四半期報告書-第156期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」 (企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っています。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ受取手形及び売掛金が115億5千6百万円減少し、棚卸資産が82億5百万円増加したことなどにより、88億2千2百万円減少し、4,097億2千6百万円となりました。また、負債は、支払手形及び買掛金が74億7千8百万円、未払法人税等が61億4千7百万円それぞれ減少したことなどにより、168億6千2百万円減少し、1,336億2千5百万円となりました。純資産は、利益剰余金が117億1千9百万円増加したことなどにより、80億4千万円増加し、2,761億円となりました。
ロ.経営成績
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、北米では雇用・所得環境の改善や好調な個人消費により、景気の回復が続きました。欧州では英国のEU離脱問題などがあるものの、堅調な内需を背景に、景気は緩やかに回復しました。中国ではインフラ投資の抑制や対米貿易摩擦への懸念などにより、景気は年末に向かって減速感がみられました。また、東南アジアでは景気は緩やかに回復し、インドでは景気の回復が続きました。日本では企業収益の改善を背景とした雇用の改善や設備投資の増加により、緩やかな景気回復が続きました。
こうした情勢のもとで当社グループは、中期経営計画に沿って、「世界のパートナーと社会課題の解決に取り組む企業」を目指し、「アドバンスト・ヘルスケア」など成長分野への投資、AI・IoTを活用したアフターマーケット事業の拡大や重点機種の競争力強化などによる収益力強化、また組織基盤の変革など、成長に向けた施策を積極的に進めています。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は2,782億1千8百万円(前年同期比5.7%増)となり、営業利益は275億6千8百万円(同8.4%増)、経常利益は284億5千7百万円(同10.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は194億7千9百万円(同8.0%増)となりました。
セグメントの経営成績はつぎのとおりです。
① 計測機器事業
北米では、ヘルスケア向けに液体クロマトグラフ・質量分析システムが好調に推移しました。欧州では、大学・研究機関や食品・受託分析向けなどに液体クロマトグラフ・質量分析システムが好調に推移しました。中国では、政府主導の汚染源対策強化により、環境計測機器が大きく売上を伸ばすとともに、受託分析向けにガスクロマトグラフも好調に推移しました。東南アジアでは、製薬向けに液体クロマトグラフが堅調に推移するとともに、規制対応に向けた質量分析システムも好調でした。インドでは、ジェネリック医薬の設備投資抑制などで製薬向けの液体クロマトグラフが低調に推移し、売上が減少しました。
日本では、医薬、化学分野での設備投資減少により液体クロマトグラフや質量分析システムが減収となりましたが、輸送機関連分野で非破壊検査システムが好調であったことなどから、全体の売上は増加しました。
この結果、当事業の売上高は1,692億9千1百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は売上の増加などにより、245億3千2百万円(同6.9%増)となりました。
② 医用機器事業
北米では、昨年度のデジタル化促進施策による需要が落ち着いたことから、X線撮影システムの売上が減少しました。欧州では、操作性に優れた回診用装置の新製品が好評で、X線撮影システムが好調に推移しました。また、X線TVシステムや血管撮影システムも好調でした。中国では、X線撮影システムが国産品優遇策の影響を受け減少したことに加え、血管撮影システムの案件の遅延により全体の売上は減少しました。東南アジアでは、大口案件もあり、血管撮影システムが好調でした。
日本では、被ばく量の低減と高画質に加え、操作性や検査効率を高めた血管撮影システムの新製品が堅調で、また、診療所向けのX線撮影システムが好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は491億5百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は売上の増加などにより、9億2千9百万円(同37.4%増)となりました。
③ 航空機器事業
北米では、中・小型旅客機の需要増加により売上は増加したものの、日本では、防衛省向け航空機搭載機器が減少しました。
この結果、当事業の売上高は193億4千2百万円(前年同期比0.1%減)となり、営業損失は2億6千7百万円となりました(前年同期は1億5千3百万円の営業損失)。
④ 産業機器事業
ターボ分子ポンプは、中国の薄膜太陽電池等コーティング装置向けを中心に伸びましたが、北米の半導体製造装置や韓国のFPD製造装置の市況が悪化したことから売上は減少しました。工業炉は、好調な工作機械向け工具需要を背景に日本を中心に海外でも増加しました。油圧機器は、中国のフォークリフト市場の拡大および日本・北米・欧州の底堅い需要により、引き続き堅調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は341億円(前年同期比5.1%増)、営業利益は売上の増加などにより、33億1千3百万円(同12.8%増)となりました。
⑤ その他の事業
当事業の売上高は63億7千8百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益は7億2千7百万円(同46.6%増)となりました。
(注) セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでいません。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、68億9千万円です。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ受取手形及び売掛金が115億5千6百万円減少し、棚卸資産が82億5百万円増加したことなどにより、88億2千2百万円減少し、4,097億2千6百万円となりました。また、負債は、支払手形及び買掛金が74億7千8百万円、未払法人税等が61億4千7百万円それぞれ減少したことなどにより、168億6千2百万円減少し、1,336億2千5百万円となりました。純資産は、利益剰余金が117億1千9百万円増加したことなどにより、80億4千万円増加し、2,761億円となりました。
ロ.経営成績
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、北米では雇用・所得環境の改善や好調な個人消費により、景気の回復が続きました。欧州では英国のEU離脱問題などがあるものの、堅調な内需を背景に、景気は緩やかに回復しました。中国ではインフラ投資の抑制や対米貿易摩擦への懸念などにより、景気は年末に向かって減速感がみられました。また、東南アジアでは景気は緩やかに回復し、インドでは景気の回復が続きました。日本では企業収益の改善を背景とした雇用の改善や設備投資の増加により、緩やかな景気回復が続きました。
こうした情勢のもとで当社グループは、中期経営計画に沿って、「世界のパートナーと社会課題の解決に取り組む企業」を目指し、「アドバンスト・ヘルスケア」など成長分野への投資、AI・IoTを活用したアフターマーケット事業の拡大や重点機種の競争力強化などによる収益力強化、また組織基盤の変革など、成長に向けた施策を積極的に進めています。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は2,782億1千8百万円(前年同期比5.7%増)となり、営業利益は275億6千8百万円(同8.4%増)、経常利益は284億5千7百万円(同10.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は194億7千9百万円(同8.0%増)となりました。
セグメントの経営成績はつぎのとおりです。
① 計測機器事業
北米では、ヘルスケア向けに液体クロマトグラフ・質量分析システムが好調に推移しました。欧州では、大学・研究機関や食品・受託分析向けなどに液体クロマトグラフ・質量分析システムが好調に推移しました。中国では、政府主導の汚染源対策強化により、環境計測機器が大きく売上を伸ばすとともに、受託分析向けにガスクロマトグラフも好調に推移しました。東南アジアでは、製薬向けに液体クロマトグラフが堅調に推移するとともに、規制対応に向けた質量分析システムも好調でした。インドでは、ジェネリック医薬の設備投資抑制などで製薬向けの液体クロマトグラフが低調に推移し、売上が減少しました。
日本では、医薬、化学分野での設備投資減少により液体クロマトグラフや質量分析システムが減収となりましたが、輸送機関連分野で非破壊検査システムが好調であったことなどから、全体の売上は増加しました。
この結果、当事業の売上高は1,692億9千1百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は売上の増加などにより、245億3千2百万円(同6.9%増)となりました。
② 医用機器事業
北米では、昨年度のデジタル化促進施策による需要が落ち着いたことから、X線撮影システムの売上が減少しました。欧州では、操作性に優れた回診用装置の新製品が好評で、X線撮影システムが好調に推移しました。また、X線TVシステムや血管撮影システムも好調でした。中国では、X線撮影システムが国産品優遇策の影響を受け減少したことに加え、血管撮影システムの案件の遅延により全体の売上は減少しました。東南アジアでは、大口案件もあり、血管撮影システムが好調でした。
日本では、被ばく量の低減と高画質に加え、操作性や検査効率を高めた血管撮影システムの新製品が堅調で、また、診療所向けのX線撮影システムが好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は491億5百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は売上の増加などにより、9億2千9百万円(同37.4%増)となりました。
③ 航空機器事業
北米では、中・小型旅客機の需要増加により売上は増加したものの、日本では、防衛省向け航空機搭載機器が減少しました。
この結果、当事業の売上高は193億4千2百万円(前年同期比0.1%減)となり、営業損失は2億6千7百万円となりました(前年同期は1億5千3百万円の営業損失)。
④ 産業機器事業
ターボ分子ポンプは、中国の薄膜太陽電池等コーティング装置向けを中心に伸びましたが、北米の半導体製造装置や韓国のFPD製造装置の市況が悪化したことから売上は減少しました。工業炉は、好調な工作機械向け工具需要を背景に日本を中心に海外でも増加しました。油圧機器は、中国のフォークリフト市場の拡大および日本・北米・欧州の底堅い需要により、引き続き堅調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は341億円(前年同期比5.1%増)、営業利益は売上の増加などにより、33億1千3百万円(同12.8%増)となりました。
⑤ その他の事業
当事業の売上高は63億7千8百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益は7億2千7百万円(同46.6%増)となりました。
(注) セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでいません。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、68億9千万円です。