四半期報告書-第80期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、バッテリーの持続時間が長くなった新モデルを8月に販売開始し、続いて、小さく、軽く、持ち運びやすくなった携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売しました。ソフトウェアについては、6月に発売した『スーパーマリオメーカー 2』が393万本、7月に発売した『ファイアーエムブレム 風花雪月』が229万本、9月に発売した『ゼルダの伝説 夢をみる島』が313万本の販売を記録したほか、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて11タイトルとなりました。これらの結果により、ハードウェアの販売台数は693万台(前年同期比36.7%増)、ソフトウェアの販売本数は5,849万本(前年同期比38.8%増)となりました。
ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は37万台(前年同期比62.9%減)、ソフトウェアの販売本数は260万本(前年同期比58.5%減)となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトやダウンロード専用ソフト等による売上が順調に伸びたことに加えて、Nintendo Switch Onlineによる貢献もあり、デジタル売上高は716億円(前年同期比83.0%増)となりました。
モバイルビジネスでは、新作ゲームアプリである『Dr. Mario World』(7月)や『Mario Kart Tour』(9月)を配信しました。また前期までに配信済みのアプリも多くのお客様に継続して楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は199億円(前年同期比6.4%増)となりました。
これらの状況により、売上高は4,439億円(前年同期比14.2%増)となり、このうち、海外売上高は3,408億円(前年同期比12.7%増、海外売上比率76.8%)となりました。営業利益は942億円(前年同期比53.4%増)、経常利益は為替差損が205億円発生したことなどにより851億円(前年同期比7.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は620億円(前年同期比4.0%減)となりました。
また、総資産は、現金及び預金が減少したものの、主にたな卸資産や投資有価証券が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ867億円増加し、1兆7,770億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,149億円増加し、3,904億円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定及び利益剰余金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ281億円減少し、1兆3,866億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,026億円減少(前年同期は510億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には4,827億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を852億円計上したものの、仕入債務の増加等による増加要因や、たな卸資産の増加等による減少要因のほか、法人税等の支払いを行ったことなどにより、39億円の増加(前年同期は1,164億円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、定期預金の払戻による収入が預入による支出を上回ったものの、有価証券及び投資有価証券の取得による支出が売却及び償還による収入を上回ったことなどにより、130億円の減少(前年同期は1,139億円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、784億円の減少(前年同期は576億円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchについては、『リングフィット アドベンチャー』(10月)、『ルイージマンション3』(10月)、『ポケットモンスター ソード・シールド』(11月)、『あつまれ どうぶつの森』(2020年3月)などを発売するほか、ソフトメーカー様からもバラエティに富んだ魅力あるタイトルの発売が数多く予定されています。このように継続的に新規タイトルを投入するとともに、発売済みの人気タイトルの販売を強化することで、プラットフォームの活性化を目指します。
ニンテンドー3DSについては、豊富なソフトウェアラインアップを活かし、初めてゲーム専用機を手にされるお客様へアピールするとともに、引き続き、ハードウェアの普及基盤を活かした定番タイトルの販売に努めてまいります。
モバイルビジネスでは、当期に配信を開始した『Dr. Mario World』や『Mario Kart Tour』に加え、これまでに配信済みのアプリについても、より多くのお客様に継続して楽しんでいただけるよう運用に注力していきます。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は362億44百万円です。
なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の状況は、Nintendo Switchでは、バッテリーの持続時間が長くなった新モデルを8月に販売開始し、続いて、小さく、軽く、持ち運びやすくなった携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売しました。ソフトウェアについては、6月に発売した『スーパーマリオメーカー 2』が393万本、7月に発売した『ファイアーエムブレム 風花雪月』が229万本、9月に発売した『ゼルダの伝説 夢をみる島』が313万本の販売を記録したほか、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて11タイトルとなりました。これらの結果により、ハードウェアの販売台数は693万台(前年同期比36.7%増)、ソフトウェアの販売本数は5,849万本(前年同期比38.8%増)となりました。
ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は37万台(前年同期比62.9%減)、ソフトウェアの販売本数は260万本(前年同期比58.5%減)となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトやダウンロード専用ソフト等による売上が順調に伸びたことに加えて、Nintendo Switch Onlineによる貢献もあり、デジタル売上高は716億円(前年同期比83.0%増)となりました。
モバイルビジネスでは、新作ゲームアプリである『Dr. Mario World』(7月)や『Mario Kart Tour』(9月)を配信しました。また前期までに配信済みのアプリも多くのお客様に継続して楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は199億円(前年同期比6.4%増)となりました。
これらの状況により、売上高は4,439億円(前年同期比14.2%増)となり、このうち、海外売上高は3,408億円(前年同期比12.7%増、海外売上比率76.8%)となりました。営業利益は942億円(前年同期比53.4%増)、経常利益は為替差損が205億円発生したことなどにより851億円(前年同期比7.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は620億円(前年同期比4.0%減)となりました。
また、総資産は、現金及び預金が減少したものの、主にたな卸資産や投資有価証券が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ867億円増加し、1兆7,770億円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,149億円増加し、3,904億円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定及び利益剰余金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ281億円減少し、1兆3,866億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,026億円減少(前年同期は510億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には4,827億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を852億円計上したものの、仕入債務の増加等による増加要因や、たな卸資産の増加等による減少要因のほか、法人税等の支払いを行ったことなどにより、39億円の増加(前年同期は1,164億円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、定期預金の払戻による収入が預入による支出を上回ったものの、有価証券及び投資有価証券の取得による支出が売却及び償還による収入を上回ったことなどにより、130億円の減少(前年同期は1,139億円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、784億円の減少(前年同期は576億円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
Nintendo Switchについては、『リングフィット アドベンチャー』(10月)、『ルイージマンション3』(10月)、『ポケットモンスター ソード・シールド』(11月)、『あつまれ どうぶつの森』(2020年3月)などを発売するほか、ソフトメーカー様からもバラエティに富んだ魅力あるタイトルの発売が数多く予定されています。このように継続的に新規タイトルを投入するとともに、発売済みの人気タイトルの販売を強化することで、プラットフォームの活性化を目指します。
ニンテンドー3DSについては、豊富なソフトウェアラインアップを活かし、初めてゲーム専用機を手にされるお客様へアピールするとともに、引き続き、ハードウェアの普及基盤を活かした定番タイトルの販売に努めてまいります。
モバイルビジネスでは、当期に配信を開始した『Dr. Mario World』や『Mario Kart Tour』に加え、これまでに配信済みのアプリについても、より多くのお客様に継続して楽しんでいただけるよう運用に注力していきます。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は362億44百万円です。