四半期報告書-第76期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 16:36
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の収束に目途が立たず、依然として予断を許さない状況が続いており、また米中貿易問題の継続などにより引き続き不透明さを含んで推移するものと予測されます。当社の属する電子部品業界においては5G関連向けの需要が後押しをして、緩やかに回復基調に推移するものと思われます。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、水晶製品事業においてスマートフォンを中心とした5G向け製品の受注が前年を大きく上回り、前年同期比26.9%増の2,550,728千円となりました。また損益につきましては、一部の製品においてたな卸資産評価損等を計上しましたが、販売数量の増加と販売価格の是正効果等により、営業利益は237,458千円(前年同期は71,059千円の営業損失)、経常利益は221,909千円(前年同期は79,056千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は224,875千円(前年同期は76,518千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)の増益となりました。売上高営業利益率は9.3%を達成するなどいずれも大幅な利益改善が図れました。
なお、新型コロナウイルス感染症については収束の兆しが依然として見えておりません。現時点における当社グループへの影響は軽微でありますが、今後も感染対策を継続するとともに、動向を注視してまいります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(水晶製品事業)
前第2四半期連結累計期間
自 2019年4月1日
至 2019年9月30日
当第2四半期連結累計期間
自 2020年4月1日
至 2020年9月30日
前年同期比
売上高1,984,916千円2,533,973千円27.7%
セグメント利益又は損失(△)△75,668千円222,793千円-

水晶製品事業の売上高は、2,533,973千円(前年同期比27.7%増)、セグメント利益は222,793千円(前年同期は75,668千円のセグメント損失)と前年同期比で増収増益となりました。アプリケーション別では、スマートフォン向けが旺盛な受注に支えられ好調に推移し、とりわけ、スマートフォン及び周辺機器向けの音叉型水晶振動子の売上が伸長しました。車載用途の無線モジュール向け水晶振動子は、新型コロナウイルス感染症の影響から販売数量が落ち込み前年同期比で減収となりました。
(その他の電子部品事業)
前第2四半期連結累計期間
自 2019年4月1日
至 2019年9月30日
当第2四半期連結累計期間
自 2020年4月1日
至 2020年9月30日
前年同期比
売上高25,553千円16,754千円△34.4%
セグメント損失(△)△3,388千円△884千円-

その他の電子部品事業は、車載関連機器向けの受注が減少し売上高は16,754千円(前年同期比34.4%減)となりました。損益面では、884千円のセグメント損失(前年同期は3,388千円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、現金及び預金の増加212,652千円、機械装置及び運搬具の増加624,466千円、建設仮勘定の減少717,946千円、繰延税金資産48,901千円の増加等により、前連結会計年度末から291,493千円増加し、7,074,298千円となりました。
負債合計は、1年内返済予定の長期借入金の増加61,634千円、賞与引当金の増加68,510千円、設備関係支払手形の減少107,576千円、長期借入金57,213千円の増加等により、前連結会計年度末から87,148千円増加し、5,947,032千円となりました。
純資産合計は、資本剰余金の減少787,297千円、利益剰余金1,012,172千円の増加等により、前連結会計年度末から204,345千円増加し、1,127,265千円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の13.6%から15.9%となり、2.3ポイント増加しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ194,815千円増加し、1,279,761千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は372,958千円(前年同期は91,198千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益221,609千円、減価償却費194,277千円、賞与引当金の増加68,510千円、たな卸資産の増加64,267千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は289,671千円(前年同期は36,181千円の獲得)となりました。これは主に定期預金の預入による支出463,840千円、定期預金の払戻による収入445,936千円、有形固定資産の取得による支出269,394千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は126,115千円(前年同期は236,560千円の獲得)となりました。これは主に長期借入れによる収入698,333千円、長期借入金の返済による支出579,486千円等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について、以下のように重要な変更を行っております。
当社では、翌連結会計年度において中長期的な成長を見据えた生産能力の増強を予定しており、これが翌連結会計年度の業績への影響があるものと予想されるため、仮定の見直しを行い、会計上の見積り(主に繰延税金資産の回収可能性)を行っております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。
なお、会計上の見積りについては、実績及び中・長期計画を含む将来に関する情報に基づき適切に算出しておりますが、予測不能な前提条件の変化により当該見積りに変動が生じた場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、96,615千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、水晶製品の生産、受注及び販売実績が増加しております。
これは、主にスマートフォン向けの受注増加によるもので、生産高が2,546,886千円(前年同期比29.2%増)、受注高が2,642,825千円(前年同期比18.0%増)、売上高が2,533,973千円(前年同期比27.7%増)となっております。

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