四半期報告書-第150期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 10:32
【資料】
PDFをみる
【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は250億88百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億43百万円の減少となりました。
資産の部では、流動資産が207億3百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億61百万円の減少となりました。これは主に現金及び預金の減少5億14百万円と、受取手形及び売掛金の減少6億48百万円、及びたな卸資産の増加5億77百万円によるものです。
固定資産は43億85百万円となり、前連結会計年度末と比較して17百万円の増加となりました。
負債の部では、流動負債が62億13百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億82百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少3億95百万円、及び未払法人税等の減少3億49百万円によるものです。
固定負債は9億89百万円となり、前連結会計年度末と比較して41百万円の増加となりました。
純資産合計は178億85百万円となり、前連結会計年度末と比較して2百万円の減少となりました。以上の結果、自己資本比率は71.3%となりました。
②経営成績
当社グループ(当社及び連結子会社)の当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高94億45百万円(前年同期比11.2%減少)、営業利益3億51百万円(同17.1%減少)、経常利益3億16百万円(同24.6%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億10百万円(同26.3%減少)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、従来の国内営業本部CUSPA部を、事業領域の開拓と意思決定の迅速化を目的として事業本部として独立させ、報告セグメントとしております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(国内営業本部)
国内営業本部は、今年に入り新型コロナウイルス感染症の拡大によりユーザーの消費マインドが低下し、部品の交換点数の減少が顕著となりました。その中においても自動車の機能部品・消耗部品の安定供給のためにその販売を徹底するとともに、環境に適した新規商材の開発・販売に努めてきました。その結果、売上高は55億89百万円となり、前年同期比3.8%の減収となりました。
(海外営業本部)
海外営業本部は、取引先各国が軒並みロックダウン等の新型コロナウイルス感染症拡大防止策を取った結果、取引先の営業活動が大幅に制限され、船積み延期を余儀なくされました。その結果、売上高は23億92百万円となり、前年同期比24.6%の減収となりました。
(工機営業本部)
工機営業本部は、新型コロナウイルス感染症拡大と感染防止策の影響により、経済活動が停滞し景気が悪化、特に設備投資需要が落ち込んだ結果、建設・農業機械やフォークリフト等産業車両の生産が大きく減少しました。その結果、売上高は10億34百万円となり、前年同期比15.3%の減収となりました。
(CUSPA営業本部)
CUSPA営業本部は、新型コロナウイルス感染症の拡大によるカスタマイズパーツ消費マインドの低迷、モータースポーツやイベント等の多数中止による用品需要の減少が著しい中、新商品投入やWEB販売の活用等の新しい取り組みに注力しました。その結果、売上高は4億29百万円となり、前年同期比1.1%の減収と減収幅を小幅にとどめる事ができました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
記載すべき事項はありません。