四半期報告書-第81期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、7月に発売した『ペーパーマリオ オリガミキング』が282万本、9月に「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルの1つとして発売した『スーパーマリオ 3Dコレクション』が521万本の販売を記録し、好調な滑り出しを見せています。また、前期までに発売したタイトルも、勢いを落とすことなく良好な販売状況が続いており、なかでも『あつまれ どうぶつの森』は1,427万本(累計販売本数2,604万本)と販売を伸ばし、ソフトウェア全体の販売拡大に加え、ハードウェアの牽引にも大きく貢献しました。加えてソフトメーカー様のタイトルも同様に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカー様のタイトルも含めて20タイトルとなりました。これらの結果、ハードウェア、ソフトウェアともに前年同期を上回り、ハードウェアの販売台数は1,253万台(前年同期比80.9%増)、ソフトウェアの販売本数は1億25万本(前年同期比71.4%増)となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの売上が伸びたことに加え、ダウンロード専用ソフトや追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は1,715億円(前年同期比139.4%増)となりました。
モバイルビジネスでは、前期までに配信済みのアプリを多くのお客様に継続して楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は267億円(前年同期比33.9%増)となりました。
これらの状況により、売上高は7,695億円(前年同期比73.3%増)となり、このうち、海外売上高は5,964億円(前年同期比75.0%増 海外売上高比率77.5%)となりました。営業利益は2,914億円(前年同期比209.3%増)、経常利益は2,974億円(前年同期比249.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,131億円(前年同期比243.6%増)となりました。
また、総資産は、主に現金及び預金や有価証券が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ2,774億円増加し、2兆2,115億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,485億円増加し、5,417億円となりました。純資産は、主に利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,289億円増加し、1兆6,698億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,137億円増加(前年同期は1,026億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には7,351億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を2,999億円計上したものの、仕入債務の増加等による増加要因や、たな卸資産の増加等による減少要因のほか、法人税等の支払いを行ったことなどにより、2,440億円の増加(前年同期は39億円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、定期預金の預入や有価証券及び投資有価証券の取得による支出が、定期預金の払戻や有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入を上回ったことなどにより、334億円の減少(前年同期は130億円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、980億円の減少(前年同期は784億円の減少)となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchでは、『ピクミン3 デラックス』(10月)や『マリオカート ライブ ホームサーキット』(10月)、「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルとして『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』(2月)の発売を予定しています。また、追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』の第2弾となる「冠の雪原」を10月に配信するほか、ソフトメーカー様からもバラエティに富んだ魅力あるタイトルの発売が数多く予定されており、新規タイトルに加え、発売済みの人気タイトルの販売を強化することで、プラットフォームの活性化に努めます。
モバイルビジネスでは、これまでに配信したアプリをより多くのお客様に継続して楽しんでいただけるよう運営に注力していきます。
このほか、「スーパーマリオブラザーズ35周年」では、1980年に登場した携帯ゲーム機シリーズ『ゲーム&ウオッチ』が『スーパーマリオブラザーズ』とのコラボレーションで復活を果たした『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』(11月)を発売するなど、スーパーマリオにまつわる様々なキャンペーンやコラボレーションの実施を予定しています。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は421億65百万円です。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、7月に発売した『ペーパーマリオ オリガミキング』が282万本、9月に「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルの1つとして発売した『スーパーマリオ 3Dコレクション』が521万本の販売を記録し、好調な滑り出しを見せています。また、前期までに発売したタイトルも、勢いを落とすことなく良好な販売状況が続いており、なかでも『あつまれ どうぶつの森』は1,427万本(累計販売本数2,604万本)と販売を伸ばし、ソフトウェア全体の販売拡大に加え、ハードウェアの牽引にも大きく貢献しました。加えてソフトメーカー様のタイトルも同様に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカー様のタイトルも含めて20タイトルとなりました。これらの結果、ハードウェア、ソフトウェアともに前年同期を上回り、ハードウェアの販売台数は1,253万台(前年同期比80.9%増)、ソフトウェアの販売本数は1億25万本(前年同期比71.4%増)となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの売上が伸びたことに加え、ダウンロード専用ソフトや追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は1,715億円(前年同期比139.4%増)となりました。
モバイルビジネスでは、前期までに配信済みのアプリを多くのお客様に継続して楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は267億円(前年同期比33.9%増)となりました。
これらの状況により、売上高は7,695億円(前年同期比73.3%増)となり、このうち、海外売上高は5,964億円(前年同期比75.0%増 海外売上高比率77.5%)となりました。営業利益は2,914億円(前年同期比209.3%増)、経常利益は2,974億円(前年同期比249.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,131億円(前年同期比243.6%増)となりました。
また、総資産は、主に現金及び預金や有価証券が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ2,774億円増加し、2兆2,115億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,485億円増加し、5,417億円となりました。純資産は、主に利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,289億円増加し、1兆6,698億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,137億円増加(前年同期は1,026億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には7,351億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を2,999億円計上したものの、仕入債務の増加等による増加要因や、たな卸資産の増加等による減少要因のほか、法人税等の支払いを行ったことなどにより、2,440億円の増加(前年同期は39億円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、定期預金の預入や有価証券及び投資有価証券の取得による支出が、定期預金の払戻や有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入を上回ったことなどにより、334億円の減少(前年同期は130億円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、980億円の減少(前年同期は784億円の減少)となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchでは、『ピクミン3 デラックス』(10月)や『マリオカート ライブ ホームサーキット』(10月)、「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルとして『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』(2月)の発売を予定しています。また、追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』の第2弾となる「冠の雪原」を10月に配信するほか、ソフトメーカー様からもバラエティに富んだ魅力あるタイトルの発売が数多く予定されており、新規タイトルに加え、発売済みの人気タイトルの販売を強化することで、プラットフォームの活性化に努めます。
モバイルビジネスでは、これまでに配信したアプリをより多くのお客様に継続して楽しんでいただけるよう運営に注力していきます。
このほか、「スーパーマリオブラザーズ35周年」では、1980年に登場した携帯ゲーム機シリーズ『ゲーム&ウオッチ』が『スーパーマリオブラザーズ』とのコラボレーションで復活を果たした『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』(11月)を発売するなど、スーパーマリオにまつわる様々なキャンペーンやコラボレーションの実施を予定しています。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は421億65百万円です。