四半期報告書-第54期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/01 9:11
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費は雇用及び所得環境の改善が続き堅調に推移し、生産合理化や老朽設備の更新を目的として設備投資も緩やかな増加基調を維持していますが、米中貿易摩擦に代表される世界経済の動向の不透明感から全体の景況感は停滞しています。
海外における経済的及び地政学的な諸問題は依然として不安定な状況にあり、急激な変動のリスクを孕んでおり引き続き注視が必要です。
当社グループの属する電子部品業界におきましては、中長期的には市場規模は堅調に推移する予測ではありますが、足元においては世界経済の不透明感に起因する一時的な停滞局面にあります。
このような状況下、当社グループは従前以上の品質改善と製造コスト低減を目的とした製造工程の自動化及び効率化を組織的に推進し、新たな顧客の開拓を積極的に行うことで売上及び収益力の最大化に努めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億5千2百万円減少し、231億4千5百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億8千万円減少し、81億4千7百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7千1百万円減少し、149億9千8百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は111億2百万円(前年同四半期比9.3%増)、営業利益は5億7百万円(同6.7%減)となりました。経常利益は5億1百万円(同23.4%減)となりましたが、これは為替変動の影響及び前期は関連会社からの受取配当金の計上があったためです。親会社株主に帰属する四半期純利益は3億5千8百万円(同31.2%減)となりましたが、これは前期は投資有価証券売却益の計上があったためです。
製品群別の業績は、次のとおりであります。
① IC・トランジスタ用リードフレーム
当製品群は、自動車向け、民生用機器向けが主なものであります。自動車向け部品の需要が引き続き堅調に推移しました。その結果、当製品群の売上高は37億6千万円(前年同四半期比1.1%増)となりました。
② オプト用リードフレーム
当製品群は、LED用リードフレームが主なものであります。前年に好調でありました自動車向け部品や、大型ディスプレイ及びアドバタイズメント等の設備向け部品が、昨年末以降に在庫調整局面に転じました。その結果、当製品群の売上高は13億4千万円(同15.8%減)となりました。
③ コネクタ用部品
当製品群は、自動車向け、モバイル端末向けが主なものであります。自動車向け部品は堅調に推移したほか、ウェアラブル端末向け等の新たな需要の増加が見られました。その結果、当製品群の売上高は56億4千3百万円(同28.1%増)となりました。
④ その他
その他の製品群としては、リレー用部品が主なものであります。当製品群の売上高は3億5千8百万円(同17.6%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結会計期間末に比べ9億2千2百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には28億5千3百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は6億3千1百万円(前年同四半期は1億9千3百万円の取得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益4億7千5百万円の計上及び減価償却費8億5千2百万円による資金の増加、仕入債務の減少5億1千8百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は6億8千4百万円(前年同四半期は6千7百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出6億6千8百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は8千9百万円(前年同四半期は4億3千6百万円の使用)となりました。これは主に長期借入による収入5億円による資金の増加、配当金2億3千8百万円の支払による資金の減少によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4千万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数(パートタイマー及び人材会社からの派遣社員等の臨時雇用者を含む。)が200人減少し、1,690人となりました。これは、主に連結子会社であるENOMOTO PHILIPPINE MANUFACTURING Inc.において業務の合理化を実施したことにより臨時雇用者が214人減少したことによるものであります。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループを取り巻く事業環境は、海外におきましては米中貿易摩擦の影響による世界的な不透明感が色濃く、国内におきましても日韓関係の諸問題により一部半導体関連品目に影響が出ておりますが、中長期的に市場が成長を継続するという予測であることは変わりません。
現在、リードフレームの自動車向け部品は安定的な需要を維持している一方で、民生用トランジスタ向け部品は成長に一服感が表出しており従前以上の注視が必要です。
コネクタ用部品は、自動車向け部品が引き続き堅調な需要を維持する見通しです。また、モバイル端末向けの需要は、スマートフォン向け部品については拡大局面にはありませんが一定量の買い替え需要が見込まれ、ウェアラブル端末向け部品等の成長も期待されます。
このような環境下、当社グループは当社の強みである金属と樹脂の精密複合加工技術をベースとして過去の枠組みにとらわれない新たな顧客の開拓を積極的に行い、全社一丸となって売上及び収益力の更なる向上に努めて参ります。

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