訂正四半期報告書-第37期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、5月25日の新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言解除による経済活動の再開により、全体として景気の持ち直しが見られるものの、今なお、世界的な感染拡大は続いており、今後、どのように収束していくかは不透明な状況となっております。
このような状況の下、当社グループでは、2020年5月7日付「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響による売上高減少の可能性の発生に関するお知らせ」に記載のとおり、2020年4月、5月の2か月間、主力事業の版画の展示販売会の開催中止、ホットヨガ事業・フィットネス事業の店舗の休業を余儀なくされ、大きく売上(版画等販売事業は契約高)の減少となりました。
緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底した上で、営業を再開しております。
基幹の「アート関連事業」におきましては、従前と比較しましても、より多くのお客様に催事会場にお越しいただいており、徐々に回復してきております。当社といたしましては、感染防止対策を徹底した上で、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本全体に閉塞感漂う中、アートに込めたられた力により「癒し、希望、元気」といったメッセージを一人でも多くの方に広めてまいります。
「健康産業事業」におきましては、ホットヨガ事業・フィットネス事業とも、2020年4月、5月において休会会員が多く発生し、徐々に回復はしてきておりますが、従前どおりには戻っておりません。感染防止対策を徹底した上で、休会会員の復会・退会防止・新規会員の獲得を行い、地域の皆様の「心と身体の健康」に寄与してまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響により売上高3,390百万円(前年同四半期比23.6%減)、営業利益605百万円(同41.6%減)、経常利益603百万円(同25.9%減)となりました。また、ホットヨガ事業の店舗閉鎖による減損損失の計上、新型コロナウイルス感染症に関連する損失の計上等により親会社株主に帰属する四半期純利益は158百万円(同68.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、2020年4月、5月において、主力の版画等の展示販売会の開催中止を余儀なくされ、大きく売上減少(前年同四半期に対して450百万円程度の契約高の減少)(注) の影響を受けましたが、緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底したうえで、営業を再開してまいりました。
この結果、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響により、売上高は2,180百万円(同22.1%減)となり、営業利益は215百万円(同61.4%減)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する費用61百万円を特別損失へ計上しております。
(注)版画等の販売の売上計上基準は発送を基準としております。版画等の展示販売会においてご契約いただき、その後数カ月から1年にかけて、発送をすることにより売上高を計上しております。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、従来に引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業(以下、クレジット事業といいます)を中心に取り組んでまいりました。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等により、当社及び一般加盟店の営業に影響がでたことにより、クレジット事業の新規の立替高は前年同四半期に対して850百万円程度の減少となっております。(注)
(注)割賦あっせん収益(売上高)は、クレジットの分割回数(最長60か月)にわたって計上されます。よって、新規立替高の減少の影響は、同期間の売上高の減少に影響いたします。
この結果、売上高は667百万円(同3.1%増)となり、営業利益は452百万円(同6.6%増)となりました。
[健康産業事業]
ホットヨガ事業・フィットネス事業におきましては、2020年4月、5月においては、店舗の休業を余儀なくされ、大きく売上減少の影響を受けましたが、緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底したうえで、営業を再開してまいりました。
この結果、売上高は547百万円(同45.4%減)となり、営業損失は92百万円(前年同四半期は26百万円の営業利益)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する費用150百万円を特別損失へ計上しております。
② 財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は24,149百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の返済等により現金及び預金が319百万円、売掛金が148百万円減少したものの、商品及び製品が263百万円、その他流動資産が221百万円増加したことによるものであります。固定資産は3,858百万円となり、前連結会計年度末に比べ106百万円減少しました。これは主にリース資産が81百万円、その他の投資等が62百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,008百万円となり、前連結会計年度末に比べ82百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は12,983百万円となり、前連結会計年度末に比べ294百万円増加いたしました。これは主に版画等の展示販売会において現金・クレジットカードの使用比率の増加等により前受金が269百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,374百万円となり、前連結会計年度末に比べ519百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が452百万円、リース債務が89百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は15,358百万円となり、前連結会計年度末に比べ225百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は12,650百万円となり、前連結会計年度末に比べ142百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益158百万円があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.2%(前連結会計年度末は44.5%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益353百万円、前受金の増加額269百万円及び売上債権の増加額148百万円等の増加要因がありましたが、長期借入金の返済による支出557百万円、たな卸資産の増加額272百万円及び法人税等の支払額181百万円等の減少要因により、前連結会計年度末より319百万円減少し、5,201百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は713百万円(前年同期は689百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益353百万円等の増加要因がありましたが、たな卸資産の増加額272百万円及び法人税等の支払額181百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は138百万円(前年同期は58百万円の使用)となりました。これは貸付金の回収による収入45百万円等の増加要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出130百万円等の減少要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は886百万円(前年同期は26百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出557百万円及び配当金の支払額157百万円等の減少要因があったことによります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、5月25日の新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言解除による経済活動の再開により、全体として景気の持ち直しが見られるものの、今なお、世界的な感染拡大は続いており、今後、どのように収束していくかは不透明な状況となっております。
このような状況の下、当社グループでは、2020年5月7日付「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響による売上高減少の可能性の発生に関するお知らせ」に記載のとおり、2020年4月、5月の2か月間、主力事業の版画の展示販売会の開催中止、ホットヨガ事業・フィットネス事業の店舗の休業を余儀なくされ、大きく売上(版画等販売事業は契約高)の減少となりました。
緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底した上で、営業を再開しております。
基幹の「アート関連事業」におきましては、従前と比較しましても、より多くのお客様に催事会場にお越しいただいており、徐々に回復してきております。当社といたしましては、感染防止対策を徹底した上で、「絵のある豊かな生活(くらし)」によって、一人でも多くのお客様に夢や希望を感じていただけるよう積極的な営業展開を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本全体に閉塞感漂う中、アートに込めたられた力により「癒し、希望、元気」といったメッセージを一人でも多くの方に広めてまいります。
「健康産業事業」におきましては、ホットヨガ事業・フィットネス事業とも、2020年4月、5月において休会会員が多く発生し、徐々に回復はしてきておりますが、従前どおりには戻っておりません。感染防止対策を徹底した上で、休会会員の復会・退会防止・新規会員の獲得を行い、地域の皆様の「心と身体の健康」に寄与してまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響により売上高3,390百万円(前年同四半期比23.6%減)、営業利益605百万円(同41.6%減)、経常利益603百万円(同25.9%減)となりました。また、ホットヨガ事業の店舗閉鎖による減損損失の計上、新型コロナウイルス感染症に関連する損失の計上等により親会社株主に帰属する四半期純利益は158百万円(同68.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[アート関連事業]
当社グループの主力事業である絵画等販売事業におきましては、2020年4月、5月において、主力の版画等の展示販売会の開催中止を余儀なくされ、大きく売上減少(前年同四半期に対して450百万円程度の契約高の減少)(注) の影響を受けましたが、緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底したうえで、営業を再開してまいりました。
この結果、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等の影響により、売上高は2,180百万円(同22.1%減)となり、営業利益は215百万円(同61.4%減)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する費用61百万円を特別損失へ計上しております。
(注)版画等の販売の売上計上基準は発送を基準としております。版画等の展示販売会においてご契約いただき、その後数カ月から1年にかけて、発送をすることにより売上高を計上しております。
[金融サービス事業]
金融サービス事業におきましては、従来に引き続き、当社及びその他一般加盟店の顧客に対する個別信用購入あっせん事業(以下、クレジット事業といいます)を中心に取り組んでまいりました。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等により、当社及び一般加盟店の営業に影響がでたことにより、クレジット事業の新規の立替高は前年同四半期に対して850百万円程度の減少となっております。(注)
(注)割賦あっせん収益(売上高)は、クレジットの分割回数(最長60か月)にわたって計上されます。よって、新規立替高の減少の影響は、同期間の売上高の減少に影響いたします。
この結果、売上高は667百万円(同3.1%増)となり、営業利益は452百万円(同6.6%増)となりました。
[健康産業事業]
ホットヨガ事業・フィットネス事業におきましては、2020年4月、5月においては、店舗の休業を余儀なくされ、大きく売上減少の影響を受けましたが、緊急事態宣言(休業要請)が解除された後は、感染防止対策を徹底したうえで、営業を再開してまいりました。
この結果、売上高は547百万円(同45.4%減)となり、営業損失は92百万円(前年同四半期は26百万円の営業利益)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する費用150百万円を特別損失へ計上しております。
② 財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は24,149百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の返済等により現金及び預金が319百万円、売掛金が148百万円減少したものの、商品及び製品が263百万円、その他流動資産が221百万円増加したことによるものであります。固定資産は3,858百万円となり、前連結会計年度末に比べ106百万円減少しました。これは主にリース資産が81百万円、その他の投資等が62百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は28,008百万円となり、前連結会計年度末に比べ82百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は12,983百万円となり、前連結会計年度末に比べ294百万円増加いたしました。これは主に版画等の展示販売会において現金・クレジットカードの使用比率の増加等により前受金が269百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,374百万円となり、前連結会計年度末に比べ519百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が452百万円、リース債務が89百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は15,358百万円となり、前連結会計年度末に比べ225百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は12,650百万円となり、前連結会計年度末に比べ142百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益158百万円があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.2%(前連結会計年度末は44.5%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益353百万円、前受金の増加額269百万円及び売上債権の増加額148百万円等の増加要因がありましたが、長期借入金の返済による支出557百万円、たな卸資産の増加額272百万円及び法人税等の支払額181百万円等の減少要因により、前連結会計年度末より319百万円減少し、5,201百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は713百万円(前年同期は689百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益353百万円等の増加要因がありましたが、たな卸資産の増加額272百万円及び法人税等の支払額181百万円等の減少要因があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は138百万円(前年同期は58百万円の使用)となりました。これは貸付金の回収による収入45百万円等の増加要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出130百万円等の減少要因があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は886百万円(前年同期は26百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出557百万円及び配当金の支払額157百万円等の減少要因があったことによります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。