四半期報告書-第43期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間(2020年3月1日~8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、4月に政府より緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出や営業活動の自粛により国内景気が大きく落ち込みました。その後、5月に緊急事態宣言が解除されたものの、外出自粛やグループでの飲食が敬遠されるなど、経済活動の回復の足取りは鈍いままとなっております。
外食産業におきましても、新型コロナウイルス感染拡大は過去と比較できないほど大きな影響を受けました。当社も店舗の臨時休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。
新型コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒液の店内設置、従業員のマスク着用、客席への仕切り板設置等の対策を行い、お客様と店舗スタッフの安全を第一に営業を行っております。
このような状況のもとで、当社は引き続き首都圏600店舗体制に向けた安定的な新規出店、サービス水準向上に向けた取り組みや季節メニューの投入などを行い、業容拡大を図ってまいりました。
店舗展開については、7店舗出店(東京都4店舗、神奈川県1店舗、千葉県1店舗、埼玉県1店舗)、退店が9店舗、FC転換店が1店舗となりましたので、8月末の直営店舗数は440店舗となりました。業態別の店舗数は「日高屋」(来来軒含む)が401店舗、「焼鳥日高」(大衆酒場日高含む)が32店舗、その他業態が7店舗となりました。新しい試みとして、スパゲティとワインをお楽しみいただける「亀よし食堂」を1店舗出店しました。
新しい生活様式に基づく消費スタイルの変化に伴うお客様のテイクアウト、デリバリーのニーズに対応した、販売体制の強化、WEB予約システムの導入等、売上高の確保に努めましたが、新型コロナウイルス感染拡大による営業時間の短縮等の影響により、3~8月の既存店売上は前年比66.3%となりました。(8月の既存店前年比は75.7%と回復基調となっております。)
生産・原価面につきましては、売上高の大幅減少による固定費負担の増加、豚肉・野菜等の価格上昇により、原価率は28.8%(前年同四半期は27.2%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、大幅な売上高減少に対し固定費比率を下げきれなかったこともあり、対売上高比は85.8%(前年同四半期は62.0%)となりました。
また、特別損失として、下期に退店予定店舗分を含め減損損失1億58百万円を計上しました。
この結果、当第2四半期累計期間における売上高は141億9百万円(前年同四半期比33.1%減)、営業損失は20億70百万円(前年同四半期営業利益22億80百万円)、経常損失は20億61百万円(前年同四半期経常利益22億74百万円)、四半期純損失は17億14百万円(前年同四半期純利益14億87百万円)となりました。
なお、飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は281億52百万円となり、前期末に比べ43億45百万円減少しました。主な要因は、前期末に比べ流動資産の現金及び預金34億25百万円の減少、売掛金1億85百万円の減少等によるものであります。
負債合計は43億18百万円となり前期末に比べ19億44百万円減少しました。主な要因は、前期末に比べ流動負債の買掛金2億15百万円の減少、未払法人税等5億70百万円の減少等によるものであります。
純資産合計は、238億33百万円となり前期末に比べ24億1百万円減少しました。これは利益剰余金23億98百万円の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ34億92百万円減少し、93億8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は31億70百万円(前年同四半期に得られた資金は23億46百万円)となりました。これは、売上の減少による税引前四半期純損失21億69百万円の計上等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、得られた資金は3億64百万円(前年同四半期に支出した資金は6億2百万円)となりました。これは、定期預金の払戻による収入10億円(前年同四半期は10億円)、新規出店や改装等に伴う有形固定資産の取得による支出6億31百万円(前年同四半期は4億30百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は6億87百万円(前年同四半期は6億37百万円)となりました。これは配当金の支払額6億84百万円(前年同四半期は6億21百万円)等によるものであります。
(4)対処すべき課題
「第2 事業の状況 1.事業等のリスク」に記載のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社の事業活動は影響を受けており、引き続き状況を注視し、財政状態の健全化を維持してまいります。その他については、当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期累計期間(2020年3月1日~8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、4月に政府より緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出や営業活動の自粛により国内景気が大きく落ち込みました。その後、5月に緊急事態宣言が解除されたものの、外出自粛やグループでの飲食が敬遠されるなど、経済活動の回復の足取りは鈍いままとなっております。
外食産業におきましても、新型コロナウイルス感染拡大は過去と比較できないほど大きな影響を受けました。当社も店舗の臨時休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。
新型コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒液の店内設置、従業員のマスク着用、客席への仕切り板設置等の対策を行い、お客様と店舗スタッフの安全を第一に営業を行っております。
このような状況のもとで、当社は引き続き首都圏600店舗体制に向けた安定的な新規出店、サービス水準向上に向けた取り組みや季節メニューの投入などを行い、業容拡大を図ってまいりました。
店舗展開については、7店舗出店(東京都4店舗、神奈川県1店舗、千葉県1店舗、埼玉県1店舗)、退店が9店舗、FC転換店が1店舗となりましたので、8月末の直営店舗数は440店舗となりました。業態別の店舗数は「日高屋」(来来軒含む)が401店舗、「焼鳥日高」(大衆酒場日高含む)が32店舗、その他業態が7店舗となりました。新しい試みとして、スパゲティとワインをお楽しみいただける「亀よし食堂」を1店舗出店しました。
新しい生活様式に基づく消費スタイルの変化に伴うお客様のテイクアウト、デリバリーのニーズに対応した、販売体制の強化、WEB予約システムの導入等、売上高の確保に努めましたが、新型コロナウイルス感染拡大による営業時間の短縮等の影響により、3~8月の既存店売上は前年比66.3%となりました。(8月の既存店前年比は75.7%と回復基調となっております。)
生産・原価面につきましては、売上高の大幅減少による固定費負担の増加、豚肉・野菜等の価格上昇により、原価率は28.8%(前年同四半期は27.2%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、大幅な売上高減少に対し固定費比率を下げきれなかったこともあり、対売上高比は85.8%(前年同四半期は62.0%)となりました。
また、特別損失として、下期に退店予定店舗分を含め減損損失1億58百万円を計上しました。
この結果、当第2四半期累計期間における売上高は141億9百万円(前年同四半期比33.1%減)、営業損失は20億70百万円(前年同四半期営業利益22億80百万円)、経常損失は20億61百万円(前年同四半期経常利益22億74百万円)、四半期純損失は17億14百万円(前年同四半期純利益14億87百万円)となりました。
なお、飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は281億52百万円となり、前期末に比べ43億45百万円減少しました。主な要因は、前期末に比べ流動資産の現金及び預金34億25百万円の減少、売掛金1億85百万円の減少等によるものであります。
負債合計は43億18百万円となり前期末に比べ19億44百万円減少しました。主な要因は、前期末に比べ流動負債の買掛金2億15百万円の減少、未払法人税等5億70百万円の減少等によるものであります。
純資産合計は、238億33百万円となり前期末に比べ24億1百万円減少しました。これは利益剰余金23億98百万円の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ34億92百万円減少し、93億8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は31億70百万円(前年同四半期に得られた資金は23億46百万円)となりました。これは、売上の減少による税引前四半期純損失21億69百万円の計上等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、得られた資金は3億64百万円(前年同四半期に支出した資金は6億2百万円)となりました。これは、定期預金の払戻による収入10億円(前年同四半期は10億円)、新規出店や改装等に伴う有形固定資産の取得による支出6億31百万円(前年同四半期は4億30百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は6億87百万円(前年同四半期は6億37百万円)となりました。これは配当金の支払額6億84百万円(前年同四半期は6億21百万円)等によるものであります。
(4)対処すべき課題
「第2 事業の状況 1.事業等のリスク」に記載のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社の事業活動は影響を受けており、引き続き状況を注視し、財政状態の健全化を維持してまいります。その他については、当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。