四半期報告書-第64期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
当四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績(以下「経営成績等」という)及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
総資産は、前連結会計年度末に比べ351百万円増加し11,757百万円となりました。流動資産は610百万円増加し6,230百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が935百万円、その他に含まれる未収入金が90百万円増加しましたが、売上債権が392百万円減少したことによるものであります。現金及び預金の増加は、新型コロナの影響で資金繰りが圧迫される可能性があったため、当社グループで新型コロナウイルス感染症特別借入枠を使い資金を調達したことによるものであります。固定資産は、258百万円減少し5,527百万円となりました。有形固定資産が106百万円、その他に含まれる長期未収入金が104百万円減少したことによるものであります。主に有形固定資産の減少は機械装置の減価償却が進んだためであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ592百万円増加し8,028百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べて25百万円減少し4,141百万円となりました。主な要因は、短期有利子負債は150万円増加しましたが、支払債務が203百万円減少したためであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて617百万円増加し3,887百万円となりました。主な要因は長期借入金が546百万円、その他に含まれる長期のリース債務が236百万円増加しましたが、退職給付に係る負債が146百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて240百万円減少し3,728百万円となりました。主に配当に伴う利益剰余金46百万円の減少と、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上220百万円によるものです。
(経営成績)
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナにより、経済活動が停滞し、大幅な減速状態となりました。中国では持ち直しの動きがあるものの、新興国では大幅に景気が減速、欧米先進国では第二波への警戒感があり、回復ペースは緩やかなものになっております。日本経済は、同じく新型コロナにより緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛により個人消費が大きく減少すると同時に、欧米での経済活動の停滞を背景に外需も大幅に減少しました。当社グループの属する電子部品業界は、一部にテレワーク拡大による需要増はあったものの、車載向け電子部品が大きく減少し、グローバル経済の減速の影響で全体的に需要が減少しました。
このような情勢下、当社グループは需要の減少から、生産部門も生産調整を強いられました。特に車載用電装部品については大幅な減少が続き売上高は3,386百万円(前年同四半期比28.3%減)となりました。
利益面では、生産減少に伴い一部を休業にするなど固定費削減に努めましたが、減価償却負担など急激に減少させることが困難である諸経費など稼働率の低下から生産工場の損益が悪化したため、営業損失は124百万円(前年同四半期は43百万円の利益)となりました。また、補助金収入が15百万円ありましたが、為替差損30百万円及び、製品補償損失23百万円を計上したため経常損失は158百万円(前年同四半期は54百万円の損失)となり、新型コロナの生産減に対する臨時休業等による損失68百万円、それに対応する助成金等収入71百万円をそれぞれ計上し、法人税等調整額を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は220百万円(前年同四半期は34百万円の損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(イ)可変抵抗器
一部製品の値上げ効果と通信・中国電源市場が回復基調で販売を伸ばしたましたが、日本国内の販売においては設備投資関連がいまだ不調であり、売上高は1,540百万円(前年同四半期比4.3%減)となりました。生産が減少し生産効率が悪くなったため、セグメント利益は、204百万円(前年同四半期比12.8%減)となりました。
(ロ)車載用電装部品
新型コロナの影響で車載用新製品のほぼすべてが大きく落ち込み、さらに昨年好調であった中国市場の排ガス規制に対応した製品も一服したため、売上高は1,757百万円(前年同四半期比41.7%減)となりました。工場休業等で固定費削減に努めましたが減価償却等その他の固定費負担が重くセグメント利益は減収の影響で3百万円の損失(前年同期比は97百万円の利益)となりました。
(ハ)その他
その他部門の売上は、大型設備投資の一巡から設備販売が減少し88百万円(前年同四半期比12.1%減)となりました。セグメント損失は減収の影響で16百万円(前年同四半期17百万の利益)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、942百万円増加し、2,397百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは206百万円の資金の増加(前年同四半期は33百万円の増加)となりました。
主な増加要因は減価償却費279百万円、売上債権の減少額395百万円によるものであります。主な減少要因は税金等調整前四半期純損失155百万円、仕入債務の減少額212百万円、退職給付に係る負債の減少146百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは146百万円の資金の減少(前年同四半期は400百万円の減少)となりました。
主な減少要因は有形固定資産の取得142百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは879百万円の資金の増加(前年同四半期は46百万円の減少)となりました。
主な増加要因は長期借入金による収入920百万円、セール・アンド・リースバックによる収入375百万円によるものであります。主な減少要因は長期借入金の返済399百万円によるものであります。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
積極的な設備投資は今後も継続する予定でありますが、大型設備投資がある程度完了したため、現在計画されている設備投資は、減価償却の範囲を大きく逸脱することはないものと考えております。また新型コロナの影響による運転資金の不足に対しては新型コロナウイルス感染症特別借入枠の利用を中心に運転資金を確保しています。また、当面の間、増資等の予定はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は151百万円であります。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、著しい変動はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間における生産実績及び販売実績は「第2 事業の概況 2 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの情報の分析」に記載のとおり、新型コロナの影響により減少しております。
(8) 主要な設備
①当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の計画はありません。
②前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
総資産は、前連結会計年度末に比べ351百万円増加し11,757百万円となりました。流動資産は610百万円増加し6,230百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が935百万円、その他に含まれる未収入金が90百万円増加しましたが、売上債権が392百万円減少したことによるものであります。現金及び預金の増加は、新型コロナの影響で資金繰りが圧迫される可能性があったため、当社グループで新型コロナウイルス感染症特別借入枠を使い資金を調達したことによるものであります。固定資産は、258百万円減少し5,527百万円となりました。有形固定資産が106百万円、その他に含まれる長期未収入金が104百万円減少したことによるものであります。主に有形固定資産の減少は機械装置の減価償却が進んだためであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ592百万円増加し8,028百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べて25百万円減少し4,141百万円となりました。主な要因は、短期有利子負債は150万円増加しましたが、支払債務が203百万円減少したためであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて617百万円増加し3,887百万円となりました。主な要因は長期借入金が546百万円、その他に含まれる長期のリース債務が236百万円増加しましたが、退職給付に係る負債が146百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて240百万円減少し3,728百万円となりました。主に配当に伴う利益剰余金46百万円の減少と、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上220百万円によるものです。
(経営成績)
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナにより、経済活動が停滞し、大幅な減速状態となりました。中国では持ち直しの動きがあるものの、新興国では大幅に景気が減速、欧米先進国では第二波への警戒感があり、回復ペースは緩やかなものになっております。日本経済は、同じく新型コロナにより緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛により個人消費が大きく減少すると同時に、欧米での経済活動の停滞を背景に外需も大幅に減少しました。当社グループの属する電子部品業界は、一部にテレワーク拡大による需要増はあったものの、車載向け電子部品が大きく減少し、グローバル経済の減速の影響で全体的に需要が減少しました。
このような情勢下、当社グループは需要の減少から、生産部門も生産調整を強いられました。特に車載用電装部品については大幅な減少が続き売上高は3,386百万円(前年同四半期比28.3%減)となりました。
利益面では、生産減少に伴い一部を休業にするなど固定費削減に努めましたが、減価償却負担など急激に減少させることが困難である諸経費など稼働率の低下から生産工場の損益が悪化したため、営業損失は124百万円(前年同四半期は43百万円の利益)となりました。また、補助金収入が15百万円ありましたが、為替差損30百万円及び、製品補償損失23百万円を計上したため経常損失は158百万円(前年同四半期は54百万円の損失)となり、新型コロナの生産減に対する臨時休業等による損失68百万円、それに対応する助成金等収入71百万円をそれぞれ計上し、法人税等調整額を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は220百万円(前年同四半期は34百万円の損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(イ)可変抵抗器
一部製品の値上げ効果と通信・中国電源市場が回復基調で販売を伸ばしたましたが、日本国内の販売においては設備投資関連がいまだ不調であり、売上高は1,540百万円(前年同四半期比4.3%減)となりました。生産が減少し生産効率が悪くなったため、セグメント利益は、204百万円(前年同四半期比12.8%減)となりました。
(ロ)車載用電装部品
新型コロナの影響で車載用新製品のほぼすべてが大きく落ち込み、さらに昨年好調であった中国市場の排ガス規制に対応した製品も一服したため、売上高は1,757百万円(前年同四半期比41.7%減)となりました。工場休業等で固定費削減に努めましたが減価償却等その他の固定費負担が重くセグメント利益は減収の影響で3百万円の損失(前年同期比は97百万円の利益)となりました。
(ハ)その他
その他部門の売上は、大型設備投資の一巡から設備販売が減少し88百万円(前年同四半期比12.1%減)となりました。セグメント損失は減収の影響で16百万円(前年同四半期17百万の利益)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、942百万円増加し、2,397百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは206百万円の資金の増加(前年同四半期は33百万円の増加)となりました。
主な増加要因は減価償却費279百万円、売上債権の減少額395百万円によるものであります。主な減少要因は税金等調整前四半期純損失155百万円、仕入債務の減少額212百万円、退職給付に係る負債の減少146百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは146百万円の資金の減少(前年同四半期は400百万円の減少)となりました。
主な減少要因は有形固定資産の取得142百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは879百万円の資金の増加(前年同四半期は46百万円の減少)となりました。
主な増加要因は長期借入金による収入920百万円、セール・アンド・リースバックによる収入375百万円によるものであります。主な減少要因は長期借入金の返済399百万円によるものであります。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
積極的な設備投資は今後も継続する予定でありますが、大型設備投資がある程度完了したため、現在計画されている設備投資は、減価償却の範囲を大きく逸脱することはないものと考えております。また新型コロナの影響による運転資金の不足に対しては新型コロナウイルス感染症特別借入枠の利用を中心に運転資金を確保しています。また、当面の間、増資等の予定はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は151百万円であります。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、著しい変動はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間における生産実績及び販売実績は「第2 事業の概況 2 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの情報の分析」に記載のとおり、新型コロナの影響により減少しております。
(8) 主要な設備
①当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の計画はありません。
②前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの 名称 | 設備の内容 | 総投資額 (百万円) | 完了年月 |
| 東京コスモス電機㈱ | 本社 (神奈川県座間市) | ― | 全社基幹システム | 320 | 2020年5月 |