有価証券報告書-第31期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/24 17:00
【資料】
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【項目】
140項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の政策動向、近隣諸国における地政学リスクはあるものの、個人消費や設備投資の持ち直しの動きが継続し、雇用・所得環境の改善が続くなど緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、中核事業であり海外市場をターゲットとしている中古車輸出事業、国内で為替リスクなく安定的な成長を続けるレンタカー事業、さらに南アフリカ共和国において海外自動車ディーラー事業の3つの事業を行っており、安定的で収益力のある事業体の構築を目指しております。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
ア.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ471百万円減少し、29,284百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,174百万円減少し、19,722百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ703百万円増加し、9,562百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度における業績は、売上高20,260百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益1,446百万円(前年同期比9.7%増)、経常利益1,422百万円(前年同期比13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益361百万円(前年同期比18.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。
(中古車輸出事業)
中古車輸出業界においては、かつて最多輸出先であったミャンマーの規制による落ち込みが顕著であった一方、アラブ首長国連邦、ニュージーランドといった輸出先が台頭してきたことに加えアフリカ地域での需要回復やスリランカの税制変革による台数の増加が影響し、当連結会計年度における業界全体の輸出台数は132.6万台(前期比1.4%増)とほぼ横ばいの結果となりました。 このような状況のなか、メイン販売先であるアフリカ地域、オセアニア地域、中南米地域への輸出台数は減少したものの、BtoB販売に力を入れたアジア地域への輸出台数が増加し、当社グループの輸出台数の合計は4,344台(前期比5.2%減)となりました。その結果、当連結会計年度における業績は、売上高6,621百万円(前期比19.9%増)、営業利益126百万円(前期比13.3%減)となりました。
(レンタカー事業)
レンタカー業界においては、レンタカー需要の高まりを受け事業者及び登録台数が年々増加し、市場規模が拡大するとともに競争も激化しております。また、当期におきましては災害等の特殊要因によって一時的に需要が高まりました。 このような状況のなか、当社グループは、当連結会計年度において直営店の伊勢店(三重県)、名古屋駅スマートカウンター、名古屋南店(愛知県)、フランチャイズ(以下、「FC」と称します)店の長崎空港店(長崎店)、燕三条駅前店(新潟県)、熊本空港店(熊本県)、熊本大江店(熊本県)、広島大町店(広島県)、熊本駅前店(熊本県)、滋賀堅田駅前店(滋賀県)を新規出店し、直営店及びFC店の総店舗数は151店舗(前期比16店舗増)、総保有台数は19,146台(前期比15.9%増)となりました。一方、レンタル終了車輌の販売台数は1,394台(前期比14.7%減)となりましたが、売上高、営業利益ともに前期を上回りました。その結果、当連結会計年度における業績は、売上高10,667百万円(前期比12.1%増)、営業利益1,511百万円(前期比26.3%増)とな
りました。
(海外自動車ディーラー事業)
南アフリカ共和国においては、米国と中国の貿易摩擦やヨーロッパの政局リスクにより景気が低迷しておりますが、2018年1-12月期の新車販売台数は55.2万台(前期比0.8%減)となりほぼ横ばいに推移しております。
このような状況のなか、当社グループは、南アフリカ共和国でプジョー・スズキ1店舗、スズキディーラー3店舗、プジョーディーラー3店舗の合計7店舗を運営しております。新車販売台数は合計886台(前期比21.0%減)、中古車販売台数は合計1,081台(前期比11.8%減)となり営業数字を圧迫しております。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高3,197百万円(前期比12.5%減)、営業損失191百万円(前期営業損失29百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ200百万円減少し、778百万円となりました。なお、当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果獲得した資金は5,645百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,358百万円、減価償却費3,766百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は2,092百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,606百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は3,742百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出3,500百万円があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
ア.生産実績
該当事項はありません。
イ.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業4,341,401113.7
レンタカー事業6,95776.7
海外自動車ディーラー事業2,531,36078.8
合計6,879,71997.8

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ウ.受注実績
受注後売上計上が概ね1ヵ月以内であるため、記載を省略しております。
エ.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業6,587,965+19.8
レンタカー事業10,475,563+13.2
海外自動車ディーラー事業3,197,401△12.5
合計20,260,930+10.0

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に際し、当社グループの経営陣は決算日における資産、負債の数値並びに報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積りについて可能な限り正確かつ適正な評価を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ア.財政状態
a. 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて3.2%減少し、15,575百万円となりました。これは、リース債権及びリース投資資産が544百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.3%増加し、13,709百万円となりました。 その結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1.6%減少し、29,284百万円となりました。
b. 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1.5%減少し、16,504百万円となりました。これは、リース債務が720百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて22.3%減少し、3,218百万円となりました。これは、長期借入金が368百万円、リース債務が623百万円減少したことなどによります。
その結果、負債は、前連結会計年度末に比べて5.6%減少し、19,722百万円となりました。
c. 純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて7.9%増加し、9,562百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度の経営成績の分析は、の分析につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ウ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクについては、「第2事業の状況 2事業等のリスク」に記載のとおりであります。
エ.資本の財源及び資金の流動性
a. キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析は、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b. 契約債務
2019年3月31日現在の契約債務の概要は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表 借入金等明細表」に記載のとおりであります。
c. 財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資などの長期資金については固定金利の長期借入金で調達しております。なお、2019年3月31日現在、長期借入金の残高は26百万円であります。
オ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 財政状態
(中古車輸出事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ300百万円減少し、5,403百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ213百万円増加し、1,699百万円となりました。
(レンタカー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、23,642百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,164百万円減少し、17,671百万円となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ371百万円減少し、752百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ254百万円減少し、560百万円となりました。
b. 経営成績
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

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