四半期報告書-第119期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は,当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は,新型コロナウィルスの感染拡大の影響により,厳しい状況が続きました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場であるロボット,半導体製造装置,電子部品実装機,射出成型機などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復しつつあります。
また,フィリピン政府による新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止政策による一斉休業命令により,当社グループのフィリピン工場も昨年3月中旬より5月中旬まで操業停止を余儀なくされ,第1四半期の売上減少の要因となりましたが,当該フィリピン工場は第2四半期以降,操業停止前の水準で稼働しています。
その結果,当第3四半期連結累計期間における連結売上収益は54,419百万円(前年同期比4.2%増)となり,連結営業利益は2,186百万円(前年同期比475.9%増),連結税引前四半期利益は2,008百万円(前年同期比447.1%増),親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,509百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益17百万円)となりました。
受注高は57,680百万円(前年同期比10.5%増),受注残高は20,168百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本 日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は54,788百万円(前年同期比2.5%増)となり,セグメント利益は1,069百万円(前年同期はセグメント損失551百万円)となりました。②北米 北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は7,580百万円(前年同期比27.8%増)となり,セグメント利益は442百万円(前年同期はセグメント利益23百万円)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は3,271百万円(前年同期比1.2%減)となり,セグメント利益は139百万円(前年同期比30.5%減)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。セグメント売上収益は8,950百万円(前年同期比36.9%増)となり,セグメント利益は528百万円(前年同期比352.1%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。
なお,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.においては,フィリピン政府による感染防止の政策による一斉の休業命令により,昨年3月中旬より5月中旬まで余儀なく操業停止となり,第1四半期の売上減少の要因となりました。
当該フィリピン工場は第2四半期以降,操業停止前の水準で稼働しています。
この操業停止の影響により,セグメント売上収益は15,971百万円(前年同期比13.1%増)となり,セグメント利益は50百万円(前年同期比84.3%減)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信装置,医療機器向けの需要が堅調でした。また,ロボットや半導体製造装置などのFA向けの需要が増加しました。一方,サーバ,プリンターなどのOA向けや太陽光発電装置向けの需要は低調でした。 その結果,売上収益は16,759百万円(前年同期比0.1%減),受注高17,635百万円(前年同期比8.0%増),受注残高5,552百万円(前年同期比52.6%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,第3四半期に入り,災害対策設備向けや,医療機器向けの需要が増加に転じました。一方,工場設備向け,再生可能エネルギー設備向けの需要は低調でした。 その結果,売上収益は4,949百万円(前年同期比6.8%減),受注高5,193百万円(前年同期比18.5%減),受注残高2,395百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,5G関連生産設備向けや金属加工機向けの需要が引き続き好調でした。また,第3四半期に入り,医療機器向けを始め,当社の主要販売市場であるロボット,半導体製造装置,電子部品実装機,射出成型機向けなどの需要が増加に転じました。 その結果,売上収益は28,416百万円(前年同期比17.5%増),受注高30,272百万円(前年同期比28.4%増),受注残高10,372百万円(前年同期比39.6%増)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器,および電気材料の販売は,医療機器向けの需要を中心に堅調に推移しました。また,リチウムイオン電池を搭載した防災用の無停電電源装置の需要も堅調でした。一方,太陽光発電事業向けの需要は設備投資の低迷のため,大幅に減少しました。
その結果,売上収益は3,140百万円(前年同期比30.8%減),受注高3,267百万円(前年同期比30.1%減),受注残高979百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
⑤電気工事事業
主要な取引先である鉄鋼業界向けの電気工事の需要には回復傾向が見られたものの,設備投資抑制の影響が大きく,従来の水準にまで回復するには至りませんでした。
その結果,売上収益は1,153百万円(前年同期比18.5%減),受注高1,312百万円(前年同期比5.1%増),受注残高866百万円(前年同期比42.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は4,446百万円の増加,負債合計は738百万円の増加,資本合計は3,707百万円の増加となりました。 資産の主な変動要因は,その他の金融資産(非流動資産)の増加2,302百万円,現金及び現金同等物の増加2,117百万円,棚卸資産の増加1,771百万円によるものです。 負債の主な変動要因は,借入金(流動負債)の増加4,943百万円,退職給付に係る負債の減少2,620百万円,営業債務及びその他の債務の減少2,338百万円によるものです。 資本の主な変動要因は,利益剰余金の増加2,409百万円,その他の資本の構成要素の増加1,300百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,15,760百万円となり,前連結会計年度末より2,117百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は,2,825百万円(前年同期間は5,296百万円の増加)となりました。これは主に,減価償却費及び償却費4,033百万円,棚卸資産の増加2,037百万円,税引前四半期利益2,008百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は,3,083百万円(前年同期間は4,089百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出2,024百万円,無形資産の取得による支出805百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動による資金の増加は,2,467百万円(前年同期間は166百万円の増加)となりました。これは主に,短期借入金の純増加額5,000百万円,長期借入金の返済による支出1,190百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は,2,224百万円です。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は,新型コロナウィルスの感染拡大の影響により,厳しい状況が続きました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場であるロボット,半導体製造装置,電子部品実装機,射出成型機などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復しつつあります。
また,フィリピン政府による新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止政策による一斉休業命令により,当社グループのフィリピン工場も昨年3月中旬より5月中旬まで操業停止を余儀なくされ,第1四半期の売上減少の要因となりましたが,当該フィリピン工場は第2四半期以降,操業停止前の水準で稼働しています。
その結果,当第3四半期連結累計期間における連結売上収益は54,419百万円(前年同期比4.2%増)となり,連結営業利益は2,186百万円(前年同期比475.9%増),連結税引前四半期利益は2,008百万円(前年同期比447.1%増),親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,509百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益17百万円)となりました。
受注高は57,680百万円(前年同期比10.5%増),受注残高は20,168百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本 日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は54,788百万円(前年同期比2.5%増)となり,セグメント利益は1,069百万円(前年同期はセグメント損失551百万円)となりました。②北米 北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は7,580百万円(前年同期比27.8%増)となり,セグメント利益は442百万円(前年同期はセグメント利益23百万円)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は3,271百万円(前年同期比1.2%減)となり,セグメント利益は139百万円(前年同期比30.5%減)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。セグメント売上収益は8,950百万円(前年同期比36.9%増)となり,セグメント利益は528百万円(前年同期比352.1%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。
なお,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.においては,フィリピン政府による感染防止の政策による一斉の休業命令により,昨年3月中旬より5月中旬まで余儀なく操業停止となり,第1四半期の売上減少の要因となりました。
当該フィリピン工場は第2四半期以降,操業停止前の水準で稼働しています。
この操業停止の影響により,セグメント売上収益は15,971百万円(前年同期比13.1%増)となり,セグメント利益は50百万円(前年同期比84.3%減)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信装置,医療機器向けの需要が堅調でした。また,ロボットや半導体製造装置などのFA向けの需要が増加しました。一方,サーバ,プリンターなどのOA向けや太陽光発電装置向けの需要は低調でした。 その結果,売上収益は16,759百万円(前年同期比0.1%減),受注高17,635百万円(前年同期比8.0%増),受注残高5,552百万円(前年同期比52.6%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,第3四半期に入り,災害対策設備向けや,医療機器向けの需要が増加に転じました。一方,工場設備向け,再生可能エネルギー設備向けの需要は低調でした。 その結果,売上収益は4,949百万円(前年同期比6.8%減),受注高5,193百万円(前年同期比18.5%減),受注残高2,395百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,5G関連生産設備向けや金属加工機向けの需要が引き続き好調でした。また,第3四半期に入り,医療機器向けを始め,当社の主要販売市場であるロボット,半導体製造装置,電子部品実装機,射出成型機向けなどの需要が増加に転じました。 その結果,売上収益は28,416百万円(前年同期比17.5%増),受注高30,272百万円(前年同期比28.4%増),受注残高10,372百万円(前年同期比39.6%増)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器,および電気材料の販売は,医療機器向けの需要を中心に堅調に推移しました。また,リチウムイオン電池を搭載した防災用の無停電電源装置の需要も堅調でした。一方,太陽光発電事業向けの需要は設備投資の低迷のため,大幅に減少しました。
その結果,売上収益は3,140百万円(前年同期比30.8%減),受注高3,267百万円(前年同期比30.1%減),受注残高979百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
⑤電気工事事業
主要な取引先である鉄鋼業界向けの電気工事の需要には回復傾向が見られたものの,設備投資抑制の影響が大きく,従来の水準にまで回復するには至りませんでした。
その結果,売上収益は1,153百万円(前年同期比18.5%減),受注高1,312百万円(前年同期比5.1%増),受注残高866百万円(前年同期比42.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は4,446百万円の増加,負債合計は738百万円の増加,資本合計は3,707百万円の増加となりました。 資産の主な変動要因は,その他の金融資産(非流動資産)の増加2,302百万円,現金及び現金同等物の増加2,117百万円,棚卸資産の増加1,771百万円によるものです。 負債の主な変動要因は,借入金(流動負債)の増加4,943百万円,退職給付に係る負債の減少2,620百万円,営業債務及びその他の債務の減少2,338百万円によるものです。 資本の主な変動要因は,利益剰余金の増加2,409百万円,その他の資本の構成要素の増加1,300百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,15,760百万円となり,前連結会計年度末より2,117百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は,2,825百万円(前年同期間は5,296百万円の増加)となりました。これは主に,減価償却費及び償却費4,033百万円,棚卸資産の増加2,037百万円,税引前四半期利益2,008百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は,3,083百万円(前年同期間は4,089百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出2,024百万円,無形資産の取得による支出805百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動による資金の増加は,2,467百万円(前年同期間は166百万円の増加)となりました。これは主に,短期借入金の純増加額5,000百万円,長期借入金の返済による支出1,190百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は,2,224百万円です。