四半期報告書-第160期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
イ. 財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ受取手形、売掛金及び契約資産が163億9千8百万円減少しましたが、棚卸資産が153億9千9百万円、有形固定資産が28億9千7百万円それぞれ増加したことなどにより、44億2千7百万円増加し、5,649億5千5百万円となりました。また、負債は、契約負債が80億5千7百万円増加しましたが、未払法人税等が84億3千7百万円、賞与引当金が65億4千8百万円それぞれ減少したことなどにより、38億6千2百万円減少し、1,755億1百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定が83億9千3百万円増加したことなどにより、82億8千9百万円増加し、3,894億5千4百万円となりました。
ロ. 経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、半導体等の部品・部材不足による供給制約・価格高騰に加え、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中国ゼロコロナ政策の影響等により、不透明な状況が継続しました。
このような経営環境のもと、中国におけるロックダウン、部品・部材不足の供給制約による生産遅延等の影響を受けましたが、欧州やその他アジアで液体クロマトグラフやターボ分子ポンプが堅調に推移したことや為替影響等で、増収となりました。一方で、営業利益は部品・部材価格の高騰等により減益となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は986億3千9百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は94億4千9百万円(同23.9%減)、経常利益は121億円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は86億8千5百万円(同0.5%減)となりました。
各セグメントの経営成績はつぎのとおりです。
① 計測機器事業
計測機器事業は、ヘルスケア分野の投資拡大に伴い、医薬向けに液体クロマトグラフが好調に推移しました。半導体等の部品・部材不足による供給制約や中国におけるロックダウンの影響を受けたものの、欧州やその他アジアが堅調に推移したことや、為替影響により海外は増収となりました。一方、国内は新型コロナウイルス検出試薬キットの減少で減収となりました。
この結果、当事業の売上高は617億8千5百万円(前年同期比0.8%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、83億6千4百万円(同23.7%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
② 医用機器事業
医用機器事業は国内、海外ともに、医療機関による設備投資の回復に伴い増収となりました。半導体等の部品・部材不足による供給制約や中国ロックダウンの影響を受けたものの、X線TVシステムや血管撮影システムが増加しました。また、放射線治療装置用動体追跡システム等が増加しました。
この結果、当事業の売上高は164億3千4百万円(前年同期比13.4%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、2億4千5百万円(同72.3%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
③ 産業機器事業
産業機器事業は国内が減収、海外は増収となりました。製品別ではターボ分子ポンプが、第5世代通信網への対応、DX推進による半導体需要の増加に伴い、半導体製造装置向けが好調に推移したことに加え、建材ガラス、薄膜太陽電池等の薄膜製造装置向けにも需要が拡大しました。また、油圧機器は、産業車両・建設機械・農業機械分野の需要が堅調に推移したものの、一部顧客の部材調達難による生産調整の影響を受けました。
この結果、当事業の売上高は146億5千3百万円(前年同期比13.1%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、12億9千8百万円(同5.4%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
④ 航空機器事業
航空機器事業は国内で防衛分野の修理案件が減少したものの、航空機用搭載機器が増加し、横ばいとなりました。海外では、民間航空機分野の需要が持ち直してきたことにより大幅に増加しました。
この結果、当事業の売上高は47億6千4百万円(前年同期比15.0%増)となり、営業利益は民間航空機分野の採算性改善に加え、補用品等のアフターマーケット事業の回復により、1億1千4百万円となりました(前年同期は3億5千9百万円の営業損失)。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
⑤ その他の事業
当事業の売上高は10億1百万円(前年同期比28.6%減)、営業損失は5千2百万円となりました(前年同期は3千3百万円の営業損失)。
(注) セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでいません。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、25億円です。
イ. 財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ受取手形、売掛金及び契約資産が163億9千8百万円減少しましたが、棚卸資産が153億9千9百万円、有形固定資産が28億9千7百万円それぞれ増加したことなどにより、44億2千7百万円増加し、5,649億5千5百万円となりました。また、負債は、契約負債が80億5千7百万円増加しましたが、未払法人税等が84億3千7百万円、賞与引当金が65億4千8百万円それぞれ減少したことなどにより、38億6千2百万円減少し、1,755億1百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定が83億9千3百万円増加したことなどにより、82億8千9百万円増加し、3,894億5千4百万円となりました。
ロ. 経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、半導体等の部品・部材不足による供給制約・価格高騰に加え、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中国ゼロコロナ政策の影響等により、不透明な状況が継続しました。
このような経営環境のもと、中国におけるロックダウン、部品・部材不足の供給制約による生産遅延等の影響を受けましたが、欧州やその他アジアで液体クロマトグラフやターボ分子ポンプが堅調に推移したことや為替影響等で、増収となりました。一方で、営業利益は部品・部材価格の高騰等により減益となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は986億3千9百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は94億4千9百万円(同23.9%減)、経常利益は121億円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は86億8千5百万円(同0.5%減)となりました。
各セグメントの経営成績はつぎのとおりです。
① 計測機器事業
計測機器事業は、ヘルスケア分野の投資拡大に伴い、医薬向けに液体クロマトグラフが好調に推移しました。半導体等の部品・部材不足による供給制約や中国におけるロックダウンの影響を受けたものの、欧州やその他アジアが堅調に推移したことや、為替影響により海外は増収となりました。一方、国内は新型コロナウイルス検出試薬キットの減少で減収となりました。
この結果、当事業の売上高は617億8千5百万円(前年同期比0.8%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、83億6千4百万円(同23.7%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
| 前第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率 (%) | 概況 | |
| 日本 | 21,564 | 20,947 | △2.9 | ヘルスケア分野向けに質量分析システム、化学向けにガスクロマトグラフが増加したものの、新型コロナウイルス感染者数の減少に伴い、コロナ関連製品が減少。 |
| 北米 | 7,283 | 7,138 | △2.0 | 医薬向けに液体クロマトグラフが好調に推移したことに加え、輸送機向けに試験機が増加。一方、コロナ関連製品や、他社へのOEM供給が大幅に減少。 |
| 欧州 | 6,294 | 7,097 | 12.8 | 臨床向けに、液体クロマトグラフや質量分析システムが増加し、ロシア・ウクライナ情勢による減少を補った。 |
| 中国 | 16,936 | 14,502 | △14.4 | ロックダウンの影響を受け、液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、質量分析システムを中心に大幅に減少。 |
| その他のアジア | 6,488 | 8,888 | 37.0 | 医薬向けの需要が拡大したことや、前年のロックダウンの反動により、液体クロマトグラフや質量分析システムが好調に推移。 |
② 医用機器事業
医用機器事業は国内、海外ともに、医療機関による設備投資の回復に伴い増収となりました。半導体等の部品・部材不足による供給制約や中国ロックダウンの影響を受けたものの、X線TVシステムや血管撮影システムが増加しました。また、放射線治療装置用動体追跡システム等が増加しました。
この結果、当事業の売上高は164億3千4百万円(前年同期比13.4%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、2億4千5百万円(同72.3%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
| 前第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率 (%) | 概況 | |
| 日本 | 8,286 | 9,385 | 13.3 | 血管撮影システムや放射線治療用追跡システム等が増加。 |
| 北米 | 2,022 | 2,105 | 4.1 | 米国市場向けに開発した近接操作型X線TVシステムが好調。 |
| 欧州 | 741 | 778 | 5.0 | 一般撮影システムが増加。 |
| 中国 | 997 | 1,114 | 11.7 | ロックダウンの影響を受けたものの、前年の設備投資停滞の反動により血管撮影システムや一般撮影システムが増加。 |
| その他のアジア | 1,172 | 1,292 | 10.2 | 東南アジアにおいて、X線TVシステムが増加。 |
③ 産業機器事業
産業機器事業は国内が減収、海外は増収となりました。製品別ではターボ分子ポンプが、第5世代通信網への対応、DX推進による半導体需要の増加に伴い、半導体製造装置向けが好調に推移したことに加え、建材ガラス、薄膜太陽電池等の薄膜製造装置向けにも需要が拡大しました。また、油圧機器は、産業車両・建設機械・農業機械分野の需要が堅調に推移したものの、一部顧客の部材調達難による生産調整の影響を受けました。
この結果、当事業の売上高は146億5千3百万円(前年同期比13.1%増)となり、営業利益は部品・部材価格の高騰等により、12億9千8百万円(同5.4%減)となりました。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
| 前第1四半期 連結累計期間(百万円) | 当第1四半期 連結累計期間(百万円) | 増減率 (%) | 概況 | |
| 日本 | 6,484 | 6,128 | △5.5 | 半導体製造装置向けターボ分子ポンプは好調に推移したものの、工業炉が減少。 |
| 北米 | 1,602 | 2,095 | 30.8 | 半導体製造装置向けターボ分子ポンプや、産業車両・建設機械・農業機械向けに、油圧機器が好調に推移。 |
| 欧州 | 715 | 933 | 30.4 | 半導体製造装置向けにターボ分子ポンプが好調に推移。 |
| 中国 | 2,662 | 4,334 | 62.8 | 設備投資需要により、ガラスワインダなどが増加したことに加え、工業炉が増加。半導体製造装置や建材ガラス・薄膜太陽電池のコーティング向けにターボ分子ポンプが好調に推移。 |
| その他のアジア | 1,455 | 1,136 | △21.9 | 半導体製造装置向けターボ分子ポンプが好調に推移したものの、前年のガラスワインダ大口案件の反動減により減少。 |
④ 航空機器事業
航空機器事業は国内で防衛分野の修理案件が減少したものの、航空機用搭載機器が増加し、横ばいとなりました。海外では、民間航空機分野の需要が持ち直してきたことにより大幅に増加しました。
この結果、当事業の売上高は47億6千4百万円(前年同期比15.0%増)となり、営業利益は民間航空機分野の採算性改善に加え、補用品等のアフターマーケット事業の回復により、1億1千4百万円となりました(前年同期は3億5千9百万円の営業損失)。
なお、売上高についての主要地域別の状況は下記のとおりです。
| 前第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第1四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率 (%) | 概況 | |
| 日本 | 3,243 | 3,250 | 0.2 | 防衛分野で修理案件が減少したものの、航空機用搭載機器が増加し、横ばい。 |
| 北米 | 863 | 1,292 | 49.6 | 民間航空機向け需要が持ち直してきたことにより、中小型機向けの搭載機器に加え、補用品等のアフターマーケット事業が増加。 |
⑤ その他の事業
当事業の売上高は10億1百万円(前年同期比28.6%減)、営業損失は5千2百万円となりました(前年同期は3千3百万円の営業損失)。
(注) セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでいません。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、25億円です。