有価証券報告書-第40期(2023/04/01-2024/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、欧米を中心とする海外経済の減速、円安や資源高により製造業の減収懸念、実質賃金のマイナスでの推移など物価高の影響があるものの、インバウンド需要や個人消費の回復などコロナ禍からの回復により経済活動の正常化が進み、全体として景気の持ち直しが見られました。
このような状況の下、当社グループでは、2023年4月度よりスタートした第40期は、創業40周年という節目を迎え、主力の「アート関連事業」を中心に、成長スピードを加速させるよう、一段と事業運営に注力いたしました。
更に中長期的な視点に基づき、人材、組織など経営基盤固めを実践するとともに、新規顧客の開拓及び過去に捉われない新たな収益基盤の創造にチャレンジしてまいりました。
基幹の「アート関連事業」におきましては、多くのお客様に催事会場にお越しいただいており、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一 人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行ってまいりました。
「健康産業事業」では、フィットネス事業の「カルナ フィットネス& スパ 柏」は業績の回復が見込まれなかったことから、2023年12月をもって閉店いたしました。ホットヨガ事業におきましては、2020年4月、5月の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言による店舗休業において休会・退会会員が多く発生し、その後、徐々に回復はしてきているものの、依然として、会員数確保の厳しい状況は続いております。今後とも、新規会員の獲得・退会防止を行い、地域の皆様の「心と身体の健康」に寄与してまいります。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は29,481百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,537百万円増加いたしました。これは主に、高額美術品の購入等により現金及び預金が706百万円減少したものの、高額美術品の購入により商品 及び製品が1,924百万円、クレジット事業の割賦債権取扱高増加等により売掛金が424百万円増加したものであります。固定資産は4,752百万円となり、前連結会計年度末に比べ221百万円減少しました。これは主に、長期貸付金が110百万円、投資有価証券が79百万円、繰延税金資産が68百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は34,234百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,315百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は17,139百万円となり、前連結会計年度末に比べ842百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が348百万円、1年内返済予定の長期借入金が220百万円、その他流動負債が213百万円増加したことによるものであります。固定負債は1,205百万円となり、前連結会計年度末に比べ20百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が22百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は18,345百万円となり、前連結会計年度末に比べ822百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は15,888百万円となり、前連結会計年度末に比べ493百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得が852百万円、剰余金の配当により利益剰余金が485百万円の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益が1,766百万円あったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は46.4%(前連結会計年度末は46.8%)となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は11,006百万円(前期比2.6%増)となり、営業利益は2,364百万円(同5.2%増)となりました。経常利益は投資有価証券売却益477百万円を計上したことにより2,919百万円(同38.9%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,766百万円(同30.5%増)となりました。
セグメント業績は次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、従来に引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活動に注力し、新規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、売上高は8,114百万円(同4.6%増)、営業利益は1,229百万円(同11.6%増)となりました。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、従来に引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は1,640百万円(同5.1%増)となり、営業利益は1,148百万円(同2.9%増)となりました。
[健康産業事業]
ホットヨガ事業・フィットネス事業におきましては、2020年4月、5月において緊急事態宣言等の影響により、休会会員が多く発生し、徐々に回復はしてきておりますが、依然として、会員数減少の厳しい状況が続いております。
この結果、売上高は1,279百万円(同10.6%減)となり、営業損失は64百万円(前期は19百万円の営業損失)となりました。
(注)フィットネス事業
フィットネス事業の「カルナ フィットネス&スパ 柏」は、業績の回復が見込まれなかったことから、2023年12
月をもって閉店し、フィットネス事業は終了いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ706百万円減少 し、4,773百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は495百万円(前連結会計年度は162百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益2,849百万円の増加要因があったものの、棚卸資産の増加1,962百万円、法人税等の支払額978百万円、投資有価証券売却益477百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は558百万円(前連結会計年度は308百万円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出3,012百万円等の減少要因があったものの、投資有価証券の売却による収入3,621百万等の増加要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は779百万円(前連結会計年度は1,585百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入れによる収入1,100百万円等の増加要因があったものの、長期借入金の返済による支出853百万円、自己株式の取得による支出852百万円等の減少要因があったことによります。
③仕入、契約及び販売の状況
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.アート関連事業における商品仕入実績の内訳は、次のとおりであります。
b.契約状況
当連結会計年度の契約状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金融サービス事業の契約高は、割賦あっせん契約に係る会員手数料であります。
2.アート関連事業における契約状況の内訳は次のとおりであります。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) アート関連事業における販売実績の内訳は、次のとおりであります。
イ 販売形態別販売実績
(注) 美術品、グッズ等、雑誌等及びサービスの売上は、地販売形態別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
ロ 品目別販売実績
ハ 地域別販売実績
(注) 美術品、グッズ等、雑誌等及びサービスの売上は、地域別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品等の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、当社をはじめその他一般加盟店の顧客を中心に販売代金等の割賦販売あっせん業務に係る資金です。
また、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。
なお、運転資金及び投資資金の調達については、自己資金又は銀行借入、リースで賄う方針であります。
当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行7行と当座貸越契約を締結しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (注記事項)(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、欧米を中心とする海外経済の減速、円安や資源高により製造業の減収懸念、実質賃金のマイナスでの推移など物価高の影響があるものの、インバウンド需要や個人消費の回復などコロナ禍からの回復により経済活動の正常化が進み、全体として景気の持ち直しが見られました。
このような状況の下、当社グループでは、2023年4月度よりスタートした第40期は、創業40周年という節目を迎え、主力の「アート関連事業」を中心に、成長スピードを加速させるよう、一段と事業運営に注力いたしました。
更に中長期的な視点に基づき、人材、組織など経営基盤固めを実践するとともに、新規顧客の開拓及び過去に捉われない新たな収益基盤の創造にチャレンジしてまいりました。
基幹の「アート関連事業」におきましては、多くのお客様に催事会場にお越しいただいており、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一 人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行ってまいりました。
「健康産業事業」では、フィットネス事業の「カルナ フィットネス& スパ 柏」は業績の回復が見込まれなかったことから、2023年12月をもって閉店いたしました。ホットヨガ事業におきましては、2020年4月、5月の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言による店舗休業において休会・退会会員が多く発生し、その後、徐々に回復はしてきているものの、依然として、会員数確保の厳しい状況は続いております。今後とも、新規会員の獲得・退会防止を行い、地域の皆様の「心と身体の健康」に寄与してまいります。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は29,481百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,537百万円増加いたしました。これは主に、高額美術品の購入等により現金及び預金が706百万円減少したものの、高額美術品の購入により商品 及び製品が1,924百万円、クレジット事業の割賦債権取扱高増加等により売掛金が424百万円増加したものであります。固定資産は4,752百万円となり、前連結会計年度末に比べ221百万円減少しました。これは主に、長期貸付金が110百万円、投資有価証券が79百万円、繰延税金資産が68百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は34,234百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,315百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は17,139百万円となり、前連結会計年度末に比べ842百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が348百万円、1年内返済予定の長期借入金が220百万円、その他流動負債が213百万円増加したことによるものであります。固定負債は1,205百万円となり、前連結会計年度末に比べ20百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が22百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は18,345百万円となり、前連結会計年度末に比べ822百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は15,888百万円となり、前連結会計年度末に比べ493百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得が852百万円、剰余金の配当により利益剰余金が485百万円の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益が1,766百万円あったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は46.4%(前連結会計年度末は46.8%)となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は11,006百万円(前期比2.6%増)となり、営業利益は2,364百万円(同5.2%増)となりました。経常利益は投資有価証券売却益477百万円を計上したことにより2,919百万円(同38.9%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,766百万円(同30.5%増)となりました。
セグメント業績は次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、従来に引き続き、新規顧客獲得に主眼をおいた営業活動に注力し、新規顧客の獲得及び取扱アーティストのブランド化や新作家開発に努め、版画の売上拡大につなげてまいりました。
この結果、売上高は8,114百万円(同4.6%増)、営業利益は1,229百万円(同11.6%増)となりました。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、従来に引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業を中心に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は1,640百万円(同5.1%増)となり、営業利益は1,148百万円(同2.9%増)となりました。
[健康産業事業]
ホットヨガ事業・フィットネス事業におきましては、2020年4月、5月において緊急事態宣言等の影響により、休会会員が多く発生し、徐々に回復はしてきておりますが、依然として、会員数減少の厳しい状況が続いております。
この結果、売上高は1,279百万円(同10.6%減)となり、営業損失は64百万円(前期は19百万円の営業損失)となりました。
(注)フィットネス事業
フィットネス事業の「カルナ フィットネス&スパ 柏」は、業績の回復が見込まれなかったことから、2023年12
月をもって閉店し、フィットネス事業は終了いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ706百万円減少 し、4,773百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は495百万円(前連結会計年度は162百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益2,849百万円の増加要因があったものの、棚卸資産の増加1,962百万円、法人税等の支払額978百万円、投資有価証券売却益477百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は558百万円(前連結会計年度は308百万円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出3,012百万円等の減少要因があったものの、投資有価証券の売却による収入3,621百万等の増加要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は779百万円(前連結会計年度は1,585百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入れによる収入1,100百万円等の増加要因があったものの、長期借入金の返済による支出853百万円、自己株式の取得による支出852百万円等の減少要因があったことによります。
③仕入、契約及び販売の状況
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
アート関連事業 | 4,272,809 | 175.7 |
健康産業事業 | 27,234 | 56.0 |
合計 | 4,300,044 | 173.3 |
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.アート関連事業における商品仕入実績の内訳は、次のとおりであります。
区分 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
シルクスクリーン | 30,044 | 33.5 |
ミックスドメディア | 476,853 | 89.7 |
リトグラフ | 1,124 | 13.2 |
油彩画等 | 54,863 | 53.9 |
ジクレ(アイリス) | 74,445 | 67.3 |
上記以外の技法の版画等 | 316,446 | 82.7 |
美術品 | 2,945,829 | 354.1 |
グッズ等 | 234,696 | 102.2 |
雑誌等 | 63,858 | 94.8 |
サービス | 74,646 | 94.6 |
合計 | 4,272,809 | 175.7 |
b.契約状況
当連結会計年度の契約状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |||
契約高(千円) | 前年同期比(%) | 契約残高(千円) | 前年同期比(%) | |
アート関連事業 | 8,167,216 | 101.7 | 2,779,718 | 101.9 |
金融サービス事業 | 1,677,890 | 99.3 | 2,785,509 | 102.4 |
健康産業事業 | 1,279,554 | 89.4 | - | - |
消去又は全社 | △28,266 | 127.3 | - | - |
合計 | 11,096,395 | 99.7 | 5,565,227 | 102.2 |
(注)1.金融サービス事業の契約高は、割賦あっせん契約に係る会員手数料であります。
2.アート関連事業における契約状況の内訳は次のとおりであります。
区分 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |||
契約高(千円) | 前年同期比(%) | 契約残高(千円) | 前年同期比(%) | |
シルクスクリーン | 182,805 | 84.3 | 50,181 | 107.4 |
ミックスドメディア | 3,838,877 | 106.2 | 903,067 | 79.5 |
リトグラフ | 24,803 | 77.7 | 8,691 | 154.1 |
油彩画等 | 232,288 | 109.4 | 196,543 | 117.3 |
ジクレ(アイリス) | 694,203 | 122.4 | 235,383 | 128.6 |
上記以外の技法の版画等 | 1,721,041 | 103.0 | 1,385,850 | 116.6 |
美術品 | 526,812 | 62.4 | - | - |
グッズ等 | 564,291 | 126.9 | - | - |
雑誌等 | 37,307 | 45.9 | - | - |
サービス | 344,786 | 99.7 | - | - |
合計 | 8,167,216 | 101.7 | 2,779,718 | 101.9 |
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
アート関連事業 | 8,114,973 | 104.6 |
金融サービス事業 | 1,640,072 | 105.1 |
健康産業事業 | 1,279,554 | 89.4 |
消去又は全社 | △28,266 | 127.3 |
合計 | 11,006,334 | 102.6 |
(注) アート関連事業における販売実績の内訳は、次のとおりであります。
イ 販売形態別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
店舗 | 1,032,953 | 105.1 |
自社企画催事 | 5,459,139 | 109.1 |
異業種提携催事 | 159,056 | 152.5 |
その他 | 1,463,823 | 88.0 |
合計 | 8,114,973 | 104.6 |
(注) 美術品、グッズ等、雑誌等及びサービスの売上は、地販売形態別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
ロ 品目別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
シルクスクリーン | 179,328 | 87.2 |
ミックスドメディア | 4,071,263 | 127.1 |
リトグラフ | 21,751 | 73.3 |
油彩画等 | 203,273 | 56.4 |
ジクレ(アイリス) | 641,920 | 102.2 |
上記以外の技法の版画等 | 1,524,238 | 94.4 |
美術品 | 526,812 | 62.4 |
グッズ等 | 564,291 | 126.9 |
雑誌等 | 37,307 | 45.9 |
サービス | 344,786 | 99.7 |
合計 | 8,114,973 | 104.6 |
ハ 地域別販売実績
区分 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
北海道・東北地区 | 448,408 | 96.3 |
関東地区 | 2,585,128 | 118.8 |
中部・北陸地区 | 1,278,459 | 98.3 |
近畿地区 | 1,403,505 | 114.4 |
中国・四国地区 | 469,626 | 97.0 |
九州地区 | 480,426 | 107.1 |
その他 | 1,449,418 | 87.6 |
合計 | 8,114,973 | 104.6 |
(注) 美術品、グッズ等、雑誌等及びサービスの売上は、地域別の売上把握が困難なため、その他に含めております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品等の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、当社をはじめその他一般加盟店の顧客を中心に販売代金等の割賦販売あっせん業務に係る資金です。
また、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。
なお、運転資金及び投資資金の調達については、自己資金又は銀行借入、リースで賄う方針であります。
当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行7行と当座貸越契約を締結しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (注記事項)(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。