有価証券報告書-第36期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、2019年中におきましては米中貿易摩擦や中東情勢など不透明な世界の政治動向や世界経済の緩やかな減速を背景にした輸出の落ち込み、鉱工業生産の減少などがみられるものの、個人消費は消費税増税や自然災害の影響により下振れつつも、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかに増加いたしました。また、企業収益は下振れ懸念はあるものの堅調であることにより、ゆるやかな景気回復が持続しておりましたが、2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により大幅なマイナス成長となっております。
このような状況の下、当社グループでは、第36期は年度方針として「進化と向上」を掲げ、中長期的な視点に基づき、人材、組織など経営基盤固めを実践するとともに、「アート関連事業」及び「健康産業事業」において、新規顧客の開拓及び過去に捉われない新たな収益基盤の創造に邁進してまいりました。
基幹の「アート関連事業」におきましては、従来に引き続き、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行うとともに、組織の効率化やコスト削減に努め、収益力の改善に努めてまいりました。
また、「健康産業事業」におきましては、2016年7月より溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開に注力しており、順次出店(2020年3月末現在、プレオープンを含み42店舗)を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は24,125百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,404百万円増加いたしました。これは主にその他流動資産が443百万円、現金及び預金が402百万円減少したものの、売掛金が1,710百万円、商品及び製品が509百万円増加したことによるものであります。売掛金の増加の要因は、クレジット事業の顧客の取扱高増加によるものであります。固定資産は3,965百万円となり、前連結会計年度末に比べ109百万円減少しました。これは主に貸倒引当金が325百万円減少(資産の増加)したものの、投資その他の資産のその他が266百万円、投資有価証券が141百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,090百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,295百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は12,250百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,821百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等が368百万円減少したものの、短期借入金が2,100百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,893百万円となり、前連結会計年度末に比べ583百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が510百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は15,144百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,237百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は12,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ58百万円増加いたしました。これは主に自己株式の取得により自己株式が566百万円増加(株主資本の減少)、剰余金の配当により利益剰余金が578百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益が1,157百万円、新株の発行により資本金及び資本準備金が49百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は46.1%(前連結会計年度末は48.1%)となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高8,770百万円(前期比7.4%増)、営業利益1,994百万円(同18.9%増)、経常利益1,798百万円(同9.1%増)となりました。しかしながら、前期においては特別利益に「タラサ志摩ホテル&リゾート」の事業譲渡益1,279百万円の計上がありましたが、当期においては当該計上がなくなったことにより親会社株主に帰属する当期純利益は1,157百万円(同40.5%減)となりました。
(注)デリバティブ取引(株価指数先物取引)は現在行っておりません。
セグメント業績は次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売におきましては、従来に引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活動に注力し、また、イラスト系グッズ販売におきましては、グッズ専門店やグッズ通販サイトの運営を行い、新規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、版画等の発送(売上)が順調に推移したこと及び版画等の原価率を抑えることができたことなどにより、売上高は5,405百万円(同9.0%増)となり、営業利益は975百万円(同15.6%増)となりました。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は1,321百万円(同8.4%増)となり、営業利益は870百万円(同8.5%増)となりました。
[健康産業事業]
フィットネスクラブ「カルナフィットネス&スパ柏」におきまして、従来に引き続き、ホスピタリティ精神を大切にした質の高いサービスの提供及び新規会員の獲得数アップと既存会員の退会防止、客単価の上昇に主眼をおいた営業活動を推し進めてまいりました。
また、前述のとおり溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開を開始しており、順次出店(2020年3月末現在42店舗、プレオープンを含む。)を行っております。
この結果、売上高は2,059百万円(同24.2%増)となり、営業利益は81百万円(同584.5%増)となりました。
(注)リゾート事業
2018年5月31日付「当子会社における事業譲渡のお知らせ」にて記載いたしましたとおり、当社子会社「TSCホリスティック株式会社」における「タラサ志摩ホテル&リゾート」(三重県鳥羽市)を大江戸温泉物語株式会社へ事業譲渡を致しており、リゾート事業は終了しております(事業譲渡日 2018年10月23日)。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ402百万円減少し、5,521百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は602百万円(前連結会計年度は1,064百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益1,776百万円の計上等の増加要因があったものの、売上債権の増加1,710百万円、たな卸資産の増加517百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は231百万円(前連結会計年度は818百万円の獲得)となりました。
これは主に投資有価証券の売却による収入378百万円等の増加要因があったものの、有形固定資産の取得による支出242百万円、投資有価証券の取得による支出216百万円、差入証拠金の増加165百万円等の減少要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は448百万円(前連結会計年度は156百万円の獲得)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出2,609百万円、配当金の支払額578百万円等の減少要因があったものの、短期借入金の増加額2,100百万円、長期借入れによる収入1,890百万円の増加要因があったことによります。
③仕入、契約及び販売の状況
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.アート関連事業における商品仕入実績は、次のとおりであります。
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
b.契約状況
当連結会計年度の契約状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金融サービス事業の契約高は、割賦あっせん契約に係る会員手数料であります。
2.アート関連事業における契約状況は次のとおりであります。
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.アート関連事業における販売実績は、次のとおりであります。
イ 販売形態別販売実績
(注) 自社企画催事には、友の会会費収入が含まれており、その他にはデジタルアート部門及び出版部門、美術品の売上が含まれております。
ロ 品目別販売実績
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
ハ 地域別販売実績
(注) デジタルアート部門及び出版部門の売上、友の会会費収入、美術品の売上は地域別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品等の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、当社をはじめその他一般加盟店の顧客を中心に販売代金等の割賦販売斡旋業務に係る資金です。
また、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。
なお、運転資金及び投資資金の調達については、自己資金又は銀行借入、リースで賄う方針であります。
当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約を締結しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。その詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載しております。その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案して合理的に見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症拡大により、版画の展示販売会の開催中止、ホットヨガ事業・フィットネス事業の店舗の休業を行いました。このような状況において、新型コロナウイルス感染症の影響が翌連結会計年度(2021年3月期)の一定期間続くとの仮定のもと会計上の見積りを行っております。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、2019年中におきましては米中貿易摩擦や中東情勢など不透明な世界の政治動向や世界経済の緩やかな減速を背景にした輸出の落ち込み、鉱工業生産の減少などがみられるものの、個人消費は消費税増税や自然災害の影響により下振れつつも、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかに増加いたしました。また、企業収益は下振れ懸念はあるものの堅調であることにより、ゆるやかな景気回復が持続しておりましたが、2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により大幅なマイナス成長となっております。
このような状況の下、当社グループでは、第36期は年度方針として「進化と向上」を掲げ、中長期的な視点に基づき、人材、組織など経営基盤固めを実践するとともに、「アート関連事業」及び「健康産業事業」において、新規顧客の開拓及び過去に捉われない新たな収益基盤の創造に邁進してまいりました。
基幹の「アート関連事業」におきましては、従来に引き続き、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行うとともに、組織の効率化やコスト削減に努め、収益力の改善に努めてまいりました。
また、「健康産業事業」におきましては、2016年7月より溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開に注力しており、順次出店(2020年3月末現在、プレオープンを含み42店舗)を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は24,125百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,404百万円増加いたしました。これは主にその他流動資産が443百万円、現金及び預金が402百万円減少したものの、売掛金が1,710百万円、商品及び製品が509百万円増加したことによるものであります。売掛金の増加の要因は、クレジット事業の顧客の取扱高増加によるものであります。固定資産は3,965百万円となり、前連結会計年度末に比べ109百万円減少しました。これは主に貸倒引当金が325百万円減少(資産の増加)したものの、投資その他の資産のその他が266百万円、投資有価証券が141百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,090百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,295百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は12,250百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,821百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等が368百万円減少したものの、短期借入金が2,100百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,893百万円となり、前連結会計年度末に比べ583百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が510百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は15,144百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,237百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は12,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ58百万円増加いたしました。これは主に自己株式の取得により自己株式が566百万円増加(株主資本の減少)、剰余金の配当により利益剰余金が578百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益が1,157百万円、新株の発行により資本金及び資本準備金が49百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は46.1%(前連結会計年度末は48.1%)となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高8,770百万円(前期比7.4%増)、営業利益1,994百万円(同18.9%増)、経常利益1,798百万円(同9.1%増)となりました。しかしながら、前期においては特別利益に「タラサ志摩ホテル&リゾート」の事業譲渡益1,279百万円の計上がありましたが、当期においては当該計上がなくなったことにより親会社株主に帰属する当期純利益は1,157百万円(同40.5%減)となりました。
(注)デリバティブ取引(株価指数先物取引)は現在行っておりません。
セグメント業績は次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売におきましては、従来に引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活動に注力し、また、イラスト系グッズ販売におきましては、グッズ専門店やグッズ通販サイトの運営を行い、新規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、版画等の発送(売上)が順調に推移したこと及び版画等の原価率を抑えることができたことなどにより、売上高は5,405百万円(同9.0%増)となり、営業利益は975百万円(同15.6%増)となりました。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は1,321百万円(同8.4%増)となり、営業利益は870百万円(同8.5%増)となりました。
[健康産業事業]
フィットネスクラブ「カルナフィットネス&スパ柏」におきまして、従来に引き続き、ホスピタリティ精神を大切にした質の高いサービスの提供及び新規会員の獲得数アップと既存会員の退会防止、客単価の上昇に主眼をおいた営業活動を推し進めてまいりました。
また、前述のとおり溶岩石を用いた女性専用のホットヨガスタジオ「アミーダ」の展開を開始しており、順次出店(2020年3月末現在42店舗、プレオープンを含む。)を行っております。
この結果、売上高は2,059百万円(同24.2%増)となり、営業利益は81百万円(同584.5%増)となりました。
(注)リゾート事業
2018年5月31日付「当子会社における事業譲渡のお知らせ」にて記載いたしましたとおり、当社子会社「TSCホリスティック株式会社」における「タラサ志摩ホテル&リゾート」(三重県鳥羽市)を大江戸温泉物語株式会社へ事業譲渡を致しており、リゾート事業は終了しております(事業譲渡日 2018年10月23日)。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ402百万円減少し、5,521百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は602百万円(前連結会計年度は1,064百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益1,776百万円の計上等の増加要因があったものの、売上債権の増加1,710百万円、たな卸資産の増加517百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は231百万円(前連結会計年度は818百万円の獲得)となりました。
これは主に投資有価証券の売却による収入378百万円等の増加要因があったものの、有形固定資産の取得による支出242百万円、投資有価証券の取得による支出216百万円、差入証拠金の増加165百万円等の減少要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は448百万円(前連結会計年度は156百万円の獲得)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出2,609百万円、配当金の支払額578百万円等の減少要因があったものの、短期借入金の増加額2,100百万円、長期借入れによる収入1,890百万円の増加要因があったことによります。
③仕入、契約及び販売の状況
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
アート関連事業(千円) | 1,706,670 | 161.4 |
健康産業事業(千円) | 60,358 | 104.0 |
合計(千円) | 1,767,029 | 146.7 |
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.アート関連事業における商品仕入実績は、次のとおりであります。
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
シルクスクリーン(千円) | 10,307 | 179.3 |
ミックスドメディア(千円) | 305,216 | 128.3 |
リトグラフ(千円) | 1,125 | 64.7 |
油彩画等(千円) | 59,056 | 130.8 |
ジクレ(アイリス)(千円) | 65,101 | 106.8 |
美術品(千円) | 593,531 | 486.6 |
デジタルアート(千円) | 6,741 | 63.1 |
出版(千円) | 259,076 | 93.3 |
友の会等(千円) | 63,044 | 98.2 |
その他(千円) | 343,469 | 148.7 |
合計(千円) | 1,706,670 | 161.4 |
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
b.契約状況
当連結会計年度の契約状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |||
契約高(千円) | 前年同期比(%) | 契約残高(千円) | 前年同期比(%) | |
アート関連事業 | 5,362,834 | 104.3 | 1,841,608 | 97.9 |
金融サービス事業 | 1,528,191 | 109.4 | 3,112,195 | 112.4 |
健康産業事業 | 2,059,301 | 124.2 | - | - |
消去又は全社 | △16,374 | 58.2 | - | - |
合計 | 8,933,953 | 104.8 | 4,953,804 | 106.6 |
(注)1.金融サービス事業の契約高は、割賦あっせん契約に係る会員手数料であります。
2.アート関連事業における契約状況は次のとおりであります。
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |||
契約高(千円) | 前年同期比(%) | 契約残高(千円) | 前年同期比(%) | |
シルクスクリーン | 76,676 | 90.8 | 17,939 | 94.3 |
ミックスドメディア | 2,474,037 | 112.2 | 564,034 | 106.9 |
リトグラフ | 16,921 | 91.8 | 5,995 | 129.1 |
油彩画等 | 323,020 | 133.9 | 274,478 | 124.0 |
ジクレ(アイリス) | 402,503 | 124.0 | 148,766 | 154.2 |
美術品 | 61,603 | 122.8 | - | - |
デジタルアート | 24,244 | 82.8 | - | - |
出版 | 420,866 | 80.4 | - | - |
友の会等 | 358,916 | 104.5 | - | - |
その他 | 1,204,044 | 91.1 | 830,393 | 82.1 |
合計 | 5,362,834 | 104.3 | 1,841,608 | 97.9 |
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
アート関連事業(千円) | 5,405,814 | 109.0 |
金融サービス事業(千円) | 1,321,450 | 108.4 |
健康産業事業(千円) | 2,059,301 | 124.2 |
消去又は全社(千円) | △16,374 | 58.2 |
合計(千円) | 8,770,192 | 107.4 |
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.アート関連事業における販売実績は、次のとおりであります。
イ 販売形態別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
店舗(千円) | 977,211 | 115.0 |
自社企画催事(千円) | 3,477,588 | 109.9 |
異業種提携催事(千円) | 397,309 | 139.3 |
その他(千円) | 553,704 | 83.8 |
合計(千円) | 5,405,814 | 109.0 |
(注) 自社企画催事には、友の会会費収入が含まれており、その他にはデジタルアート部門及び出版部門、美術品の売上が含まれております。
ロ 品目別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
シルクスクリーン(千円) | 77,765 | 103.6 |
ミックスドメディア(千円) | 2,437,665 | 114.9 |
リトグラフ(千円) | 15,569 | 79.9 |
油彩画等(千円) | 269,876 | 96.8 |
ジクレ(アイリス)(千円) | 350,190 | 105.1 |
デジタルアート(千円) | 24,244 | 82.8 |
出版(千円) | 420,866 | 80.4 |
友の会等(千円) | 358,916 | 104.5 |
その他(千円) | 1,450,718 | 117.5 |
合計(千円) | 5,405,814 | 109.0 |
(注) その他には、上記以外の技法の版画等が含まれております。
ハ 地域別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
北海道・東北地区(千円) | 307,603 | 91.1 |
関東地区(千円) | 1,863,034 | 111.4 |
中部・北陸地区(千円) | 849,583 | 117.1 |
近畿地区(千円) | 969,646 | 125.7 |
中国・四国地区(千円) | 209,594 | 99.6 |
九州地区(千円) | 302,074 | 115.8 |
その他(千円) | 904,276 | 92.1 |
合計(千円) | 5,405,814 | 109.0 |
(注) デジタルアート部門及び出版部門の売上、友の会会費収入、美術品の売上は地域別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品等の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、当社をはじめその他一般加盟店の顧客を中心に販売代金等の割賦販売斡旋業務に係る資金です。
また、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。
なお、運転資金及び投資資金の調達については、自己資金又は銀行借入、リースで賄う方針であります。
当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約を締結しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。その詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載しております。その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案して合理的に見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症拡大により、版画の展示販売会の開催中止、ホットヨガ事業・フィットネス事業の店舗の休業を行いました。このような状況において、新型コロナウイルス感染症の影響が翌連結会計年度(2021年3月期)の一定期間続くとの仮定のもと会計上の見積りを行っております。