四半期報告書-第71期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
財政状態の概況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、1,092億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ104億16百万円増加いたしました。これは主に、商品及び製品が66億89百万円、未収入金が17億95百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が17億90百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、537億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ74億49百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が45億80百万円、支払手形及び買掛金が22億円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は555億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億66百万円増加いたしました。これは主に、為替換算調整勘定が16億1百万円、利益剰余金が9億12百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は50.1%(前連結会計年度末は52.5%)となりました。
経営成績の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかに回復していますが、ウクライナ情勢の長期化、世界的なインフレ、中国経済の先行き懸念など引続き不透明感が強い状況となっております。
エレクトロニクス業界におきましては、EV化の進展やDX化推進を背景とした需要はあるものの、コロナ禍の大幅な需要増の反動による在庫調整の動きが見られる状況です。
このような状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、娯楽機器関連・自動車電装機器関連・産業機器関連において前年同期比を上回る実績となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高936億29百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益33億88百万円(同6.7%増)、経常利益33億87百万円(同0.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益22億67百万円(同0.1%増)となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。
電子部品事業
自動車電装機器関連・娯楽機器関連・産業機器関連が堅調に推移いたしました。
以上の結果、半導体の売上高は572億91百万円(前年同期比9.6%増)、電子部品の売上高は244億6百万円(同12.3%減)、電子部品事業全体の売上高は816億98百万円(同2.0%増)となりました。
アセンブリ事業
娯楽機器関連が好調に推移いたしました。
以上の結果、アセンブリ製品の売上高は99億97百万円(前年同期比34.8%増)となりました。
その他の事業
その他事業全体としては、ほぼ横ばいとなりました。
以上の結果、電子機器及びマイクロコンピュータのソフトウェア受託開発の売上高は19億33百万円(前年同期比0.7%減)となりました。
キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が35億31百万円(前年同期比2.5%増)となり、短期借入れによる収入、仕入債務の増加等があったものの、棚卸資産の増加、未収入金の増加、売上債権の増加、配当金の支払等があったことにより、前連結会計年度末に比べ1億84百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末においては105億61百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、39億68百万円(前年同期は38億8百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が35億31百万円、仕入債務の増加28億76百万円の収入等があったものの、棚卸資産の増加57億6百万円、未収入金の増加18億43百万円、売上債権の増加6億47百万円、法人税等の支払額14億33百万円の支出等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、2億92百万円(前年同期は76百万円の獲得)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入2億85百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、31億10百万円(前年同期は31億75百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払13億51百万円の支出等があったものの、短期借入れによる収入44億99百万円等があったことによるものであります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、当社グループにおける会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい増加又は減少はありません。
(7) 仕入、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、仕入、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動はありません。
(9) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因における、新たな事項の発生および重要な変更はありません。
(10) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
第2四半期連結累計期間末の現金及び預金は、前連結会計年度末に比べ1億52百万円減少し、107億76百万円となりました。商品及び製品66億89百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産17億90百万円の増加等がありましたが、コミットメントラインの実行などにより短期借入金が45億80百万円増加等があったことによるものです。今後、運転資金の増加も想定されることから資金の流動性確保に備えてまいります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
財政状態の概況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、1,092億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ104億16百万円増加いたしました。これは主に、商品及び製品が66億89百万円、未収入金が17億95百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が17億90百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、537億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ74億49百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が45億80百万円、支払手形及び買掛金が22億円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は555億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億66百万円増加いたしました。これは主に、為替換算調整勘定が16億1百万円、利益剰余金が9億12百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は50.1%(前連結会計年度末は52.5%)となりました。
経営成績の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかに回復していますが、ウクライナ情勢の長期化、世界的なインフレ、中国経済の先行き懸念など引続き不透明感が強い状況となっております。
エレクトロニクス業界におきましては、EV化の進展やDX化推進を背景とした需要はあるものの、コロナ禍の大幅な需要増の反動による在庫調整の動きが見られる状況です。
このような状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、娯楽機器関連・自動車電装機器関連・産業機器関連において前年同期比を上回る実績となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高936億29百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益33億88百万円(同6.7%増)、経常利益33億87百万円(同0.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益22億67百万円(同0.1%増)となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。
電子部品事業
自動車電装機器関連・娯楽機器関連・産業機器関連が堅調に推移いたしました。
以上の結果、半導体の売上高は572億91百万円(前年同期比9.6%増)、電子部品の売上高は244億6百万円(同12.3%減)、電子部品事業全体の売上高は816億98百万円(同2.0%増)となりました。
アセンブリ事業
娯楽機器関連が好調に推移いたしました。
以上の結果、アセンブリ製品の売上高は99億97百万円(前年同期比34.8%増)となりました。
その他の事業
その他事業全体としては、ほぼ横ばいとなりました。
以上の結果、電子機器及びマイクロコンピュータのソフトウェア受託開発の売上高は19億33百万円(前年同期比0.7%減)となりました。
キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が35億31百万円(前年同期比2.5%増)となり、短期借入れによる収入、仕入債務の増加等があったものの、棚卸資産の増加、未収入金の増加、売上債権の増加、配当金の支払等があったことにより、前連結会計年度末に比べ1億84百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末においては105億61百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、39億68百万円(前年同期は38億8百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が35億31百万円、仕入債務の増加28億76百万円の収入等があったものの、棚卸資産の増加57億6百万円、未収入金の増加18億43百万円、売上債権の増加6億47百万円、法人税等の支払額14億33百万円の支出等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、2億92百万円(前年同期は76百万円の獲得)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入2億85百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、31億10百万円(前年同期は31億75百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払13億51百万円の支出等があったものの、短期借入れによる収入44億99百万円等があったことによるものであります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、当社グループにおける会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい増加又は減少はありません。
(7) 仕入、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、仕入、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動はありません。
(9) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因における、新たな事項の発生および重要な変更はありません。
(10) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
第2四半期連結累計期間末の現金及び預金は、前連結会計年度末に比べ1億52百万円減少し、107億76百万円となりました。商品及び製品66億89百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産17億90百万円の増加等がありましたが、コミットメントラインの実行などにより短期借入金が45億80百万円増加等があったことによるものです。今後、運転資金の増加も想定されることから資金の流動性確保に備えてまいります。