四半期報告書-第68期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。
a. 財政状態
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は前連結会計年度末と比較して175億19百万円(24.4%)増加し、894億20百万円となりました。これは主に現金及び預金が12億57百万円増加したことに加えて、車載用途ICの販売拡大等により、受取手形及び売掛金が62億72百万円、商品及び製品が86億28百万円、それぞれ増加したためであります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末と比較して11億86百万円(7.4%)増加し、171億10百万円となりました。これは主に第1四半期連結会計期間より一部の海外子会社においてIFRS16号「リース」を適用したことにより、有形固定資産の「その他」が4億69百万円増加(IFRS16号適用の影響による増加額は4億41百万円)したこと、及び保有株式の時価上昇により投資有価証券が8億13百万円増加したためであります。
以上のことから、当第3四半期連結会計期間末における資産の部全体としては、前連結会計年度末と比較して187億5百万円(21.3%)増加し、1,065億31百万円となりました。
負債につきましては、流動負債が前連結会計年度末と比較して133億18百万円(43.5%)増加し、439億69百万円となりました。これは主に運転資本の増加に伴い短期借入金が134億30百万円増加したためであります。
固定負債は前連結会計年度末と比較して42億67百万円(168.0%)増加し、68億7百万円となりました。これは主に長期借入金が36億50百万円増加したためであります。
以上のことから、当第3四半期連結会計期間末における負債の部全体としては、前連結会計年度末と比較して175億85百万円(53.0%)増加し、507億76百万円となりました。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して11億19百万円(2.0%)増加し、557億54百万円となりました。これは主に利益剰余金が5億10百万円、その他有価証券評価差額金が6億2百万円、それぞれ増加したためであります。
b. 経営成績
当第3四半期連結累計期間における世界経済は米国の底堅い景気拡大が続く中、米中貿易摩擦の長期化による中国経済の減速、英EU離脱に向けた動き等、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
我が国経済は雇用・所得環境は改善が継続したものの海外需要の減少や在庫調整により生産活動が減速するなど今後の影響が深刻化してきております。
当社グループが主力事業を展開するエレクトロニクス業界においては5G通信機器関連及び自動車分野におけるADAS関連の需要が堅調でしたが、産業機器向け分野は依然として低調に推移しました。
このような状況の下、当社グループの電子部品事業においては引き続き光通信関連向け及び自動車関連の半導体デバイスの需要が堅調に推移し、加えて新たな商流獲得もあり、売上高は電子部品事業全体で前年四半期を大きく上回りました。
電子・電気機器事業においては、国内5G投資関連が好調であったものの、前四半期同様、スマートフォン関連向けプリント基板製造用露光装置の販売が伸び悩み前年同四半期より減収となりました。
工業薬品事業においては、石油精製関連薬品が順調に推移しており、化粧品基剤の需要も増加が続いており、前年同期比増収を続けております。
このような環境下において、連結売上高は1,135億92百万円(前年同期比8.2%増)となりました。損益面につきましては、当第3四半期連結累計期間は、連結売上総利益は138億23百万円(同1.3%減)となり、連結販売費及び一般管理費として111億95百万円(同0.3%増)を計上した結果、連結営業利益は26億27百万円(同7.7%減)、連結経常利益は24億10百万円(同16.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億43百万円(同7.5%減)となりました。
また、1株当たり四半期純利益は84円83銭となり、前年同四半期より5円40銭減少いたしました。
報告セグメント別の概況につきましては、以下のとおりであります。
[電子部品事業]
電子部品分野では、中国経済の低迷により家電向け半導体デバイスが低調に推移したものの、国内通信向けの光関連部品が好調を維持し、また海外ではスマートフォン向け電子部品も増加いたしました。自動車関連については新車販売の不振から前年比伸び悩むも、新たな商流獲得により売上が増加いたしました
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は908億23百万円(前年同期比11.5%増)となりましたが、為替変動及び利益率の高い分野の販売減少により、セグメント利益は9億27百万円(同29.8%減)となりました。
[電子・電気機器事業]
電子・電気機器分野では、引き続きスマートフォン製造関連向けプリント基板露光装置の不振が続き、化合物半導体関連機器など一部に好調さは見られたものの総じて低調に推移しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は142億53百万円(前年同期比6.3%減)となりましたが、比較的利益率の高い半導体関連機器の販売により、セグメント利益は8億98百万円(同17.5%増)となりました。
[工業薬品事業]
工業薬品分野では、紙・パルプ分野の漸減傾向が続いているものの、重合禁止剤を中心とした石油化学関連や石油精製関連の薬品は引き続き堅調に推移しました。化粧品分野においては化粧品基剤の販売が好調を維持しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は84億93百万円(前年同期比3.2%増)となりましたが、人件費の上昇に伴う製造コストや輸送コストの増加等により、セグメント利益は7億24百万円(同4.0%減)となりました。
[その他の事業]
当社の業務・物流管理全般の受託と保険会社の代理店を主たる業務としております。当第3四半期連結累計期間の売上高は5億40百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益は20百万円(同22.3%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは142億75百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは2億21百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは157億38百万円の収入となったため、現金及び現金同等物は前連結会計年度末と比較して12億57百万円増加し、当第3四半期末は88億66百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
車載向け電子部品事業の拡大に伴い、BCP(事業継続計画)の一環として当社グループが保有するたな卸資産は年々増加傾向にあります。当第3四半期連結累計期間においては、税金等調整前四半期純利益25億21百万円等の収入要因がありましたが、新規商流立ち上げ等に伴うたな卸資産の増加88億3百万円、売上債権の増加70億29百万円等の支出により、営業活動によるキャッシュ・フローは142億75百万円の支出となりました。なお、前年同四半期にはたな卸資産の増加等により13億35百万円の支出となっておりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動として、主に新規事業に係る投資や工業薬品事業における製造及び研究設備の更新等の資本的支出を行っております。当第3四半期連結累計期間においては、投資有価証券の売却による収入1億85百万円等の収入要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出2億29百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは2億21百万円の支出となりました。なお、前年同四半期には有形固定資産の取得による支出等により、1億93百万円の支出となっておりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
事業拡大に伴う資金需要の増加に対して、主に有利子負債による調達を行っております。当第3四半期連結累計期間においては、配当金の支払額12億3百万円等の支出要因がありましたが、短期借入による収入(純)125億28百万円、長期借入による収入(純)45億32百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは157億38百万円の収入となりました。なお、前年同四半期には、短期借入金の返済による支出(純)等により、22億36百万円の支出となっておりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、81百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。
a. 財政状態
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は前連結会計年度末と比較して175億19百万円(24.4%)増加し、894億20百万円となりました。これは主に現金及び預金が12億57百万円増加したことに加えて、車載用途ICの販売拡大等により、受取手形及び売掛金が62億72百万円、商品及び製品が86億28百万円、それぞれ増加したためであります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末と比較して11億86百万円(7.4%)増加し、171億10百万円となりました。これは主に第1四半期連結会計期間より一部の海外子会社においてIFRS16号「リース」を適用したことにより、有形固定資産の「その他」が4億69百万円増加(IFRS16号適用の影響による増加額は4億41百万円)したこと、及び保有株式の時価上昇により投資有価証券が8億13百万円増加したためであります。
以上のことから、当第3四半期連結会計期間末における資産の部全体としては、前連結会計年度末と比較して187億5百万円(21.3%)増加し、1,065億31百万円となりました。
負債につきましては、流動負債が前連結会計年度末と比較して133億18百万円(43.5%)増加し、439億69百万円となりました。これは主に運転資本の増加に伴い短期借入金が134億30百万円増加したためであります。
固定負債は前連結会計年度末と比較して42億67百万円(168.0%)増加し、68億7百万円となりました。これは主に長期借入金が36億50百万円増加したためであります。
以上のことから、当第3四半期連結会計期間末における負債の部全体としては、前連結会計年度末と比較して175億85百万円(53.0%)増加し、507億76百万円となりました。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して11億19百万円(2.0%)増加し、557億54百万円となりました。これは主に利益剰余金が5億10百万円、その他有価証券評価差額金が6億2百万円、それぞれ増加したためであります。
b. 経営成績
当第3四半期連結累計期間における世界経済は米国の底堅い景気拡大が続く中、米中貿易摩擦の長期化による中国経済の減速、英EU離脱に向けた動き等、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
我が国経済は雇用・所得環境は改善が継続したものの海外需要の減少や在庫調整により生産活動が減速するなど今後の影響が深刻化してきております。
当社グループが主力事業を展開するエレクトロニクス業界においては5G通信機器関連及び自動車分野におけるADAS関連の需要が堅調でしたが、産業機器向け分野は依然として低調に推移しました。
このような状況の下、当社グループの電子部品事業においては引き続き光通信関連向け及び自動車関連の半導体デバイスの需要が堅調に推移し、加えて新たな商流獲得もあり、売上高は電子部品事業全体で前年四半期を大きく上回りました。
電子・電気機器事業においては、国内5G投資関連が好調であったものの、前四半期同様、スマートフォン関連向けプリント基板製造用露光装置の販売が伸び悩み前年同四半期より減収となりました。
工業薬品事業においては、石油精製関連薬品が順調に推移しており、化粧品基剤の需要も増加が続いており、前年同期比増収を続けております。
このような環境下において、連結売上高は1,135億92百万円(前年同期比8.2%増)となりました。損益面につきましては、当第3四半期連結累計期間は、連結売上総利益は138億23百万円(同1.3%減)となり、連結販売費及び一般管理費として111億95百万円(同0.3%増)を計上した結果、連結営業利益は26億27百万円(同7.7%減)、連結経常利益は24億10百万円(同16.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億43百万円(同7.5%減)となりました。
また、1株当たり四半期純利益は84円83銭となり、前年同四半期より5円40銭減少いたしました。
報告セグメント別の概況につきましては、以下のとおりであります。
[電子部品事業]
電子部品分野では、中国経済の低迷により家電向け半導体デバイスが低調に推移したものの、国内通信向けの光関連部品が好調を維持し、また海外ではスマートフォン向け電子部品も増加いたしました。自動車関連については新車販売の不振から前年比伸び悩むも、新たな商流獲得により売上が増加いたしました
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は908億23百万円(前年同期比11.5%増)となりましたが、為替変動及び利益率の高い分野の販売減少により、セグメント利益は9億27百万円(同29.8%減)となりました。
[電子・電気機器事業]
電子・電気機器分野では、引き続きスマートフォン製造関連向けプリント基板露光装置の不振が続き、化合物半導体関連機器など一部に好調さは見られたものの総じて低調に推移しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は142億53百万円(前年同期比6.3%減)となりましたが、比較的利益率の高い半導体関連機器の販売により、セグメント利益は8億98百万円(同17.5%増)となりました。
[工業薬品事業]
工業薬品分野では、紙・パルプ分野の漸減傾向が続いているものの、重合禁止剤を中心とした石油化学関連や石油精製関連の薬品は引き続き堅調に推移しました。化粧品分野においては化粧品基剤の販売が好調を維持しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は84億93百万円(前年同期比3.2%増)となりましたが、人件費の上昇に伴う製造コストや輸送コストの増加等により、セグメント利益は7億24百万円(同4.0%減)となりました。
[その他の事業]
当社の業務・物流管理全般の受託と保険会社の代理店を主たる業務としております。当第3四半期連結累計期間の売上高は5億40百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益は20百万円(同22.3%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは142億75百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは2億21百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは157億38百万円の収入となったため、現金及び現金同等物は前連結会計年度末と比較して12億57百万円増加し、当第3四半期末は88億66百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
車載向け電子部品事業の拡大に伴い、BCP(事業継続計画)の一環として当社グループが保有するたな卸資産は年々増加傾向にあります。当第3四半期連結累計期間においては、税金等調整前四半期純利益25億21百万円等の収入要因がありましたが、新規商流立ち上げ等に伴うたな卸資産の増加88億3百万円、売上債権の増加70億29百万円等の支出により、営業活動によるキャッシュ・フローは142億75百万円の支出となりました。なお、前年同四半期にはたな卸資産の増加等により13億35百万円の支出となっておりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動として、主に新規事業に係る投資や工業薬品事業における製造及び研究設備の更新等の資本的支出を行っております。当第3四半期連結累計期間においては、投資有価証券の売却による収入1億85百万円等の収入要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出2億29百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは2億21百万円の支出となりました。なお、前年同四半期には有形固定資産の取得による支出等により、1億93百万円の支出となっておりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
事業拡大に伴う資金需要の増加に対して、主に有利子負債による調達を行っております。当第3四半期連結累計期間においては、配当金の支払額12億3百万円等の支出要因がありましたが、短期借入による収入(純)125億28百万円、長期借入による収入(純)45億32百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは157億38百万円の収入となりました。なお、前年同四半期には、短期借入金の返済による支出(純)等により、22億36百万円の支出となっておりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、81百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。