有価証券報告書-第34期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 15:22
【資料】
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【項目】
136項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染状況 が一旦落ち着き回復に進んだものの、原油価格高騰や供給不足に伴う物価上昇、世界的な半導体不足による生産体制の縮小、急激な円安、新型コロナウイルス第6波7波の懸念など、依然として不確実な状況にあります。
世界経済においては、ロシアによるウクライナ侵攻の影響によりエネルギー価格の高騰や経済制裁に伴う物流の乱れなどが生じ、世界経済及び日本経済は先行き不透明な状況となっております。
このような状況のなか、当社グループは、中核事業であり海外市場をターゲットとしている中古車輸出事業、自動車の所有から利用の流れの中で安定的な成長を続けるレンタカー事業、さらに南アフリカ共和国において海外自動車ディーラー事業の3つの事業を行っており、安定的で収益力のある事業体の構築を目指しております。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
ア.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,613百万円増加し、33,612百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,411百万円増加し、21,982百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,202百万円増加し、11,629百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度における業績は、売上高27,617百万円(前期比37.5%増)、営業利益1,856百万円(前期比251.9%増)、経常利益1,914百万円(前期比253.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益827百万円(前期49百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。
(中古車輸出事業)
中古車輸出業界においては、新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった一昨年に比べ需要は回復しており、アラブ首長国連邦、ニュージーランドといった主要輸出先が当業界を牽引し、この一年は、輸出台数が大幅に増加しました。
新車輸出業界において、世界的な半導体不足による減産や新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、その生産台数が減少しており、それにともなって中古自動車の需要が高まっています。需要の高まりに応じてオークション相場が高騰する等の影響が生じているものの、当連結会計年度における業界全体の輸出台数は122.2万台(前期比17.3%増)と大きく増加しました。
このような状況のなか、当社主要輸出先であるアフリカ地域、オセアニア地域、中南米地域へのBtoC販売先台数は減少したものの、BtoB販売先に注力し始めたアジア地域、オセアニア地域への輸出台数が増加し、当社グループの輸出台数の合計は5,930台(前期比54.7%増)となりました。その結果、当連結会計年度における業績は、売上高9,184百万円(前期比82.9%増)、営業利益135百万円(前期営業損失236百万円)となりました。
(レンタカー事業)
レンタカー業界においても、需要はコロナ禍以前の状況まで戻ってきているものの、限られた需要に対して各社の競争は益々激しくなっております。
このような状況のなか、当社グループは、当連結会計年度においてより効率的な運営の為一部店舗の移転をし、直営店及びFC店の総店舗数は184店、総保有台数は20,562台(前期比5.1%増)(※うち、Jネットブランドのみの店舗数は125店、保有台数は14,664台(前期比7.8%増))となりました。また、顧客満足度向上のため車両の高年式化やインターネット・TVCMなど各種媒体への広告拡大による知名度の浸透を図るとともに、楽天ポイントカードやレンタルバイク店舗の出店など様々な施策を継続実施し、個人・法人顧客の獲得に注力いたしました。中古車販売においては、新車減産にともなう中古車人気も相まって「Jネットカーズ」ブランドを中心に伸張し、売上高・営業利益ともに前期を上回りました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高13,228百万円(前期比6.1%増)、営業利益1,601百万円(前期比111.7%増)となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
南アフリカ共和国においては、一部のマスク着用義務やイベント会場等の収容人数制限は残るものの、新型コロナウイルス感染症の感染数は一日当たり2,000人前後と横ばいに推移し、ロックダウンレベルが解除される等、コロナ禍以前の日常に戻りつつあります。2021年1-12月期の新車販売台数は46.4万台(前期比22.1%増)となり大幅に増加しております。
このような状況のなか、当社グループは、南アフリカ共和国でスズキディーラー4店舗を運営しております。新車販売台数は合計2,223台(前期比84.8%増)、中古車販売台数は合計1,069台(前期比18.4%増)となり合計販売台数は合計3,292台(前期比56.3%増)となっております。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高5,402百万円(前期比94.0%増)、営業利益123百万円(前期営業損失1百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ700百万円増加し、1,418百万円となりました。なお、当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果獲得した資金は4,783百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,912百万円、減価償却費4,640百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は2,442百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,375百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は1,673百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出3,811百万円があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
ア.生産実績
該当事項はありません。
イ.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業8,521,697215.9
レンタカー事業37,1743.8
海外自動車ディーラー事業4,805,463196.3
合計13,364,336181.2

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
ウ.受注実績
受注後売上計上が概ね1ヵ月以内であるため、記載を省略しております。
エ.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業9,184,945184.4
レンタカー事業13,228,060107.4
海外自動車ディーラー事業5,402,242194.0
合計27,815,247138.5

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ア.財政状態
a. 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて25.6%増加し、16,569百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が1,230百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて7.8%増加し、17,042百万円となりました。これは、リース資産が298百万円増加したことなどによります。
その結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて15.9%増加し、33,612百万円となりました。
b. 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて24.2%増加し、17,398百万円となりました。これは、リース債務(流動)が127百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて0.4%増加し、4,584百万円となりました。これは、資産除去債務が4百万円増加したことなどによります。
その結果、負債は、前連結会計年度末に比べて18.4%増加し、21,982百万円となりました。
c. 純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて11.5%増加し、11,629百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度の経営成績の分析につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ウ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクについては、「第2事業の状況 2事業等のリスク」に記載のとおりであります。
エ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 財政状態
(中古車輸出事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,621百万円増加し、8,767百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,482百万円増加し、5,485百万円となりました。
(レンタカー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,951百万円増加し、24,509百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ817百万円増加し、16,114百万円となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ244百万円増加し、949百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ57百万円増加し、401百万円となりました。
b. 経営成績
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
ア. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析・検討内容は、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
イ.資本の財源及び資金の流動性
a. 契約債務
2022年3月31日現在の契約債務の概要は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表 借入金等明細表」に記載のとおりであります。
b. 財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資などの長期資金については固定金利の長期借入金で調達しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に際し、当社グループの経営陣は決算日における資産、負債の数値並びに報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積りについて可能な限り正確かつ適正な評価を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。

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