有価証券報告書-第79期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
また、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。この作成においては、経営者による会計方針の選択と適用を前提とし、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。
(2) 経営成績等の状況
①業績の概要・分析
当連結会計年度の状況は、Nintendo Switchでは、ソフトウェアの販売が好調に推移し、ハードウェアの販売拡大に貢献しました。特に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が1,381万本、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』が1,063万本、『スーパー マリオパーティ』が640万本の販売を記録するなど全世界で大ヒットとなりました。加えて、『マリオカート8 デラックス』が747万本を販売するなど、前期以前に発売したタイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売本数を伸ばし、当期のミリオンセラーのタイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて23タイトルとなりました。これらの結果、当期のハードウェアの販売台数は1,695万台(前年同期比12.7%増)、ソフトウェアの販売本数は1億1,855万本(前年同期比86.7%増)となりました。
一方、発売から8年が経過したニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は255万台(前年同期比60.2%減)、ソフトウェアの販売本数は1,322万本(前年同期比62.9%減)となりました。その他、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」及び「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は合計595万台の販売となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ソフトやダウンロード専用ソフト等による売上が好調だったことにより、デジタル売上高は1,188億円(前年同期比95.4%増)となりました。
モバイルビジネスでは、当期に配信を開始した『ドラガリアロスト』をはじめ、配信済みのアプリも国内外で多くのお客様に楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は460億円(前年同期比17.0%増)となりました。
なお、当社グループの経営方針・経営戦略等は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。また、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (4) 経営成績等に重要な影響を与えている要因」に記載のとおり、ヒット商品の有無やその規模が経営成績等に大きな影響を与えていると考えています。
②経営成績の状況の概要・分析
当連結会計年度は前年同期と比較しますと、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は増加しました。
売上高は1兆2,005億円(前年同期比13.7%増)となり、このうち海外売上高は9,348億円(前年同期比17.7%増、海外売上高比率77.9%)となりました。営業利益は2,497億円(前年同期比40.6%増)となり、営業利益が増加したことなどにより経常利益は2,773億円(前年同期比39.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は1,940億円(前年同期比39.0%増)となりました。
(売上高及び営業利益)
売上高は、前年同期に比べて1,448億円の増収で、1兆2,005億円(前年同期比13.7%増)となりました。これは、主にNintendo Switchの販売が好調に推移したことによります。売上総利益は前年同期に比べ976億円増加し、5,011億円(前年同期比24.2%増)となりました。また、研究開発費が増加したほか、売上高の増加に伴って販売手数料が増加したこと等により、販売費及び一般管理費は前年同期に比べて255億円増加し、営業利益は2,497億円(前年同期比40.6%増)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外損益は、受取利息を131億円計上したこと、株式会社ポケモンなどに係る持分法による投資利益69億円を計上したこと等により、276億円の収益(純額)となりました。この結果、経常利益は2,773億円(前年同期比39.1%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
主に経常利益が前年同期に比べて増加したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,940億円(前年同期比39.0%増)となりました。
③財政状態の状況の概要・分析
(総資産)
総資産は、前連結会計年度末に比べ568億円増加し、1兆6,903億円となりました。
営業活動を通じた入金等により、現金及び預金が999億円増加しましたが、投資有価証券が314億円減少したことが主な要因です。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べ343億円減少し、2,755億円となりました。
課税所得の増加に伴い、未払法人税等が192億円増加しましたが、Nintendo Switchプラットフォーム関連の仕入債務の決済により、支払手形及び買掛金が783億円減少したことが主な要因です。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ912億円増加し、1兆4,147億円となりました。
剰余金の配当が780億円、自己株式の取得が310億円発生しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益を1,940億円計上したことが主な要因です。
④キャッシュ・フローの状況の概要・分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,008億円増加(前年同期は1,535億円の増加)し、5,853億円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益2,717億円に対して、仕入債務の減少などの減少要因がありましたが、たな卸資産の減少などの増加要因により、1,705億円の増加(前年同期は1,522億円の増加)となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還や定期預金の払戻による収入が、有価証券及び投資有価証券の取得や定期預金の預入による支出を上回ったことなどにより、453億円の増加(前年同期は613億円の増加)となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、主に配当金の支払いや自己株式の取得による支出により1,090億円の減少(前年同期は613億円の減少)となりました。
(3) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績は、次のとおりです。なお、当社グループは単一セグメントのため、製品の種類別に記載しています。
(注) 上記金額は、販売価格により算出し、消費税等を含みません。
② 受注状況
主にゲーム専用機ソフトウェアについて一部受注生産を行うほかは、見込生産のため記載を省略しています。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりです。なお、当社グループは単一セグメントのため、製品の種類別に記載しています。
(注) 上記金額には、消費税等を含みません。
(4) 経営成績等に重要な影響を与えている要因
当社グループは、ホームエンターテインメントの分野で事業を展開しており、ヒット商品の有無や、その規模によって経営成績等が大きく変わります。また、娯楽の範囲は広く、ゲーム以上に面白さや驚きを人々に与えるものが流行れば、その影響も受けます。
海外での売上割合は7割を超え、このほとんどを現地通貨で取引しており、為替レートの変動による影響を軽減するために米ドル建等の仕入を増やすなどの施策をとっているものの、当該リスクを完全に排除することは困難であり、為替相場の変動は当社グループの業績に影響を与えます。
主要製品であるゲーム専用機と対応するソフトウェアが、当社グループの売上の多くを占めますが、それぞれの利益率が大きく異なるため、これらの売上割合の変動は売上総利益及び売上総利益率に影響を与えます。
その他にも経営成績等には、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載する変動要因が考えられます。
(5) 資本の財源及び資金の流動性について
当連結会計年度末において、流動比率は549%、総負債額に対する現金及び現金同等物は2.1倍です。
当社グループは将来の経営環境への対応や業容拡大等のために必要な資金を内部留保しています。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造のための材料及び部品の購入費、広告宣伝費や研究開発費のほか、配当金や法人税等の支払いです。この他、会社の成長に必要な設備投資等を含め、全てを自己資金でまかなうことを原則としています。また、当社グループの具体的な設備投資計画は「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
新製品の発売時期や年末商戦時期には、一時的な売上債権、仕入債務、たな卸資産等の増加があり、営業活動によるキャッシュ・フローの増減に影響を及ぼす可能性があります。
また、3か月を超える定期預金の預入・払戻の時期や、有価証券の取得・売却の時期等により投資活動によるキャッシュ・フローが増減します。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
また、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っていません。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。この作成においては、経営者による会計方針の選択と適用を前提とし、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。
(2) 経営成績等の状況
①業績の概要・分析
当連結会計年度の状況は、Nintendo Switchでは、ソフトウェアの販売が好調に推移し、ハードウェアの販売拡大に貢献しました。特に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が1,381万本、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』が1,063万本、『スーパー マリオパーティ』が640万本の販売を記録するなど全世界で大ヒットとなりました。加えて、『マリオカート8 デラックス』が747万本を販売するなど、前期以前に発売したタイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売本数を伸ばし、当期のミリオンセラーのタイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて23タイトルとなりました。これらの結果、当期のハードウェアの販売台数は1,695万台(前年同期比12.7%増)、ソフトウェアの販売本数は1億1,855万本(前年同期比86.7%増)となりました。
一方、発売から8年が経過したニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は255万台(前年同期比60.2%減)、ソフトウェアの販売本数は1,322万本(前年同期比62.9%減)となりました。その他、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」及び「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は合計595万台の販売となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ソフトやダウンロード専用ソフト等による売上が好調だったことにより、デジタル売上高は1,188億円(前年同期比95.4%増)となりました。
モバイルビジネスでは、当期に配信を開始した『ドラガリアロスト』をはじめ、配信済みのアプリも国内外で多くのお客様に楽しんでいただいており、モバイル・IP関連収入等の売上高は460億円(前年同期比17.0%増)となりました。
なお、当社グループの経営方針・経営戦略等は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。また、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (4) 経営成績等に重要な影響を与えている要因」に記載のとおり、ヒット商品の有無やその規模が経営成績等に大きな影響を与えていると考えています。
②経営成績の状況の概要・分析
当連結会計年度は前年同期と比較しますと、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は増加しました。
売上高は1兆2,005億円(前年同期比13.7%増)となり、このうち海外売上高は9,348億円(前年同期比17.7%増、海外売上高比率77.9%)となりました。営業利益は2,497億円(前年同期比40.6%増)となり、営業利益が増加したことなどにより経常利益は2,773億円(前年同期比39.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は1,940億円(前年同期比39.0%増)となりました。
(売上高及び営業利益)
売上高は、前年同期に比べて1,448億円の増収で、1兆2,005億円(前年同期比13.7%増)となりました。これは、主にNintendo Switchの販売が好調に推移したことによります。売上総利益は前年同期に比べ976億円増加し、5,011億円(前年同期比24.2%増)となりました。また、研究開発費が増加したほか、売上高の増加に伴って販売手数料が増加したこと等により、販売費及び一般管理費は前年同期に比べて255億円増加し、営業利益は2,497億円(前年同期比40.6%増)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外損益は、受取利息を131億円計上したこと、株式会社ポケモンなどに係る持分法による投資利益69億円を計上したこと等により、276億円の収益(純額)となりました。この結果、経常利益は2,773億円(前年同期比39.1%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
主に経常利益が前年同期に比べて増加したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,940億円(前年同期比39.0%増)となりました。
③財政状態の状況の概要・分析
(総資産)
総資産は、前連結会計年度末に比べ568億円増加し、1兆6,903億円となりました。
営業活動を通じた入金等により、現金及び預金が999億円増加しましたが、投資有価証券が314億円減少したことが主な要因です。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べ343億円減少し、2,755億円となりました。
課税所得の増加に伴い、未払法人税等が192億円増加しましたが、Nintendo Switchプラットフォーム関連の仕入債務の決済により、支払手形及び買掛金が783億円減少したことが主な要因です。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ912億円増加し、1兆4,147億円となりました。
剰余金の配当が780億円、自己株式の取得が310億円発生しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益を1,940億円計上したことが主な要因です。
④キャッシュ・フローの状況の概要・分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,008億円増加(前年同期は1,535億円の増加)し、5,853億円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益2,717億円に対して、仕入債務の減少などの減少要因がありましたが、たな卸資産の減少などの増加要因により、1,705億円の増加(前年同期は1,522億円の増加)となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還や定期預金の払戻による収入が、有価証券及び投資有価証券の取得や定期預金の預入による支出を上回ったことなどにより、453億円の増加(前年同期は613億円の増加)となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、主に配当金の支払いや自己株式の取得による支出により1,090億円の減少(前年同期は613億円の減少)となりました。
(3) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績は、次のとおりです。なお、当社グループは単一セグメントのため、製品の種類別に記載しています。
| 種類 | 金額 (百万円) | 前年同期比 (%) |
| ゲーム専用機 | ||
| ニンテンドー3DSプラットフォーム | 45,255 | △75.2 |
| Nintendo Switchプラットフォーム | 918,579 | +9.5 |
| その他 | 43,015 | △31.1 |
| 計 | 1,006,850 | △7.1 |
| その他(トランプ他) | 573 | △62.9 |
| 合計 | 1,007,423 | △7.2 |
(注) 上記金額は、販売価格により算出し、消費税等を含みません。
② 受注状況
主にゲーム専用機ソフトウェアについて一部受注生産を行うほかは、見込生産のため記載を省略しています。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりです。なお、当社グループは単一セグメントのため、製品の種類別に記載しています。
| 種類 | 金額 (百万円) | 前年同期比 (%) |
| ゲーム専用機 | ||
| ニンテンドー3DSプラットフォーム | 63,035 | △66.5 |
| Nintendo Switchプラットフォーム | 1,027,937 | +36.4 |
| その他 | 61,629 | △15.5 |
| 計 | 1,152,602 | +13.6 |
| モバイル・IP関連収入等 | 46,008 | +17.0 |
| その他(トランプ他) | 1,949 | +12.7 |
| 合計 | 1,200,560 | +13.7 |
(注) 上記金額には、消費税等を含みません。
(4) 経営成績等に重要な影響を与えている要因
当社グループは、ホームエンターテインメントの分野で事業を展開しており、ヒット商品の有無や、その規模によって経営成績等が大きく変わります。また、娯楽の範囲は広く、ゲーム以上に面白さや驚きを人々に与えるものが流行れば、その影響も受けます。
海外での売上割合は7割を超え、このほとんどを現地通貨で取引しており、為替レートの変動による影響を軽減するために米ドル建等の仕入を増やすなどの施策をとっているものの、当該リスクを完全に排除することは困難であり、為替相場の変動は当社グループの業績に影響を与えます。
主要製品であるゲーム専用機と対応するソフトウェアが、当社グループの売上の多くを占めますが、それぞれの利益率が大きく異なるため、これらの売上割合の変動は売上総利益及び売上総利益率に影響を与えます。
その他にも経営成績等には、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載する変動要因が考えられます。
(5) 資本の財源及び資金の流動性について
当連結会計年度末において、流動比率は549%、総負債額に対する現金及び現金同等物は2.1倍です。
当社グループは将来の経営環境への対応や業容拡大等のために必要な資金を内部留保しています。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造のための材料及び部品の購入費、広告宣伝費や研究開発費のほか、配当金や法人税等の支払いです。この他、会社の成長に必要な設備投資等を含め、全てを自己資金でまかなうことを原則としています。また、当社グループの具体的な設備投資計画は「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
新製品の発売時期や年末商戦時期には、一時的な売上債権、仕入債務、たな卸資産等の増加があり、営業活動によるキャッシュ・フローの増減に影響を及ぼす可能性があります。
また、3か月を超える定期預金の預入・払戻の時期や、有価証券の取得・売却の時期等により投資活動によるキャッシュ・フローが増減します。