半期報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間(以下、当期)は、スマートフォンやPC向け半導体の設備投資が低調な一方で、生成AI関連の需要拡大など特定の用途において積極的な設備投資の動きが見られました。このような市場環境のもと、精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移し、消耗品である精密加工ツールの出荷も顧客の設備稼働率等に連動して高水準の需要が継続しました。その結果、当期の出荷額は半期ベースで過去最高を記録しました。
売上高は機械装置の検収が進捗し大幅な増収となり、高付加価値製品の増加や為替の影響、改善活動の継続などによりGP率が大きく上昇した結果、大幅な増益となりました。
売上高 1,790億43百万円(前年同期比 41.8%増)
営業利益 759億52百万円(前年同期比 68.7%増) 営業利益率 42.4%
経常利益 750億52百万円(前年同期比 62.2%増) 経常利益率 41.9%
親会社株主に帰属する中間純利益 534億43百万円(前年同期比 63.4%増) 純利益率 29.8%
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末(以下、当期末)の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ349億40百万円増加し5,909億98百万円となりました。これは、主に現金及び預金、棚卸資産を中心とした流動資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ49億73百万円増加し1,544億70百万円となりました。これは、主に賞与引当金が減少した一方で、契約負債が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ299億67百万円増加し4,365億27百万円となり、自己資本比率は前期末から0.7ポイント増加の73.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、609億48百万円の収入となりました。(前年同期比 46.8%増)
これは、主に税金等調整前中間純利益や契約負債の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、71億14百万円の支出となりました。(前年同期比 6.7%減)
これは、主に工場設備などの有形固定資産の取得による支出によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、249億34百万円の支出となりました。(前年同期比 9.5%増)
これは、主に配当金の支払によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から280億84百万円増加して2,435億71百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、538億34百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当期において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当期におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、143億47百万円となりました。
なお、当期において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間(以下、当期)は、スマートフォンやPC向け半導体の設備投資が低調な一方で、生成AI関連の需要拡大など特定の用途において積極的な設備投資の動きが見られました。このような市場環境のもと、精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移し、消耗品である精密加工ツールの出荷も顧客の設備稼働率等に連動して高水準の需要が継続しました。その結果、当期の出荷額は半期ベースで過去最高を記録しました。
売上高は機械装置の検収が進捗し大幅な増収となり、高付加価値製品の増加や為替の影響、改善活動の継続などによりGP率が大きく上昇した結果、大幅な増益となりました。
売上高 1,790億43百万円(前年同期比 41.8%増)
営業利益 759億52百万円(前年同期比 68.7%増) 営業利益率 42.4%
経常利益 750億52百万円(前年同期比 62.2%増) 経常利益率 41.9%
親会社株主に帰属する中間純利益 534億43百万円(前年同期比 63.4%増) 純利益率 29.8%
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末(以下、当期末)の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ349億40百万円増加し5,909億98百万円となりました。これは、主に現金及び預金、棚卸資産を中心とした流動資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ49億73百万円増加し1,544億70百万円となりました。これは、主に賞与引当金が減少した一方で、契約負債が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ299億67百万円増加し4,365億27百万円となり、自己資本比率は前期末から0.7ポイント増加の73.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、609億48百万円の収入となりました。(前年同期比 46.8%増)
これは、主に税金等調整前中間純利益や契約負債の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、71億14百万円の支出となりました。(前年同期比 6.7%減)
これは、主に工場設備などの有形固定資産の取得による支出によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、249億34百万円の支出となりました。(前年同期比 9.5%増)
これは、主に配当金の支払によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から280億84百万円増加して2,435億71百万円となりました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は、538億34百万円の資金増加となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当期において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当期におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、143億47百万円となりました。
なお、当期において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。