四半期報告書-第117期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/08 9:14
【資料】
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【項目】
14項目
文中の将来に関する事項は,当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済は,製造業の能力増強や省力化投資などにより緩やかな回復基調が続いていますが,米中貿易摩擦の影響で設備投資関連の輸出が減速しました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの設備産業業界においても,需要が減少しました。
その結果,当第3四半期連結累計期間における連結売上収益は65,147百万円(前年同期比0.1%減)となり,連結営業利益は6,110百万円(前年同期比2.5%増),連結税引前四半期利益は6,425百万円(前年同期比4.5%増),親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,702百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
受注高は60,160百万円(前年同期比16.9%減),受注残高は17,556百万円(前年同期比19.6%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は67,419百万円(前年同期比1.3%増)となり,セグメント利益は4,169百万円(前年同期比5.6%減)となりました。
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は7,568百万円(前年同期比2.6%増)となり,セグメント利益は457百万円(前年同期比104.0%増)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は4,175百万円(前年同期比9.3%増)となり,セグメント利益は370百万円(前年同期比28.1%増)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司および山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司があります。セグメント売上収益は9,371百万円(前年同期比22.1%減)となり,セグメント利益は494百万円(前年同期比8.8%減)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。セグメント売上収益は17,290百万円(前年同期比4.3%増)となり,セグメント利益は751百万円(前年同期比37.2%増)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信機器や医療機器向けの需要は堅調でした。一方,ハイエンドサーバ向けおよび太陽光発電向けの需要は減少しました。
その結果,売上収益は17,852百万円(前年同期比1.2%減),受注高17,697百万円(前年同期比2.7%減),受注残高3,886百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,工場設備向けや病院設備向けの需要は堅調に推移したものの,太陽光発電市場や情報通信市場の不調で需要が低迷しました。
その結果,売上収益は5,374百万円(前年同期比2.7%減),受注高5,572百万円(前年同期比5.1%減),受注残高2,013百万円(前年同期比20.5%減)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,射出成形機,電子部品実装機向けの需要は堅調に推移したものの,半導体製造装置メーカ各社の生産調整が長期化したことに加え,米中貿易摩擦による中国での設備投資が落ち込み,受注が大きく減少しました。
その結果,売上収益は37,407百万円(前年同期比0.8%増),受注高32,208百万円(前年同期比26.9%減),受注残高9,995百万円(前年同期比31.6%減)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電気材料の販売は,医療・半導体関連向けの需要が依然堅調に推移しました。
また,太陽光発電関連の国内需要は減少しましたが,海外向けの需要は増加しました。
鉄鋼関連事業においては,新規設備投資および老朽化した生産設備の更新工事の一部が延期されたものの,補修用予備品の納入は,回復基調となりました。
その結果,売上収益は3,216百万円(前年同期比9.9%増),受注高3,517百万円(前年同期比23.3%増),受注残高992百万円(前年同期比135.1%増)となりました。
⑤電気工事事業
製鉄所内における電気工事は,老朽化した電気設備の更新および補修工事が計画的に実施され,堅調に推移しました。一方,バイオマス発電設備電気工事や大型の太陽光発電電気工事の需要はあるものの当期中の受注までには至らず低調に推移しました。
その結果,売上収益は1,296百万円(前年同期比17.8%減),受注高1,163百万円(前年同期比17.3%減),受注残高669百万円(前年同期比22.4%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結累計期間における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は1,119百万円の増加,負債合計は237百万円の減少,資本合計は1,356百万円の増加となりました。
資産の主な変動要因は,棚卸資産の増加2,589百万円,営業債権及びその他の債権の減少2,573百万円,有形固定資産の増加2,159百万円によるものです。
負債の主な変動要因は,営業債務及びその他の債務の減少6,343百万円,借入金の増加4,405百万円,借入金(非流動負債)の増加2,328百万円によるものです。
資本の主な変動要因は,利益剰余金の増加2,629百万円,その他の資本の構成要素の減少1,270百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,12,926百万円となり,前連結会計年度末より255百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は,1,332百万円(前年同期間は4,929百万円の増加)となりました。これは主に,税引前四半期利益6,425百万円,営業債務及びその他の債務の減少額5,004百万円,減価償却費及び償却費3,026百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は,6,765百万円(前年同期間は5,369百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出4,901百万円,無形資産の取得による支出1,766百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動による資金の増加は,5,264百万円(前年同期間は553百万円の減少)となりました。これは主に,短期借入金の純増額3,951百万円,長期借入による収入2,987百万円,配当金の支払額1,329百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は,2,239百万円です。

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