四半期報告書-第125期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 10:16
【資料】
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【項目】
19項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、世界経済は新型コロナウイルス感染症の感染再拡大や、深刻な状況が続く米中対立等の影響を大きく受けました。一方、第2四半期連結会計期間より社会経済活動、生産活動が世界的に再開され、第3四半期連結会計期間においても回復傾向が続きました。
当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、第2四半期連結会計期間より急速に回復した自動車市場において、第3四半期連結会計期間も需要が好調に推移しました。また、ICT(情報通信技術)市場において、テレワークやオンライン授業の導入進展により、ノートパソコンやタブレット端末の需要が前年同四半期連結累計期間比で大幅に拡大しました。さらに5G(第5世代移動通信システム)向けの基地局や5Gスマートフォンの需要も堅調に推移しました。
このような経営環境の中、当社の連結業績は、売上高1,086,797百万円(前年同四半期連結累計期間1,062,663百万円、前年同四半期連結累計期間比2.3%増)、営業利益107,484百万円(同109,240百万円、同比1.6%減)、税引前四半期純利益109,358百万円(同109,824百万円、同比0.4%減)、当社株主に帰属する四半期純利益73,076百万円(同74,412百万円、同比1.8%減)、1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益578円49銭(同589円16銭)となりました。
当第3四半期連結累計期間における対米ドル及びユーロの期中平均為替レートは、106円11銭及び122円34銭と前年同四半期連結累計期間に比べ対米ドルで2.4%の円高、対ユーロで1.0%の円安となりました。これらを含め全体の為替変動により、約209億円の減収、営業利益で約46億円の減益となりました。
当社グループの事業のセグメントは、「受動部品」、「センサ応用製品」、「磁気応用製品」及び「エナジー応用製品」の4つの報告セグメントとそれらに属さない「その他」に分類されます。
受動部品セグメントは、①コンデンサ ②インダクティブデバイス ③その他受動部品 で構成され、売上高は、293,246百万円(前年同四半期連結累計期間298,489百万円、前年同四半期連結累計期間比1.8%減)となりました。
コンデンサは、セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサから構成され、売上高は、113,862百万円(同116,208百万円、同比2.0%減)となりました。セラミックコンデンサの販売は、ICT市場及び自動車市場向けが増加しましたが、産業機器市場向けが減少しました。アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサの販売は、産業機器市場及び自動車市場向けが減少しました。
インダクティブデバイスの売上高は、101,033百万円(同104,614百万円、同比3.4%減)となりました。ICT市場向けの販売が増加しましたが、自動車市場及び産業機器市場向けが減少しました。
その他受動部品は、高周波部品及び圧電材料部品・回路保護部品で構成されており、売上高は、78,351百万円(同77,667百万円、同比0.9%増)となりました。ICT市場向けの販売が増加しましたが、自動車市場向けが減少しました。
センサ応用製品セグメントは、温度・圧力センサ、磁気センサ、MEMSセンサで構成され、売上高は、57,491百万円(前年同四半期連結累計期間59,227百万円、前年同四半期連結累計期間比2.9%減)となりました。ICT市場向けの販売が増加しましたが、自動車市場及び産業機器市場向けが減少しました。
磁気応用製品セグメントは、HDD(ハードディスクドライブ)用ヘッド、HDD用サスペンション、マグネットで構成され、売上高は、144,650百万円(前年同四半期連結累計期間167,853百万円、前年同四半期連結累計期間比13.8%減)となりました。HDD用ヘッド及びHDD用サスペンションは、ICT市場向けの販売が大幅に減少しました。マグネットは主に自動車市場向けの販売が減少しました。
エナジー応用製品セグメントは、エナジーデバイス(二次電池)、電源で構成され、売上高は、552,889百万円(前年同四半期連結累計期間479,354百万円、前年同四半期連結累計期間比15.3%増)となりました。エナジーデバイスは、ICT市場及び産業機器市場向けの販売が大幅に増加しました。
4つの報告セグメントに属さないその他は、メカトロニクス(製造設備) 等で構成され、売上高は、38,521百万円(前年同四半期連結累計期間57,740百万円、前年同四半期連結累計期間比33.3%減)となりました。スマートフォン向けカメラモジュール用マイクロアクチュエータは、ICT市場向けの販売が大幅に減少しました。
2020年12月31日現在の財政状態の状況は、次のとおりであります。
2020年12月31日現在の資産は、前連結会計年度末比264,990百万円増加し、1,943,379百万円から2,208,369百万円となりました。
手元流動性(現金及び現金同等物、短期投資、有価証券)は71,513百万円増加しました。また、有形固定資産が100,176百万円、売上債権が85,164百万円、たな卸資産が19,691百万円それぞれ増加しました。
負債は、前連結会計年度末と比較して210,251百万円増加しました。長期借入債務(一年以内返済予定を含む)が82,132百万円、仕入債務が68,802百万円、未払費用等が49,828百万円それぞれ増加しました。なお、長期借入債務の増加には、2020年7月の社債発行による増加99,597百万円が含まれます。
純資産のうち株主資本は、前連結会計年度末と比較して56,416百万円増加しました。その他利益剰余金が46,606百万円増加しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得たキャッシュ・フローは、162,873百万円となり、前年同四半期連結累計期間比13,352百万円増加しました。これは主に、減価償却費の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュ・フローは、164,887百万円となり、前年同四半期連結累計期間の投資活動によって得たキャッシュ・フローとの差は176,316百万円となりました。これは主に、関連会社の売却の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって得たキャッシュ・フローは、50,205百万円となり、前年同四半期連結累計期間の財務活動に使用したキャッシュ・フローとの差は139,575百万円となりました。これは主に、社債発行に伴う調達額の増加によるものです。
これらに為替変動の影響を加味した結果、2020年12月31日現在における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して50,538百万円増加し383,255百万円となりました。
(3) 会計上の見積もり及び当該見積もりに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間における、会計上の見積もり及び当該見積もりに用いた仮定については、四半期連結財務諸表の注記事項(注1)重要な会計方針の概要(2)見積もりの使用をご参照ください。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は92,378百万円(売上高比8.5%)であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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