四半期報告書-第76期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/11 9:01
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、大きく停滞した経済活動は徐々に回復しつつありますが、輸出、生産活動には持ち直しの動きがみられるものの、このところそのテンポは弱く、また、設備投資、雇用・所得環境、個人消費の回復は鈍く、依然として厳しい状況にあります。先行きは、ワクチン接種の普及により感染者数が減少し、経済活動の本格的な回復が期待されますが、不透明な状況にあります。
消費者心理は、雇用・所得環境など経済情勢の先行き不透明感から厳しい状況にあります。また、消費者の購買行動は、新型コロナウイルス感染防止から人との接触を控える行動様式が続き、食料品などの日常品購買が中心になっていますが、節約志向は依然として続いています。
水産物流通業界におきましては、新型コロナウイルス感染防止に伴う世界的な行動自粛などの影響により、内食関連需要は一部伸長するものの、外食・宿泊・インバウンド関連需要や輸出の回復は鈍く、加えて業種・業態の垣根を越えた販売競争が繰り広げられるなど、極めて厳しい経営環境下にありました。
このような環境にあって、当社グループは、全体最適のグループ経営のもと、販売力・調達力の強化、顧客起点志向の追求、地域に対応したソリューションの提供、業務の効率化、諸経費の削減などに注力し積極的な事業活動を展開してまいりました。
そのうえで、『OUGグループ中期経営計画2021』(2021年度~2023年度)を実践することにより、バリューチェーンの最適化を意識したグループ役職員の個々の行動変容を通じ、業績を向上させてまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて7,521百万円増加し、80,255百万円となりました。増加の主な要因は、棚卸資産の増加7,826百万円によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べて7,044百万円増加し、56,634百万円となりました。増加の主な要因は、支払手形及び買掛金の増加1,217百万円、借入金の増加5,987百万円によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べて476百万円増加し、23,620百万円(自己資本比率29.4%)となりました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加427百万円、その他有価証券評価差額金の増加75百万円によるものであります。
b.経営成績
売上高は139,778百万円(前年同四半期は138,049百万円)となりました。損益面では、売上総利益は12,842百万円(前年同四半期比117.2%)となり、営業利益1,073百万円(前年同四半期は営業損失357百万円)、経常利益1,215百万円(前年同四半期は経常損失188百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益783百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失179百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<水産物荷受事業>中央卸売市場を核とする集荷販売機能をもつ水産物荷受事業は、水産物価格が総じて上昇する中、内食関連販売の堅調な推移に加え、主に冷凍水産物については、価格動向と需要とのバランスを取った販売に努め、売上高89,314百万円(前年同四半期は89,387百万円)、セグメント利益1,606百万円(前年同四半期比255.1%)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が6,342百万円減少しております。
<市場外水産物卸売事業>全国各地を網羅する販売拠点を活かした幅広い流通網をもつ市場外水産物卸売事業は、量販店関連の販売は堅調に推移しましたが、外食・ホテル関連の販売は引き続き低迷したまま、利益面では物流コストの上昇等もあり、売上高51,824百万円(前年同四半期は49,045百万円)、セグメント損失700百万円(前年同四半期はセグメント損失887百万円)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が3,844百万円減少しております。
<養殖事業>九州、四国にて、ハマチ、ブリ、マグロの養殖を展開する養殖事業は、売上高3,444百万円(前年同四半期は3,889百万円)となりましたが、販売数量は減少したものの、ブリ需要に対する国内養殖業者の生産数量不足から販売価格は上昇し、セグメント利益193百万円(前年同四半期比843.7%)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が423百万円減少しております。
<食品加工事業>消費地にある食品加工センターでの水産加工、量販店向けの米飯加工、カット野菜加工、飲食事業者向けの加工・調理サービスなどを行う食品加工事業は、外食・ホテル・ブライダル関連の販売は引き続き低迷したまま、量販店関連の販売は堅調に推移し、売上高2,154百万円(前年同四半期は1,979百万円)、セグメント損失17百万円(前年同四半期はセグメント損失116百万円)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が265百万円減少しております。
<物流事業>物流センターにおいて、搬入された水産物等を量販店等の配送先別に仕分け・配送を行う物流事業は、内食関連のセンター業務及びギフト関連業務は堅調に推移しましたが、運賃収入の減少により、売上高933百万円(前年同四半期は957百万円)、セグメント損失7百万円(前年同四半期はセグメント損失3百万円)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が167百万円減少しております。
<その他>グループの水産物流通を補完するリース事業等その他は、インバウンド需要の低迷等の影響を受け水産物小売事業の販売が回復せず、売上高1,490百万円(前年同四半期は1,436百万円)、セグメント損失105百万円(前年同四半期はセグメント損失120百万円)となりました。
なお、収益認識に関する会計基準の適用の影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高が36百万円減少しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて103百万円減少し、1,961百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは5,145百万円の支出(前年同四半期は2,273百万円の支出)となりました。仕入債務の増加1,174百万円(前年同四半期は1,920百万円の増加)がありましたが、棚卸資産の増加7,826百万円(前年同四半期は2,799百万円の増加)が主な資金の減少要因となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは610百万円の支出(前年同四半期は641百万円の支出)となりました。有形固定資産の取得による支出445百万円(前年同四半期は458百万円の支出)が主な資金の減少要因となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは5,653百万円の収入(前年同四半期は2,729百万円の収入)となりました。配当金の支払331百万円(前年同四半期は331百万円の支払)がありましたが、借入金の増加による純収入5,987百万円(前年同四半期は3,102百万円の純収入)が主な資金の増加要因となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。

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