四半期報告書-第117期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/09 9:11
【資料】
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【項目】
14項目
文中の将来に関する事項は,当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本経済は,輸出の伸びがやや鈍化したものの,企業の設備投資は製造業の能力増強や省力化投資などの活発化により回復基調を強めるなど,緩やかな回復が続きました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの設備産業業界においては,一部の市場に停滞感があったものの,全体として需要は堅調に推移しました。
その結果,当第2四半期連結累計期間における連結売上収益は44,433百万円(前年同期比5.2%増)となり,連結営業利益は4,706百万円(前年同期比21.5%増),連結税引前四半期利益は5,126百万円(前年同期比28.3%増),親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,792百万円(前年同期比30.8%増)となりました。
その一方で,半導体製造装置メーカ各社が生産調整を実施したことに加え,米中貿易摩擦を契機に中国での設備投資全般が縮小傾向となり,受注が低調となったため,受注高は41,776百万円(前年同期比14.0%減),受注残高は19,886百万円(前年同期比5.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は45,960百万円(前年同期比6.8%増)となり,セグメント利益は3,237百万円(前年同期比14.6%増)となりました。
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は5,181百万円(前年同期比0.7%増)となり,セグメント利益は360百万円(前年同期比20.9%増)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は2,747百万円(前年同期比10.3%増)となり,セグメント利益は255百万円(前年同期比15.0%増)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司および山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司があります。セグメント売上収益は6,905百万円(前年同期比13.8%減)となり,セグメント利益は440百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。セグメント売上収益は12,202百万円(前年同期比10.9%増)となり,セグメント利益は607百万円(前年同期比56.9%増)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信機器や医療機器向けの需要は堅調でした。一方,ハイエンドサーバ向けおよびFA(ファクトリーオートメーション)向けの需要は減少しました。
その結果,売上収益は12,030百万円(前年同期比0.7%減),受注高11,967百万円(前年同期比2.1%減),受注残高3,977百万円(前年同期比7.9%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,太陽光発電市場の停滞や情報通信市場の不調で需要が低迷しました。一方,工場設備向けや公共設備向けの需要は堅調に推移しました。
その結果,売上収益は3,325百万円(前年同期比0.2%増),受注高3,657百万円(前年同期比5.8%減),受注残高2,148百万円(前年同期比21.8%減)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,射出成形機,電子部品実装機向けの需要は好調に推移したものの,半導体製造装置メーカ各社が生産調整を実施したことに加え,米中貿易摩擦を契機に中国での設備投資全般が縮小傾向となったため,受注が低調となりました。
その結果,売上収益は26,103百万円(前年同期比9.7%増),受注高23,073百万円(前年同期比22.6%減),受注残高12,164百万円(前年同期比11.0%減)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電気材料の販売は,医療・半導体関連向けの需要が堅調に推移しました。
また,太陽光発電関連の国内需要は減少しましたが,新規案件の引合いが増加しました。
鉄鋼関連事業においては,新規設備投資および老朽化した生産設備の更新工事が一部先送りとなり,補修用予備品の納入もやや減少となりました。
その結果,売上収益は2,152百万円(前年同期比10.4%増),受注高2,290百万円(前年同期比23.7%増),受注残高828百万円(前年同期比107.9%増)となりました。
⑤電気工事事業
製鉄所内における電気工事は,老朽化した電気設備の更新工事および補修工事が計画的に実施され,堅調に推移しました。一方,省エネ型照明器具への更新工事の受注はありましたが,大型の太陽光発電所建設工事の需要は大幅に減少しました。
その結果,売上収益は821百万円(前年同期比21.9%減),受注高786百万円(前年同期比5.6%減),受注残高767百万円(前年同期比54.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結累計期間における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は3,751百万円の増加,負債合計は337百万円の減少,資本合計は4,089百万円の増加となりました。
資産の主な変動要因は,棚卸資産の増加2,346百万円,有形固定資産の増加1,531百万円,営業債権及びその他の債権の減少1,125百万円によるものです。
負債の主な変動要因は,営業債務及びその他の債務の減少2,682百万円,借入金(非流動負債)の増加1,636百万円,借入金(流動負債)の増加1,354百万円によるものです。
資本の主な変動要因は,利益剰余金の増加3,652百万円,その他の資本の構成要素の増加438百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,13,029百万円となり,前連結会計年度末より152百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は,1,714百万円(前年同期間は3,162百万円の増加)となりました。税引前四半期利益5,126百万円,営業債務及びその他の債務の減少額2,143百万円,減価償却費及び償却費1,935百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は,4,226百万円(前年同期間は2,593百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出2,765百万円,無形資産の取得による支出1,246百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動による資金の増加は,2,182百万円(前年同期間は936百万円の減少)となりました。これは主に,長期借入による収入1,987百万円,短期借入金の純増額1,100百万円,配当金の支払額663百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は,1,486百万円です。

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