四半期報告書-第119期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は,当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大し,急速に悪化しました。また,日本経済も,新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による輸出の急激な減少,企業収益の悪化にともなう設備投資の落ち込みなどにより大きく悪化しました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場であるロボット・半導体製造装置などの設備産業業界においては,通信機器向けや医療機器向けの需要は好調でしたが,全体としての需要は低調でした。加えて,新型コロナウイルス感染症の感染防止を目的としたフィリピン政府の休業命令により,前連結会計年度末の2020年3月中旬から当連結会計年度の2020年5月中旬までSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.の操業を停止したため,生産活動に遅れが生じました。 その結果,当第1四半期連結累計期間における連結売上収益は13,926百万円(前年同期比18.3%減)となり,連結営業損失は632百万円(前年同期は連結営業利益40百万円),連結税引前四半期損失は635百万円(前年同期は連結税引前四半期損失30百万円),親会社の所有者に帰属する四半期損失は662百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失169百万円)となりました。
受注高は17,758百万円(前年同期比8.2%増),受注残高は20,738百万円(前年同期比38.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は14,198百万円(前年同期比18.7%減)となり,セグメント損失は445百万円(前年同期はセグメント損失387百万円)となりました
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は1,643百万円(前年同期比11.5%減)となり,セグメント損失は13百万円(前年同期はセグメント損失39百万円)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は744百万円(前年同期比40.1%減)となり,セグメント損失は16百万円(前年同期はセグメント利益88百万円)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。セグメント売上収益は2,265百万円(前年同期比3.3%増)となり,セグメント利益は82百万円(前年同期比115.8%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。
なお,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.においては,新型コロナウイルス感染症の感染防止を目的としたフィリピン政府の休業命令により,前連結会計年度末の2020年3月中旬から工場の操業を停止してきましたが,当連結会計年度の2020年5月18日より生産活動を再開しました。これにともない,セグメント売上収益は2,601百万円(前年同期比45.7%減)となり,セグメント損失は353百万円(前年同期はセグメント利益92百万円)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信装置,電源装置,医療機器向けの需要が増加しました。また,半導体製造装置やロボット等のファクトリーオートメーション向けの需要は堅調でした。一方,太陽光発電装置やオフィスオートメーション向けの需要は停滞しました。
さらに,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.において,前述のとおり2020年3月中旬から5月中旬まで操業を停止していたため,この事業部の業績は大きく落ち込みました。
その結果,売上収益は3,295百万円(前年同期比37.2%減),受注高6,140百万円(前年同期比16.2%増),受注残高7,521百万円(前年同期比82.4%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,社会インフラ,産業設備および,情報通信向けなどの需要が低調でした。また,お客様の工期の延期も重なり,受注が大幅に落ち込みました。 その結果,売上収益は1,078百万円(前年同期比24.6%減),受注高1,468百万円(前年同期比20.4%減),受注残高2,542百万円(前年同期比13.2%増)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,中国の5G向けの需要増加を背景に,電子部品実装機および,金属加工 機向けの需要が増加に転じました。また,半導体製造装置やウェハ搬送ロボット向けの需要は堅調に推移しました。
一方,工作機械や溶接ロボット,射出成形機向けの需要は引き続き低調でした。
その結果,売上収益は8,147百万円(前年同期比4.2%減),受注高8,344百万円(前年同期比15.3%増),受注残高8,713百万円(前年同期比28.8%増)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電気材料は,医療機器業界向けの需要が好調に推移しました。また,防災用のリチウムイオン電池を搭載した無停電電源装置の需要も堅調に推移しました。
一方,太陽光発電事業は生産縮小の影響が大きく,需要は大幅に減少しました。
その結果,売上収益は1,045百万円(前年同期比28.6%減),受注高1,255百万円(前年同期比20.8%減),受注残高1,063百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
⑤電気工事事業
電気工事事業は,鉄鋼市場の悪化により需要は低迷しました。また,設備投資削減及び補修費削減にともない,引合いも減少しました。
一方,再生エネルギー向けの需要は堅調に推移しました。
その結果,売上収益は360百万円(前年同期比11.3%減),受注高548百万円(前年同期比20.4%増),受注残高896百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期末における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は2,697百万円の増加,負債合計は2,379百万円の増加,資本合計は318百万円の増加となりました。
資産の主な変動要因は,現金及び現金同等物の増加5,544百万円,営業債権及びその他の債権の減少4,705百万円,棚卸資産の増加1,760百万円によるものです。 負債の主な変動要因は,借入金(流動負債)の増加4,987百万円,営業債務及びその他の債務の減少1,433百万円,退職給付に係る負債の減少1,202百万円によるものです。 資本の主な変動要因は,その他の資本の構成要素の増加634百万円,利益剰余金の減少314百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末における現金及び現金同等物(以下,「資金」という。)は,19,186百万円となり,前連結会計年度末より5,544百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の営業活動による資金の増加は,2,520百万円(前年同期間は2,039百万円の増加)となりました。これは主に,営業債権及びその他の債権の減少額4,299百万円,棚卸資産の増加額1,815百万円,減価償却費及び償却費1,313百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の投資活動による資金の減少は,900百万円(前年同期間は1,867百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出587百万円,無形資産の取得による支出250百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の財務活動による資金の増加は,3,974百万円(前年同期間は792百万円の増加)となりました。これは主に,短期借入金の純増減額5,000百万円,配当金の支払額485百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第1四半期におけるグループ全体の研究開発費は,776百万円です。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大し,急速に悪化しました。また,日本経済も,新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による輸出の急激な減少,企業収益の悪化にともなう設備投資の落ち込みなどにより大きく悪化しました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場であるロボット・半導体製造装置などの設備産業業界においては,通信機器向けや医療機器向けの需要は好調でしたが,全体としての需要は低調でした。加えて,新型コロナウイルス感染症の感染防止を目的としたフィリピン政府の休業命令により,前連結会計年度末の2020年3月中旬から当連結会計年度の2020年5月中旬までSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.の操業を停止したため,生産活動に遅れが生じました。 その結果,当第1四半期連結累計期間における連結売上収益は13,926百万円(前年同期比18.3%減)となり,連結営業損失は632百万円(前年同期は連結営業利益40百万円),連結税引前四半期損失は635百万円(前年同期は連結税引前四半期損失30百万円),親会社の所有者に帰属する四半期損失は662百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失169百万円)となりました。
受注高は17,758百万円(前年同期比8.2%増),受注残高は20,738百万円(前年同期比38.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上収益は14,198百万円(前年同期比18.7%減)となり,セグメント損失は445百万円(前年同期はセグメント損失387百万円)となりました
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は1,643百万円(前年同期比11.5%減)となり,セグメント損失は13百万円(前年同期はセグメント損失39百万円)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は744百万円(前年同期比40.1%減)となり,セグメント損失は16百万円(前年同期はセグメント利益88百万円)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。セグメント売上収益は2,265百万円(前年同期比3.3%増)となり,セグメント利益は82百万円(前年同期比115.8%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。
なお,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.においては,新型コロナウイルス感染症の感染防止を目的としたフィリピン政府の休業命令により,前連結会計年度末の2020年3月中旬から工場の操業を停止してきましたが,当連結会計年度の2020年5月18日より生産活動を再開しました。これにともない,セグメント売上収益は2,601百万円(前年同期比45.7%減)となり,セグメント損失は353百万円(前年同期はセグメント利益92百万円)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,通信装置,電源装置,医療機器向けの需要が増加しました。また,半導体製造装置やロボット等のファクトリーオートメーション向けの需要は堅調でした。一方,太陽光発電装置やオフィスオートメーション向けの需要は停滞しました。
さらに,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.において,前述のとおり2020年3月中旬から5月中旬まで操業を停止していたため,この事業部の業績は大きく落ち込みました。
その結果,売上収益は3,295百万円(前年同期比37.2%減),受注高6,140百万円(前年同期比16.2%増),受注残高7,521百万円(前年同期比82.4%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,社会インフラ,産業設備および,情報通信向けなどの需要が低調でした。また,お客様の工期の延期も重なり,受注が大幅に落ち込みました。 その結果,売上収益は1,078百万円(前年同期比24.6%減),受注高1,468百万円(前年同期比20.4%減),受注残高2,542百万円(前年同期比13.2%増)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,中国の5G向けの需要増加を背景に,電子部品実装機および,金属加工 機向けの需要が増加に転じました。また,半導体製造装置やウェハ搬送ロボット向けの需要は堅調に推移しました。
一方,工作機械や溶接ロボット,射出成形機向けの需要は引き続き低調でした。
その結果,売上収益は8,147百万円(前年同期比4.2%減),受注高8,344百万円(前年同期比15.3%増),受注残高8,713百万円(前年同期比28.8%増)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電気材料は,医療機器業界向けの需要が好調に推移しました。また,防災用のリチウムイオン電池を搭載した無停電電源装置の需要も堅調に推移しました。
一方,太陽光発電事業は生産縮小の影響が大きく,需要は大幅に減少しました。
その結果,売上収益は1,045百万円(前年同期比28.6%減),受注高1,255百万円(前年同期比20.8%減),受注残高1,063百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
⑤電気工事事業
電気工事事業は,鉄鋼市場の悪化により需要は低迷しました。また,設備投資削減及び補修費削減にともない,引合いも減少しました。
一方,再生エネルギー向けの需要は堅調に推移しました。
その結果,売上収益は360百万円(前年同期比11.3%減),受注高548百万円(前年同期比20.4%増),受注残高896百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期末における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,資産合計は2,697百万円の増加,負債合計は2,379百万円の増加,資本合計は318百万円の増加となりました。
資産の主な変動要因は,現金及び現金同等物の増加5,544百万円,営業債権及びその他の債権の減少4,705百万円,棚卸資産の増加1,760百万円によるものです。 負債の主な変動要因は,借入金(流動負債)の増加4,987百万円,営業債務及びその他の債務の減少1,433百万円,退職給付に係る負債の減少1,202百万円によるものです。 資本の主な変動要因は,その他の資本の構成要素の増加634百万円,利益剰余金の減少314百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末における現金及び現金同等物(以下,「資金」という。)は,19,186百万円となり,前連結会計年度末より5,544百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の営業活動による資金の増加は,2,520百万円(前年同期間は2,039百万円の増加)となりました。これは主に,営業債権及びその他の債権の減少額4,299百万円,棚卸資産の増加額1,815百万円,減価償却費及び償却費1,313百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の投資活動による資金の減少は,900百万円(前年同期間は1,867百万円の減少)となりました。これは主に,有形固定資産の取得による支出587百万円,無形資産の取得による支出250百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期の財務活動による資金の増加は,3,974百万円(前年同期間は792百万円の増加)となりました。これは主に,短期借入金の純増減額5,000百万円,配当金の支払額485百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
無形資産に計上された開発費を含む当第1四半期におけるグループ全体の研究開発費は,776百万円です。