四半期報告書-第79期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、ハードウェアは順調に普及が進み、販売台数は507万台(前年同期比3.7%増)となりました。ソフトウェアでは、5月に発売した『ドンキーコング トロピカルフリーズ』が167万本、6月に発売した『マリオテニス エース』が216万本の販売を記録したほか、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて9タイトルとなりました。それらの結果、ソフトウェアの販売本数は4,213万本(前年同期比91.3%増)となりました。
一方、発売から8年目を迎えたニンテンドー3DSでは、7月に『進め!キノピオ隊長』を、8月に『メイド イン ワリオ ゴージャス』を発売しましたが、ハードウェアの販売台数は100万台(前年同期比65.1%減)、ソフトウェアの販売本数は627万本(前年同期比54.6%減)となりました。
その他、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」および「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が合計369万台の販売となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ソフトや追加コンテンツ等による売上が順調に伸び、デジタル売上高は391億円(前年同期比71.7%増)となりました。
スマートデバイスビジネスでは、9月に、日本、米国、台湾、香港、マカオで配信を開始した『ドラガリアロスト』は、多くのお客様に楽しんでいただいており、順調な滑り出しとなりました。また前期までに配信した『スーパーマリオ ラン』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』はそれぞれ安定した人気を維持しており、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は187億円(前年同期比4.7%増)となりました。
これらの状況により、売上高は3,889億円(前年同期比4.0%増)となり、このうち、海外売上高は3,024億円(前年同期比11.0%増、海外売上比率77.8%)となりました。営業利益は614億円(前年同期比53.7%増)、経常利益は為替差益が210億円発生したことなどにより919億円(前年同期比32.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は645億円(前年同期比25.4%増)となりました。
また、総資産は主にたな卸資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,106億円増加し、1兆7,441億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ786億円増加し、3,885億円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定及び利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ320億円増加し、1兆3,556億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から510億円減少(前年同期は8億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には4,333億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を915億円計上したものの、たな卸資産の増加等による影響額を加減算し、法人税等の支払いを行ったことなどにより、1,164億円の減少(前年同期は424億円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が取得による支出を上回ったことや定期預金の払戻による収入が預入による支出を上回ったことなどにより、1,139億円の増加(前年同期は24億円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、576億円の減少(前年同期は480億円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchでは、『スーパー マリオパーティ』を10月に発売し、11月には『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』と、本作の遊びの幅を広げるアクセサリー「モンスターボール Plus」を同時に発売します。12月には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と、今回新たにファイターとして参戦したキャラクターのamiiboを同時に発売します。発売済みの人気タイトルに加え、魅力あるタイトルを継続的に投入することで、Nintendo Switchの勢いをさらに加速させていきます。
ニンテンドー3DSについては、引き続き、ハードウェアの普及基盤と、豊富なソフトウェアラインアップを活かし、定番タイトルの販売拡大に努めます。
スマートデバイスビジネスでは、当期中に「マリオカート」のスマートデバイス向けアプリとなる『Mario Kart Tour』の配信を予定するとともに、これまでに配信したアプリも含め、より多くのお客様に継続して楽しんでいただけるようサービス運営に注力していきます。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は346億81百万円です。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、ハードウェアは順調に普及が進み、販売台数は507万台(前年同期比3.7%増)となりました。ソフトウェアでは、5月に発売した『ドンキーコング トロピカルフリーズ』が167万本、6月に発売した『マリオテニス エース』が216万本の販売を記録したほか、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて9タイトルとなりました。それらの結果、ソフトウェアの販売本数は4,213万本(前年同期比91.3%増)となりました。
一方、発売から8年目を迎えたニンテンドー3DSでは、7月に『進め!キノピオ隊長』を、8月に『メイド イン ワリオ ゴージャス』を発売しましたが、ハードウェアの販売台数は100万台(前年同期比65.1%減)、ソフトウェアの販売本数は627万本(前年同期比54.6%減)となりました。
その他、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」および「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が合計369万台の販売となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ソフトや追加コンテンツ等による売上が順調に伸び、デジタル売上高は391億円(前年同期比71.7%増)となりました。
スマートデバイスビジネスでは、9月に、日本、米国、台湾、香港、マカオで配信を開始した『ドラガリアロスト』は、多くのお客様に楽しんでいただいており、順調な滑り出しとなりました。また前期までに配信した『スーパーマリオ ラン』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』はそれぞれ安定した人気を維持しており、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は187億円(前年同期比4.7%増)となりました。
これらの状況により、売上高は3,889億円(前年同期比4.0%増)となり、このうち、海外売上高は3,024億円(前年同期比11.0%増、海外売上比率77.8%)となりました。営業利益は614億円(前年同期比53.7%増)、経常利益は為替差益が210億円発生したことなどにより919億円(前年同期比32.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は645億円(前年同期比25.4%増)となりました。
また、総資産は主にたな卸資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,106億円増加し、1兆7,441億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ786億円増加し、3,885億円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定及び利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ320億円増加し、1兆3,556億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から510億円減少(前年同期は8億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には4,333億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を915億円計上したものの、たな卸資産の増加等による影響額を加減算し、法人税等の支払いを行ったことなどにより、1,164億円の減少(前年同期は424億円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が取得による支出を上回ったことや定期預金の払戻による収入が預入による支出を上回ったことなどにより、1,139億円の増加(前年同期は24億円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、576億円の減少(前年同期は480億円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchでは、『スーパー マリオパーティ』を10月に発売し、11月には『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』と、本作の遊びの幅を広げるアクセサリー「モンスターボール Plus」を同時に発売します。12月には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と、今回新たにファイターとして参戦したキャラクターのamiiboを同時に発売します。発売済みの人気タイトルに加え、魅力あるタイトルを継続的に投入することで、Nintendo Switchの勢いをさらに加速させていきます。
ニンテンドー3DSについては、引き続き、ハードウェアの普及基盤と、豊富なソフトウェアラインアップを活かし、定番タイトルの販売拡大に努めます。
スマートデバイスビジネスでは、当期中に「マリオカート」のスマートデバイス向けアプリとなる『Mario Kart Tour』の配信を予定するとともに、これまでに配信したアプリも含め、より多くのお客様に継続して楽しんでいただけるようサービス運営に注力していきます。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は346億81百万円です。