から30億75百万円増加して1,128億84百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、221億49百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、92億27百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。