四半期報告書-第149期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/08 14:22
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は255億16百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億30百万円の増加となりました。
資産の部では、流動資産が212億14百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億26百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加9億36百万円と、たな卸資産の減少3億6百万円、受取手形及び売掛金の減少73百万円、及び電子記録債権の減少1億14百万円によるものです。
固定資産は43億2百万円となり、前連結会計年度末と比較して4百万円の増加となりました。これは主に建物及び構築物の増加1億7百万円、及び投資有価証券の減少1億2百万円によるものです。
負債の部では、流動負債が69億43百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億89百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少1億95百万円によるものです。
固定負債は11億16百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億10百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少95百万円によるものです。
純資産合計は174億56百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億31百万円の増加となりました。以上の結果、自己資本比率は68.4%となりました。
②経営成績 当社グループ(当社及び連結子会社)の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高218億81百万円(前年同期比4.2%増加)、営業利益9億93百万円(同12.7%増加)、経常利益9億88百万円(同13.8%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億24百万円(同58.3%増加)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりです。
(国内営業本部)
国内営業本部は、従来からの自動車の機能部品・消耗部品の販売を徹底するとともに、環境に適した新規商材の開発・販売に努めてきました。また、消費税増税前の車検整備の駆け込み需要も増収に寄与したと考えられます。その結果、売上高は127億87百万円となり、前年同期比で6.9%の増収となりました。
(海外営業本部)
海外営業本部は、ロシア及び中南米向け輸出が落ち込みましたが、アジア及び北米向け輸出は好調に推移しました。その結果、売上高は65億98百万円となり、前年同期比で3.7%の増収となりました。
(工機営業本部) 工機営業本部は、年初よりの産業車輌市場の減速が継続、深刻化したこと、特に米国や中国の物流減により販売の多くを占める産業車輌メーカー顧客の減産と在庫引締めがありました。その結果、売上高は24億96百万円となり、前年同期比で6.2%の減収となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下(資金)という。)は前連結会計年度末と比べ9億36百万円増加(前年同四半期は2億62百万円増加)し、57億88百万円(前年同四半期末は43億80百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は8億24百万円(前年同四半期は7億60百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額13億43百万円、及び売上債権の減少1億24百万円による資金増加の一方、投資有価証券売却益3億55百万円、法人税等の支払額3億67百万円による資金減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、増加した資金は2億83百万円(前年同四半期は3億59百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億68百万円と投資有価証券の売却による収入4億31百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は1億61百万円(前年同四半期は1億32百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額1億70百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
記載すべき事項はありません。