四半期報告書-第38期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び業績の状況
(業績の状況)
当第3四半期累計期間の我が国の経済は、輸出は米中の通商問題や英国のEU離脱問題が長期化する状況のなか世界景気の後退を受け弱含んでおります。また、消費税増税や度重なる台風被害により個人消費は減退傾向を示しており、景気は減速感を強めつつ推移しております。
そのような状況のなか当社は、前事業年度に引き続き業態変更及び販売促進の強化による既存店舗の業況改善、業績不振店舗の閉鎖による損失の切り離しを進めつつ、規模の拡大による全社業績の向上を企図し新規出店を再開するものとしております。
なお、広告宣伝につきましては、これまではインターネットを利用した広告宣伝において、主に他社提供のメディアを利用してまいりましたが、当第3四半期累計期間より自社メディアによる顧客誘導へと移行を進めております。この施策により、今後の固定客確保に効果を発揮するものと期待するものであります。
以上の方針により、当第3四半期累計期間においては次の新規出店及び業態変更、閉鎖を実施しました。
○新規出店2店舗
赤から佐野店(栃木県佐野市)
水戸駅北口肉寿司(茨城県水戸市)
○業態変更6店舗
もんどころ業態1店舗(茨城県土浦市)
うま囲業態2店舗(埼玉県さいたま市浦和区・東京都豊島区)
赤から業態3店舗(茨城県龍ヶ崎市・栃木県小山市・福島県いわき市)
○閉鎖8店舗
北関東エリア3店舗 茨城県3店舗(忍家業態2店舗・いきなりステーキ業態1店舗)
首都圏エリア4店舗 千葉県1店舗(忍家業態)・埼玉県2店舗(忍家業態)・東京都1店舗(忍家業態)
東北エリア1店舗 福島県1店舗(忍家業態)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は96店舗となり、前事業年度末から6店舗減少し、前年同四半期会計期間末と比べた場合は9店舗減少しました。
なお、当第3四半期累計期間において、次の新規出店及び業態変更を決定しております。
これらの業態変更及び新規出店につきましては、初期費用負担が大きく当事業年度の業績にはマイナスとして作用するものと思われますが、来期以後の店舗展開の自由度向上及び業績向上を企図し実施するものであります。
○新規出店2店舗
上ル商店荻窪店(東京都板橋区)
焼肉ホルモン酒場れれれ日立店(茨城県日立市)
○業態変更2店舗
忍家いわき湯本店 → 湯本しゃぶ将軍田なべ(福島県いわき市)
味斗上尾駅東口店 → 赤から上尾駅東口店(埼玉県上尾市)
業績につきましては、業態変更及び広告宣伝の強化等により既存店舗の売上高は前事業年度を超える実績を確保しました。また、当事業年度よりあらためて着手しました新規出店店舗も好調に推移しております。しかしながら、秋季(9月及び10月)に頻発しました台風被害による営業への影響は極めて大きく、前事業年度及び当四半期累計期間の閉鎖店舗にかかる減収を吸収するには至らず、売上高は4,726,705千円と前年同四半期に比べ332,248千円(6.6%)の減収となりました。
利益面につきましては、広告宣伝及び販売促進強化に要する費用の増加、新規出店及び業態変更にかかる臨時費用の増加等に対し、閉鎖店舗にかかる固定費の減少等により販売費及び一般管理費は132,222千円(3.8%)減少しましたが、営業利益は174,286千円と前年同四半期比べ98,722千円(36.2%)減少しました。
経常利益につきましては、179,305千円と前年同四半期に比べ96,582千円(35.0%)減少しました。
四半期純利益につきましては、店舗設備の売却に伴う「固定資産売却損」16,725千円、業績不振店及び閉鎖を決定した店舗にかかる「減損損失」36,778千円、店舗閉鎖に伴い発生が見込まれる損失にかかる「店舗閉鎖損失引当金繰入額」17,857千円等の合計74,706千円の特別損失の計上により54,358千円となり前年同四半期に比べ111,935千円(67.3%)減少しました。
当第3四半期累計期間における経営成績は次のとおりであります。
当第3四半期累計期間におけるセグメント別の業績は次のとおりであります
①北関東エリア
当セグメントは、茨城県・栃木県・群馬県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、過半数が郊外に立地する店舗であり、それらの店舗は比較的長期保有の店舗となっております。当社の保有する店舗は、全般的に酒類販売に依存の高い店舗となっており、酒類消費が減退傾向を強める社会情勢のなか、特に郊外型の店舗はその影響を強く受けているものと考えております。
以上のとおり、当セグメントに属する店舗につきましては、厳しい外部要因のなかにありますが、業態変更及び広告宣伝の強化、全般的な店舗運営力の強化等により、既存店舗は前年同四半期を上回り推移しております。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度から当第3四半期累計期間にかけて実施しました閉鎖店舗にかかる減収を吸収するには至らず、前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の新規出店及び閉鎖を実施しました。
○新規出店2店舗
赤から佐野店(栃木県佐野市)
水戸駅北口肉寿司(茨城県水戸市)
○業態変更3店舗
忍家土浦駅前店 → もんどころ土浦駅前店(茨城県土浦市)
忍家小山店 → 赤から小山店(栃木県小山市)
忍家竜ケ崎店 → 赤から龍ヶ崎店(茨城県龍ヶ崎市)
○閉鎖3店舗
いきなりステーキ水戸千波店(茨城県水戸市)
忍家水戸駅南店(茨城県水戸市)
忍家鹿嶋店(茨城県鹿嶋市)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は40店舗となり、前事業年度末に比べ1店舗減少し、前年同四半期末に比べた場合2店舗減少しました。
②首都圏エリア
当セグメントは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、駅前に立地する店舗が大半を占めており、当該地域は集散人口が比較的多く広告宣伝に対する感度が高い地域と考えております。その反面、多数の競合店が同様の広告宣伝による集客を図る地域でもありますので、広告宣伝に要する費用も比較的多額となっております。
以上を踏まえ、当セグメントにつきましては、広告宣伝を最も強化しており、既存店舗の売上高は前年同四半期と同等の実績を確保しました。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度から当第3四半期累計期間にかけての多数の店舗閉鎖にかかる減収を吸収するに至らず、売上高は前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の業態変更及び閉鎖を実施しました。
○業態変更2店舗
忍家浦和駅西口店 → うま囲浦和駅西口店(埼玉県さいたま市浦和区)
忍家巣鴨駅前店 → うま囲巣鴨駅前店(東京都豊島区)
○閉鎖4店舗
忍家柏西口店(千葉県柏市)
忍家大宮西口店(埼玉県さいたま市大宮区)
忍家越谷駅西口店(埼玉県越谷市)
忍家東小金井駅前店(東京都小金井市)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は39店舗となり、前事業年度末に比べ4店舗減少し、前年同四半期末に比べ5店舗減少しました。
③東北エリア
当セグメントは、宮城県・福島県・山形県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、北関東エリアと同様に郊外に立地する店舗が多数を占めており、北関東エリアと同様の状況にあるものと考えております。
当セグメントにおいても、業態変更及び広告宣伝の強化、店舗運営力強化を推進しており、既存店舗の売上高はほぼ前年同四半期の実績を確保しました。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度及び当第3四半期累計期間における閉鎖店舗にかかる減収を吸収するに至らず、売上高は前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の業態変更を実施しました。
○業態変更1店舗
味斗いわき泉店 → 赤からいわき泉店(福島県いわき市)
○閉鎖店舗1店舗
忍家いわき谷川瀬店(福島県いわき市)
当第3四半期会計期間末の店舗数は17店舗となり、前事業年度末に比べ1店舗減少し、前年同四半期末に比べた場合2店舗減少しました。
(財政状態の状況)
①資産の部
流動資産は、1,940,064千円となり前事業年度末に比べ128,202千円(7.1%)増加しました。
これは主に、決算月次の売上高の増加に伴う「現金及び預金」の増加96,987千円及び「売掛金」の増加33,208千円、主に未収入金の減少による「その他」の減少9,278千円等によるものであります。
固定資産は、1,747,963千円となり前事業年度末に比べ93,979千円(5.1%)減少しました。
これは主に、業態変更に伴う加盟金支出等による「その他」の増加24,158千円等に対し、減価償却の進捗及び減損損失の計上に伴う「有形固定資産」の減少43,868千円、店舗閉鎖に伴う「敷金及び保証金」の減少24,706千円、返戻の進捗及び店舗閉鎖に伴う放棄等による「長期貸付金」の減少11,557千円、「繰延税金資産」の減少39,804千円等によるものであります。
②負債の部
流動負債は、805,040千円となり前事業年度末に比べ25,746千円(3.3%)増加しました。
これは主に、決算月次の仕入高の増加に伴う「買掛金」の増加49,425千円、主に前受収益の増加等による「その他」の増加25,479千円等に対し、主に決算月次の消耗品購入額の減少等による「未払金」の減少13,796千円、「未払法人税等」の減少22,968千円、「株主優待引当金」の目的取崩による減少15,291千円等によるものであります。
固定負債は、424,341千円となり前事業年度末に比べ16,677千円(3.8%)減少しました。
これは主に、閉鎖店舗にかかる原状回復義務の履行及び消滅に伴う「資産除去債務」の減少15,051千円等によるものであります。
③純資産の部
純資産合計は、2,458,644千円となり前事業年度末に比べ25,153千円(1.0%)増加しました。
これは主に、「四半期純利益」54,358千円、「その他有価証券評価差額金」の増加10,482千円に対し「剰余金の配当」39,686千円によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び業績の状況
(業績の状況)
当第3四半期累計期間の我が国の経済は、輸出は米中の通商問題や英国のEU離脱問題が長期化する状況のなか世界景気の後退を受け弱含んでおります。また、消費税増税や度重なる台風被害により個人消費は減退傾向を示しており、景気は減速感を強めつつ推移しております。
そのような状況のなか当社は、前事業年度に引き続き業態変更及び販売促進の強化による既存店舗の業況改善、業績不振店舗の閉鎖による損失の切り離しを進めつつ、規模の拡大による全社業績の向上を企図し新規出店を再開するものとしております。
なお、広告宣伝につきましては、これまではインターネットを利用した広告宣伝において、主に他社提供のメディアを利用してまいりましたが、当第3四半期累計期間より自社メディアによる顧客誘導へと移行を進めております。この施策により、今後の固定客確保に効果を発揮するものと期待するものであります。
以上の方針により、当第3四半期累計期間においては次の新規出店及び業態変更、閉鎖を実施しました。
○新規出店2店舗
赤から佐野店(栃木県佐野市)
水戸駅北口肉寿司(茨城県水戸市)
○業態変更6店舗
もんどころ業態1店舗(茨城県土浦市)
うま囲業態2店舗(埼玉県さいたま市浦和区・東京都豊島区)
赤から業態3店舗(茨城県龍ヶ崎市・栃木県小山市・福島県いわき市)
○閉鎖8店舗
北関東エリア3店舗 茨城県3店舗(忍家業態2店舗・いきなりステーキ業態1店舗)
首都圏エリア4店舗 千葉県1店舗(忍家業態)・埼玉県2店舗(忍家業態)・東京都1店舗(忍家業態)
東北エリア1店舗 福島県1店舗(忍家業態)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は96店舗となり、前事業年度末から6店舗減少し、前年同四半期会計期間末と比べた場合は9店舗減少しました。
なお、当第3四半期累計期間において、次の新規出店及び業態変更を決定しております。
これらの業態変更及び新規出店につきましては、初期費用負担が大きく当事業年度の業績にはマイナスとして作用するものと思われますが、来期以後の店舗展開の自由度向上及び業績向上を企図し実施するものであります。
○新規出店2店舗
上ル商店荻窪店(東京都板橋区)
焼肉ホルモン酒場れれれ日立店(茨城県日立市)
○業態変更2店舗
忍家いわき湯本店 → 湯本しゃぶ将軍田なべ(福島県いわき市)
味斗上尾駅東口店 → 赤から上尾駅東口店(埼玉県上尾市)
業績につきましては、業態変更及び広告宣伝の強化等により既存店舗の売上高は前事業年度を超える実績を確保しました。また、当事業年度よりあらためて着手しました新規出店店舗も好調に推移しております。しかしながら、秋季(9月及び10月)に頻発しました台風被害による営業への影響は極めて大きく、前事業年度及び当四半期累計期間の閉鎖店舗にかかる減収を吸収するには至らず、売上高は4,726,705千円と前年同四半期に比べ332,248千円(6.6%)の減収となりました。
利益面につきましては、広告宣伝及び販売促進強化に要する費用の増加、新規出店及び業態変更にかかる臨時費用の増加等に対し、閉鎖店舗にかかる固定費の減少等により販売費及び一般管理費は132,222千円(3.8%)減少しましたが、営業利益は174,286千円と前年同四半期比べ98,722千円(36.2%)減少しました。
経常利益につきましては、179,305千円と前年同四半期に比べ96,582千円(35.0%)減少しました。
四半期純利益につきましては、店舗設備の売却に伴う「固定資産売却損」16,725千円、業績不振店及び閉鎖を決定した店舗にかかる「減損損失」36,778千円、店舗閉鎖に伴い発生が見込まれる損失にかかる「店舗閉鎖損失引当金繰入額」17,857千円等の合計74,706千円の特別損失の計上により54,358千円となり前年同四半期に比べ111,935千円(67.3%)減少しました。
当第3四半期累計期間における経営成績は次のとおりであります。
前第3四半期累計期間 | 当第3四半期累計期間 | 増減対比 | ||||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 増減率 | |
売上高 | 5,058,954千円 | 4,726,705千円 | △332,248千円 | △6.6% | ||
販売費及び一般管理費 | 3,453,929千円 | 68.3% | 3,321,707千円 | 70.3% | △132,222千円 | △3.8% |
営業利益 | 273,009千円 | 5.4% | 174,286千円 | 3.7% | △98,722千円 | △36.2% |
経常利益 | 275,888千円 | 5.5% | 179,305千円 | 3.8% | △96,582千円 | △35.0% |
四半期純利益 | 166,293千円 | 3.3% | 54,358千円 | 1.2% | △111,935千円 | △67.3% |
当第3四半期累計期間におけるセグメント別の業績は次のとおりであります
売上高 | 営業利益又は営業損失(△) | |||
金額 | 前年同期増減対比 | 金額 | 前年同期増減対比 | |
北関東エリア | 1,938,304千円 | △111,270千円 | 245,436千円 | △26,876千円 |
(△5.4%) | (△9.9%) | |||
首都圏エリア | 2,009,958千円 | △154,556千円 | 227,343千円 | △40,881千円 |
(△7.1%) | (△15.2%) | |||
東北エリア | 778,443千円 | △66,230千円 | 65,140千円 | △17,949千円 |
(△7.8%) | (△21.6%) | |||
その他 | ― 千円 | △191千円 | △363,633千円 | △13,015千円 |
(―) | (―) |
①北関東エリア
当セグメントは、茨城県・栃木県・群馬県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、過半数が郊外に立地する店舗であり、それらの店舗は比較的長期保有の店舗となっております。当社の保有する店舗は、全般的に酒類販売に依存の高い店舗となっており、酒類消費が減退傾向を強める社会情勢のなか、特に郊外型の店舗はその影響を強く受けているものと考えております。
以上のとおり、当セグメントに属する店舗につきましては、厳しい外部要因のなかにありますが、業態変更及び広告宣伝の強化、全般的な店舗運営力の強化等により、既存店舗は前年同四半期を上回り推移しております。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度から当第3四半期累計期間にかけて実施しました閉鎖店舗にかかる減収を吸収するには至らず、前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の新規出店及び閉鎖を実施しました。
○新規出店2店舗
赤から佐野店(栃木県佐野市)
水戸駅北口肉寿司(茨城県水戸市)
○業態変更3店舗
忍家土浦駅前店 → もんどころ土浦駅前店(茨城県土浦市)
忍家小山店 → 赤から小山店(栃木県小山市)
忍家竜ケ崎店 → 赤から龍ヶ崎店(茨城県龍ヶ崎市)
○閉鎖3店舗
いきなりステーキ水戸千波店(茨城県水戸市)
忍家水戸駅南店(茨城県水戸市)
忍家鹿嶋店(茨城県鹿嶋市)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は40店舗となり、前事業年度末に比べ1店舗減少し、前年同四半期末に比べた場合2店舗減少しました。
②首都圏エリア
当セグメントは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、駅前に立地する店舗が大半を占めており、当該地域は集散人口が比較的多く広告宣伝に対する感度が高い地域と考えております。その反面、多数の競合店が同様の広告宣伝による集客を図る地域でもありますので、広告宣伝に要する費用も比較的多額となっております。
以上を踏まえ、当セグメントにつきましては、広告宣伝を最も強化しており、既存店舗の売上高は前年同四半期と同等の実績を確保しました。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度から当第3四半期累計期間にかけての多数の店舗閉鎖にかかる減収を吸収するに至らず、売上高は前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の業態変更及び閉鎖を実施しました。
○業態変更2店舗
忍家浦和駅西口店 → うま囲浦和駅西口店(埼玉県さいたま市浦和区)
忍家巣鴨駅前店 → うま囲巣鴨駅前店(東京都豊島区)
○閉鎖4店舗
忍家柏西口店(千葉県柏市)
忍家大宮西口店(埼玉県さいたま市大宮区)
忍家越谷駅西口店(埼玉県越谷市)
忍家東小金井駅前店(東京都小金井市)
以上により、当第3四半期会計期間末の店舗数は39店舗となり、前事業年度末に比べ4店舗減少し、前年同四半期末に比べ5店舗減少しました。
③東北エリア
当セグメントは、宮城県・福島県・山形県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、北関東エリアと同様に郊外に立地する店舗が多数を占めており、北関東エリアと同様の状況にあるものと考えております。
当セグメントにおいても、業態変更及び広告宣伝の強化、店舗運営力強化を推進しており、既存店舗の売上高はほぼ前年同四半期の実績を確保しました。しかしながら、秋季に頻発しました大規模な台風被害による減収が極めて大きく影響し、前事業年度及び当第3四半期累計期間における閉鎖店舗にかかる減収を吸収するに至らず、売上高は前年同四半期に比べ減収となりました。
店舗の状況につきましては、次の業態変更を実施しました。
○業態変更1店舗
味斗いわき泉店 → 赤からいわき泉店(福島県いわき市)
○閉鎖店舗1店舗
忍家いわき谷川瀬店(福島県いわき市)
当第3四半期会計期間末の店舗数は17店舗となり、前事業年度末に比べ1店舗減少し、前年同四半期末に比べた場合2店舗減少しました。
(財政状態の状況)
①資産の部
流動資産は、1,940,064千円となり前事業年度末に比べ128,202千円(7.1%)増加しました。
これは主に、決算月次の売上高の増加に伴う「現金及び預金」の増加96,987千円及び「売掛金」の増加33,208千円、主に未収入金の減少による「その他」の減少9,278千円等によるものであります。
固定資産は、1,747,963千円となり前事業年度末に比べ93,979千円(5.1%)減少しました。
これは主に、業態変更に伴う加盟金支出等による「その他」の増加24,158千円等に対し、減価償却の進捗及び減損損失の計上に伴う「有形固定資産」の減少43,868千円、店舗閉鎖に伴う「敷金及び保証金」の減少24,706千円、返戻の進捗及び店舗閉鎖に伴う放棄等による「長期貸付金」の減少11,557千円、「繰延税金資産」の減少39,804千円等によるものであります。
②負債の部
流動負債は、805,040千円となり前事業年度末に比べ25,746千円(3.3%)増加しました。
これは主に、決算月次の仕入高の増加に伴う「買掛金」の増加49,425千円、主に前受収益の増加等による「その他」の増加25,479千円等に対し、主に決算月次の消耗品購入額の減少等による「未払金」の減少13,796千円、「未払法人税等」の減少22,968千円、「株主優待引当金」の目的取崩による減少15,291千円等によるものであります。
固定負債は、424,341千円となり前事業年度末に比べ16,677千円(3.8%)減少しました。
これは主に、閉鎖店舗にかかる原状回復義務の履行及び消滅に伴う「資産除去債務」の減少15,051千円等によるものであります。
③純資産の部
純資産合計は、2,458,644千円となり前事業年度末に比べ25,153千円(1.0%)増加しました。
これは主に、「四半期純利益」54,358千円、「その他有価証券評価差額金」の増加10,482千円に対し「剰余金の配当」39,686千円によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。