四半期報告書-第150期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/10 13:28
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は263億54百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億22百万円の増加となりました。
資産の部では、流動資産が219億74百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億10百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加18億62百万円と、受取手形及び売掛金の減少10億44百万円、電子記録債権の減少2億56百万円、及びたな卸資産の増加2億19百万円によるものです。
固定資産は43億79百万円となり、前連結会計年度末と比較して11百万円の増加となりました。
負債の部では、流動負債が63億69百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億25百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少4億45百万円によるものです。
固定負債は17億58百万円となり、前連結会計年度末と比較して8億9百万円の増加となりました。これは主に長期借入金の増加8億12百万円によるものです。
純資産合計は182億26百万円となり、前連結会計年度末と比較して3億38百万円の増加となりました。以上の結果、自己資本比率は69.2%となりました。
②経営成績 当社グループ(当社及び連結子会社)の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高193億81百万円(前年同期比11.4%減少)、営業利益8億5百万円(同18.9%減少)、経常利益7億94百万円(同19.6%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億35百万円(同42.1%減少)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、従来の国内営業本部CUSPA部を、事業領域の開拓と意思決定の迅速化を目的として事業本部として独立させ、報告セグメントとしております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(国内営業本部) 国内営業本部は、新型コロナウイルス感染症の拡大によりユーザーの消費マインドが低下し、部品の交換点数の減少が顕著となりました。そのような状況下においても自動車の機能部品・消耗部品の安定供給のためにその販売を徹底するとともに、環境に適した新規商材の開発・販売に努めてきました。その結果、売上高は115億45百万円となり、前年同期比で2.8%の減収となりました。
(海外営業本部) 海外営業本部は、全般的には回復基調にあるものの、アジア及び中南米で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、取引先の現地販売の回復が遅れ、売上高の減少に影響を与えました。また、シンガポール・米国の連結子会社もコロナ禍の影響を受け減収となりました。その結果、売上高は48億82百万円となり、前年同期比で26.0%の減収となりました。
(工機営業本部) 工機営業本部では、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が停滞し景気が悪化、設備投資需要や物流が落ち込んだ結果、建設・農業機械やフォークリフト等産業車輌の生産が減少しました。一部ミニ・小型建機や農機に需要回復が見込まれておりますが、全体の回復には、未だ時間を要するとみられます。その結果、売上高は19億85百万円となり、前年同期比で20.5%の減収となりました。
(CUSPA営業本部) CUSPA営業本部は、新型コロナウイルス感染症の拡大によりカスタマイズパーツの消費マインドが低下、モータースポーツやイベント等の開催が数多く中止され、市場需要が減少する中、新たに代理店権を獲得したブランドなどが売上高に大きく寄与しました。その結果、売上高は9億67百万円となり、前年同期比6.8%の増収となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下(資金)という。)は前連結会計年度末と比べ18億62百万円増加(前年同四半期は9億36百万円増加)し、72億36百万円(前年同四半期末は57億88百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は10億98百万円(前年同四半期は8億24百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額7億94百万円、及び売上債権の減少12億49百万円による資金増加の一方、仕入債務の減少4億27百万円、及び法人税等の支払額4億99百万円による資金減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1億97百万円(前年同四半期は2億83百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億30百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は9億68百万円(前年同四半期は1億61百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入13億24百万円、長期借入金の返済による支出2億73百万円、及び配当金の支払額1億90百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
記載すべき事項はありません。