有価証券報告書-第32期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 13:25
【資料】
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【項目】
143項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用の改善がみられ、景気は緩やかな回復基調が続いておりましたが、第4四半期に入り新型コロナウイルス感染拡大の影響により急激な失速をみせております。
わが国経済のみならず世界規模で感染症罹患者が急増し、米国を中心とした各国の感染防止策により世界経済に多大なる影響が出ております。さらに、新型コロナウイルス感染症の収束には目途がたっておらず、先行きは不透明な状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは、中核事業であり海外市場をターゲットとしている中古車輸出事業、国内で為替リスクなく安定的な成長を続けるレンタカー事業、さらに南アフリカ共和国において海外自動車ディーラー事業の3つの事業を行っており、安定的で収益力のある事業体の構築を目指しております。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
ア.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ272百万円減少し、29,011百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ941百万円減少し、18,781百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ668百万円増加し、10,230百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度における業績は、売上高20,140百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益1,447百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益1,377百万円(前年同期比3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益350百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。
(中古車輸出事業)
中古車輸出業界においては、アラブ首長国連邦、ニュージーランド、ロシアといった主要輸出先が当業界を牽引し、ここ数年は、台頭著しいアフリカ地域の需要回復による台数増加で輸出台数は安定してきております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、2020年3月より上記輸出国及び、バングラデシュ・マレーシアをはじめとする中古車輸入大国が各国港閉鎖等施策により、輸出量に陰りが見えます。当連結会計年度における業界全体の輸出台数は129.5万台(前期比2.3%減)とほぼ横ばいの結果となりました。 このような状況のなか、当社主要輸出先であるアフリカ地域、オセアニア地域、中南米地域へのBtoC販売先台数は減少したものの、BtoB販売先に注力し始めたヨーロッパ地域、アジア地域への輸出台数が増加し、当社グループの輸出台数の合計は4,101台(前期比5.6%減)となりました。その結果、当連結会計年度における業績は、売上高5,670百万円(前期比14.4%減)、営業利益27百万円(前期比78.4%減)となりました。
(レンタカー事業)
レンタカー業界においては、レンタカー需要の高まりを受け事業者及び登録台数が年々増加し、市場規模が拡大するとともに競争も激化しております。しかしながら、第4四半期におきましては新型コロナウイルス感染症拡大の影響により需要の低下が生じております。 このような状況のなか、当社グループは、当連結会計年度において直営店のイオンタウン各務原鵜沼店(岐阜県)、新千歳空港店(北海道)、越谷レイクタウン店(埼玉県)、フランチャイズ(以下、「FC」と称します)店の長岡駅東口店(新潟県)、つくば店(茨城県)、富士吉田店(山梨県)、研究学園駅前店(茨城県)、岩出店(和歌山県)、北九州空港カウンター(福岡県)等を新規出店し、直営店及びFC店の総店舗数は160店舗(前期比9店舗増)、総保有台数は20,320台(前期比6.1%増)となりました。また、レンタル終了車輌の販売台数は2,001台(前期比43.5%増)となり、売上高、営業利益ともに前期を上回りました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高11,769百万円(前期比10.3%増)、営業利益1,580百万円(前期比4.6%増)となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
南アフリカ共和国においては、米国と中国の貿易摩擦やヨーロッパにおけるイギリスのEU離脱等の政局リスクにより景気が低迷しておりますが、2019年1-12月期の新車販売台数は53.5万台(前期比3.1%減)となりほぼ横ばいに推移しております。 このような状況のなか、当社グループは、南アフリカ共和国でスズキディーラー4店舗を運営しております。新車販売台数は合計1,197台(前期比35.1%増)、中古車販売台数は合計955台(前期比11.7%減)となり合計販売台数は合計2,152台(前期比9.4%増)と改善されております。
前年のプジョー店舗撤退による車両販売減やそれに伴う諸経費の発生、また、今般発生した新型コロナウイルスが蔓延するなか、当社は、お客様と従業員の健康確保を最優先に行い、2020年3月の繁忙期において南アフリカ共和国内における全ての店舗を一時的に閉鎖いたしました。これにより、オペレーションに混乱をきたし、売り上げは大きく減少しました。 その結果、当連結会計年度における業績は、売上高2,869百万円(前期比10.3%減)、営業損失134百万円(前期営業損失191百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ446百万円減少し、331百万円となりました。なお、当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果獲得した資金は5,241百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,384百万円、減価償却費4,085百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は3,032百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出3,225百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は2,674百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出3,292百万円があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
ア.生産実績
該当事項はありません。
イ.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業4,087,38794.1
レンタカー事業421,9616,064.9
海外自動車ディーラー事業1,915,13675.7
合計6,424,48593.4

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ウ.受注実績
受注後売上計上が概ね1ヵ月以内であるため、記載を省略しております。
エ.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
中古車輸出事業5,637,07285.6
レンタカー事業11,634,100111.1
海外自動車ディーラー事業2,869,39789.7
合計20,140,57099.4

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財務状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ア.財政状態
a. 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて9.6%減少し、14,083百万円となりました。これは、リース債権及びリース投資資産が1,501百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて8.9%増加し、14,928百万円となりました。 その結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて0.9%減少し、29,011百万円となりました。
b. 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて4.6%減少し、15,748百万円となりました。これは、リース債務が1,801百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて5.8%減少し、3,032百万円となりました。これは、リース債務が126百万円減少したことなどによります。
その結果、負債は、前連結会計年度末に比べて4.8%減少し、18,781百万円となりました。
c. 純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて7.0%増加し、10,230百万円となりました。
イ.経営成績
当連結会計年度の経営成績の分析は、の分析につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ウ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクについては、「第2事業の状況 2事業
等のリスク」に記載のとおりであります。
エ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 財政状態
(中古車輸出事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ238百万円増加し、5,642百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ575百万円増加し、2,274百万円となりました。
(レンタカー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ382百万円減少し、23,260百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,363百万円減少し、16,307百万円となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
当連結会計年度末のセグメント資産合計は、前連結会計年度末に比べ154百万円減少し、598百万円となりました。当連結会計年度末のセグメント負債合計は、前連結会計年度末に比べ287百万円減少し、273百万円となりました。
b. 経営成績
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
ア. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析・検討内容は、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
イ.資本の財源及び資金の流動性
a. 契約債務
2020年3月31日現在の契約債務の概要は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表 借入金等明細表」に記載のとおりであります。
b. 財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資などの長期資金については固定金利の長期借入金で調達しております。なお、2020年3月31日現在、長期借入金の残高は12百万円であります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に際し、当社グループの経営陣は決算日における資産、負債の数値並びに報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積りについて可能な限り正確かつ適正な評価を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。

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