四半期報告書-第76期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 15:24
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、長期化する米中問題の深刻化や新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により経済活動が抑制されました。また一部では感染の再拡大も見られ、先行きも不透明なことから依然として厳しい環境にあります。このようななか、当社グループは、進展する5G社会に不可欠な通信機器の高機能・高性能化を支える水晶製品の需要に注力し、全社をあげて業績向上に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、5Gスマートフォン向け製品の販売が順調に推移し、前年同期比23.2%増の3,992,007千円の増収となりました。また利益につきましては、営業利益は389,936千円(前年同期は58,206千円の営業損失)、経常利益は349,818千円(前年同期は60,462千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は349,444千円(前年同期は59,172千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)といずれも増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(水晶製品事業)
前第3四半期連結累計期間
自 2019年4月1日
至 2019年12月31日
当第3四半期連結累計期間
自 2020年4月1日
至 2020年12月31日
前年同期比
売上高3,202,148千円3,964,726千円23.8%
セグメント利益又は損失(△)△57,866千円355,399千円-

水晶製品事業の売上高は、新型コロナウイルスによる影響から車載向けが低調でありましたが、スマートフォン向け音叉型水晶振動子の数量増加等により、3,964,726千円(前年同期比23.8%増)の増収となりました。セグメント利益は、堅調な受注に加え、プロダクトミックスによる採算性の向上等により、355,399千円(前年同期は57,866千円のセグメント損失)と大幅な利益改善となりました。
(その他の電子部品事業)
前第3四半期連結累計期間
自 2019年4月1日
至 2019年12月31日
当第3四半期連結累計期間
自 2020年4月1日
至 2020年12月31日
前年同期比
売上高37,766千円27,281千円△27.8%
セグメント損失(△)△2,596千円△5,580千円-

その他の電子部品事業は、車載関連機器向けの受注が前年を下回ったことから、売上高は27,281千円(前年同期比27.8%減)、セグメント損失は5,580千円(前年同期は2,596千円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、商品及び製品の増加116,682千円、機械装置及び運搬具の増加567,714千円、建設仮勘定の減少491,769千円、繰延税金資産55,050千円の増加等により、前連結会計年度末から521,425千円増加し、7,304,231千円となりました。
負債合計は、短期借入金の減少69,408千円、1年内返済予定の長期借入金の増加66,039千円、未払法人税等40,102千円の増加等により、前連結会計年度末から142,718千円増加し、6,002,603千円となりました。
純資産合計は、資本剰余金の減少754,760千円、利益剰余金の増加1,136,741千円等により、前連結会計年度末から378,707千円増加し、1,301,627千円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の13.6%から17.8%となり、4.2ポイント増加しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ54,213千円減少し、1,030,731千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は394,265千円(前年同期は92,761千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益349,248千円、減価償却費323,688千円、棚卸資産の増加196,626千円、前受金の減少77,352千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は461,009千円(前年同期は29,523千円の獲得)となりました。これは主に定期預金の預入による支出544,080千円、定期預金の払戻による収入451,365千円、有形固定資産の取得による支出364,696千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は29,314千円(前年同期は47,310千円の使用)となりました。これは主に短期借入金の減少額(純額)69,408千円、長期借入れによる収入898,333千円、長期借入金の返済による支出793,622千円等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について、以下のように重要な変更を行っております。
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の収束時期について、当初2021年3月期末までには収束に向かうものと仮定しておりましたが、緊急事態宣言が再び首都圏中心に発出される等の現状を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響は2022年3月期末まで一定期間にわたり及ぶものと仮定の見直しを行い、会計上の見積り(主に繰延税金資産の回収可能性)を行っております。この仮定の見直しに伴う四半期財務諸表への影響は軽微であります。
また、当社では、翌連結会計年度において中長期的な成長を見据えた生産能力の増強を予定しており、これが翌連結会計年度の業績への影響があるものと予想されるため、仮定の見直しを行い、会計上の見積り(主に繰延税金資産の回収可能性)を行っております。
なお、詳細につきましては、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。
(5)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、146,792千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、水晶製品の生産、受注及び販売実績はいずれも増加しました。
これは、主にスマートフォン向け水晶振動子の受注増加によるもので、生産高が4,114,561千円(前年同期比31.3%増)、受注高が3,932,476千円(前年同期比12.0%増)、売上高が3,964,726千円(前年同期比23.8%増)となっております。

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