四半期報告書-第56期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/05 10:24
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響から景気の回復は鈍化しました。また、度々の緊急事態宣言の発令により個人消費も低調な推移となりました。
当社グループの属する電子部品業界におきましては、世界経済の回復と市場の拡大による中長期的な高水準の需要推移が予測されており、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症拡大の影響による部品供給不足から自動車関連を中心に生産調整が発生するなど不安定な情勢下においても在庫の確保を急ぐ動きが発注の前倒しに繋がったことなどから、全体として好調を維持しました。
このような状況下、当社グループは更なる品質の改善と製造工程の自動化・効率化による製造コスト低減を組織的に推進し、売上及び収益力の向上に努めて参りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ31億4千3百万円増加し、287億2千1百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ20億4千6百万円増加し、108億8千4百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億9千7百万円増加し、178億3千6百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は137億1千4百万円(前年同四半期比31.0%増)、営業利益は11億5千1百万円(同156.9%増)となりました。経常利益は11億6千6百万円(同153.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億4千8百万円(同155.3%増)となりました。
製品群別の業績は、次のとおりであります。
① IC・トランジスタ用リードフレーム
当製品群は自動車向け、産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものであります。昨年後半から需要は回復基調に転じ、その後も高い水準を維持しております。その結果、当製品群の売上高は46億9千万円(前年同期比44.2%増)となりました。
② オプト用リードフレーム
当製品群は、LED用リードフレームが主なものであります。海外の交通インフラ向けやアドバタイズメント用途の屋外ディスプレイ向けなどを中心に増加しました。その結果、当製品群の売上高は18億9千1百万円(同46.0%増)となりました。
③ コネクタ用部品
当製品群は、自動車向け、モバイル端末向けが主なものであります。昨年後半からの自動車向け部品の需要回復のほか、スマートフォン向け部品の需要も堅調に推移しました。その結果、当製品群の売上高は67億6千1百万円(同21.0%増)となりました。
④ その他
その他の製品群としては、リレー用部品が主なものであります。当製品群の売上高は3億7千1百万円(同11.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結会計期間末に比べ15億1千9百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には42億9千2百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は18億1千5百万円(前年同四半期は3億7千万円の取得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益11億5千9百万円の計上及び仕入債務の増加12億3千5百万円による資金の増加、売上債権の増加10億2千4百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は12億1千2百万円(前年同四半期は7億7千5百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出12億3千万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は2億6百万円(前年同四半期は1億2千8百万円の使用)となりました。これは主に長期借入による収入5億円による資金の増加及び配当金2億7千2百万円の支払による資金の減少によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4千9百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大への不安が残りながらも、経済活動は世界的なワクチン接種の進行などに伴う正常化に向けた動きが活発化しております。
当社グループのリードフレーム、コネクタ用部品の受注環境は、昨年後半以降の急激な需要回復や新型コロナウイルス感染症の影響などによる半導体や原材料の供給不安の影響を受けつつも業況は概ね好調に推移しており、今後も中長期的な成長が予測されております。
短期的には、足下の受注には供給リスクの回避を目的とした部品の前倒し発注が含まれていると思われ、一時的な調整が懸念されることから動向に注視が必要です。
このような環境下、当社グループは当社の強みである金属と樹脂の精密複合加工技術をベースとして過去の枠組みにとらわれない新たな顧客の開拓を積極的に行い、全社一丸となって売上及び収益力の更なる向上に努めて参ります。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金需要は主に大きく分けて運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。
運転資金需要のうち主なものは生産活動に必要な運転資金及び販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としましては生産性向上のための機械装置等固定資産購入によるものであります。
当社グループは現在、運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。また、設備資金につきましては、設備資金計画に基づき調達計画を作成し、内部資金で不足する場合は、長期借入金等により調達を行っております。また、金融機関には充分な借入枠を有しており、当社グループの事業に必要な運転、設備資金の調達は今後も可能であると考えております。
なお、海外子会社につきましては、運転資金、設備資金とも、直接現地金融機関等より調達を行っております。

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