四半期報告書-第103期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
ア.当第3四半期連結累計期間の業績全般
(注)連結EBITDAは、連結営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額により算出しております。
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことによる社会経済活動の一層の正常化を背景に、訪日外国人旅行客の増加や個人消費の持ち直しが見られました。一方で、欧米各国の金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念、物価上昇などの景気下振れ要因に十分注視する必要があります。
このような情勢のもとで、当社グループは、2022年度を初年度とする「京王グループ中期3カ年経営計画」に基づき、大規模投資期を見据えた財務基盤づくりをはじめとした経営基盤の強化や、「まちづくり」による新たな移動需要の創出など、社会の変化に対応した事業構造への抜本的な変革を完遂するための取組みを進めております。
当第3四半期連結累計期間においては、ホテル業の大幅な客室単価上昇による売上高の回復や、鉄道およびバスの輸送人員の回復が想定以上に進んだことに加え、2023年10月の鉄道旅客運賃の改定などにより、連結営業収益はすべてのセグメントで増収となり、2,940億5千6百万円(前年同期比16.7%増)、連結営業利益は、その他業を除く各セグメントで改善し、395億円(前年同期比109.7%増)となりました。連結経常利益は394億9百万円(前年同期比106.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は253億6千2百万円(前年同期比99.3%増)となりました。
なお、連結EBITDAは、618億8千5百万円(前年同期比53.4%増)となりました。
また、連結減価償却費は、222億1千6百万円(前年同期比3.4%増)となりました。
イ.当第3四半期連結累計期間の各セグメント別の概況
( 運 輸 業 )
鉄道事業では、輸送人員が前年同期と比べて回復したことに加え、2023年10月の運賃改定などにより、旅客運輸収入が10.6%増(うち定期6.4%増、定期外13.4%増)となりました。また、バス事業においても、路線・高速などで増収となりました。これらの結果、営業収益は926億9千9百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は144億8千6百万円(前年同期比104.3%増)となりました。
( 流 通 業 )
百貨店業では、食品フロアを中心とした新規顧客取り込みによる売上高増加などにより、増収となりました。ストア業では、スーパーマーケット事業およびコンビニ事業が好調に推移し、増収となりました。これらの結果、営業収益は822億9千5百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は50億1百万円(前年同期比69.0%増)となりました。
( 不 動 産 業 )
不動産販売業では、リノベーション物件の売上増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は423億3千8百万円(前年同期比15.9%増)、営業利益は102億3千5百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
( レジャー・サービス業 )
ホテル業では、訪日外国人旅行客の宿泊需要の取り込みなどにより、「京王プラザホテル(新宿)」や「京王プレッソイン」などの客室単価が、コロナ禍以前を上回る水準まで大きく回復し増収となりました。これらの結果、営業収益は533億4百万円(前年同期比47.2%増)、営業利益は74億4千5百万円となりました。
( そ の 他 業 )
建築・土木業では、2023年5月にNB建設を連結子会社化したことなどにより増収となりました。車両整備業では、受注増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は458億4千8百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は粗利益の減少などにより23億9千5百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
[鉄道事業輸送人員と旅客運輸収入]
[業種別営業収益]
(注)前連結会計年度において「流通業」として独立掲記しておりました「書籍販売業」につきましては、第1
四半期連結会計期間より「流通業」の「その他」に含めて表示しております。それに伴い、前年同期比較
において、「書籍販売業」を「流通業」の「その他」に組み替えて表示しております。
②財政状態
(注)有利子負債は、借入金 + 社債により算出しております。
当第3四半期連結会計期間の総資産は、サンウッドの連結子会社化や販売用不動産の取得による棚卸資産の増加などにより790億1千6百万円増加し、1兆342億4千9百万円となりました。 負債は、サンウッドの連結子会社化に伴う借入金等の増加や、資産除去債務の計上などにより481億1千6百万円増加し、6,517億8千2百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより308億9千9百万円増加し、3,824億6千6百万円となりました。 なお、当第3四半期連結会計期間の有利子負債は4,385億1千万円となりました。
① 経営成績
ア.当第3四半期連結累計期間の業績全般
| (単位:百万円) | |||||
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 | 前年同期比 (%) | (参考) 前連結会計年度 | |
| 連結営業収益 | 251,888 | 294,056 | 42,167 | 16.7 | 347,133 |
| 連結営業利益 | 18,838 | 39,500 | 20,662 | 109.7 | 21,479 |
| 連結経常利益 | 19,088 | 39,409 | 20,320 | 106.5 | 21,772 |
| 親会社株主に帰属する 四半期(当期)純利益 | 12,723 | 25,362 | 12,638 | 99.3 | 13,114 |
| 連結EBITDA | 40,332 | 61,885 | 21,553 | 53.4 | 50,607 |
| 連結減価償却費 | 21,494 | 22,216 | 722 | 3.4 | 29,127 |
(注)連結EBITDAは、連結営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額により算出しております。
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことによる社会経済活動の一層の正常化を背景に、訪日外国人旅行客の増加や個人消費の持ち直しが見られました。一方で、欧米各国の金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念、物価上昇などの景気下振れ要因に十分注視する必要があります。
このような情勢のもとで、当社グループは、2022年度を初年度とする「京王グループ中期3カ年経営計画」に基づき、大規模投資期を見据えた財務基盤づくりをはじめとした経営基盤の強化や、「まちづくり」による新たな移動需要の創出など、社会の変化に対応した事業構造への抜本的な変革を完遂するための取組みを進めております。
当第3四半期連結累計期間においては、ホテル業の大幅な客室単価上昇による売上高の回復や、鉄道およびバスの輸送人員の回復が想定以上に進んだことに加え、2023年10月の鉄道旅客運賃の改定などにより、連結営業収益はすべてのセグメントで増収となり、2,940億5千6百万円(前年同期比16.7%増)、連結営業利益は、その他業を除く各セグメントで改善し、395億円(前年同期比109.7%増)となりました。連結経常利益は394億9百万円(前年同期比106.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は253億6千2百万円(前年同期比99.3%増)となりました。
なお、連結EBITDAは、618億8千5百万円(前年同期比53.4%増)となりました。
また、連結減価償却費は、222億1千6百万円(前年同期比3.4%増)となりました。
イ.当第3四半期連結累計期間の各セグメント別の概況
| (単位:百万円) | ||||||
| 営 業 収 益 | 営 業 利 益 又 は 営 業 損 失(△) | |||||
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増 減 率 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増 減 率 | |
| % | % | |||||
| 運輸業 | 83,478 | 92,699 | 11.0 | 7,090 | 14,486 | 104.3 |
| 流通業 | 75,574 | 82,295 | 8.9 | 2,959 | 5,001 | 69.0 |
| 不動産業 | 36,515 | 42,338 | 15.9 | 9,120 | 10,235 | 12.2 |
| レジャー・サービス業 | 36,217 | 53,304 | 47.2 | △2,711 | 7,445 | - |
| その他業 | 41,249 | 45,848 | 11.1 | 2,499 | 2,395 | △4.1 |
| 計 | 273,035 | 316,485 | 15.9 | 18,957 | 39,563 | 108.7 |
| 連結修正 | △21,146 | △22,429 | - | △119 | △63 | - |
| 連結 | 251,888 | 294,056 | 16.7 | 18,838 | 39,500 | 109.7 |
( 運 輸 業 )
鉄道事業では、輸送人員が前年同期と比べて回復したことに加え、2023年10月の運賃改定などにより、旅客運輸収入が10.6%増(うち定期6.4%増、定期外13.4%増)となりました。また、バス事業においても、路線・高速などで増収となりました。これらの結果、営業収益は926億9千9百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は144億8千6百万円(前年同期比104.3%増)となりました。
( 流 通 業 )
百貨店業では、食品フロアを中心とした新規顧客取り込みによる売上高増加などにより、増収となりました。ストア業では、スーパーマーケット事業およびコンビニ事業が好調に推移し、増収となりました。これらの結果、営業収益は822億9千5百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は50億1百万円(前年同期比69.0%増)となりました。
( 不 動 産 業 )
不動産販売業では、リノベーション物件の売上増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は423億3千8百万円(前年同期比15.9%増)、営業利益は102億3千5百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
( レジャー・サービス業 )
ホテル業では、訪日外国人旅行客の宿泊需要の取り込みなどにより、「京王プラザホテル(新宿)」や「京王プレッソイン」などの客室単価が、コロナ禍以前を上回る水準まで大きく回復し増収となりました。これらの結果、営業収益は533億4百万円(前年同期比47.2%増)、営業利益は74億4千5百万円となりました。
( そ の 他 業 )
建築・土木業では、2023年5月にNB建設を連結子会社化したことなどにより増収となりました。車両整備業では、受注増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は458億4千8百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は粗利益の減少などにより23億9千5百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
[鉄道事業輸送人員と旅客運輸収入]
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 前年同期比(%) | |||
| 輸送人員 | 定期 | 千人 | 237,523 | 247,708 | 4.3 |
| 定期外 | 〃 | 183,022 | 197,096 | 7.7 | |
| 計 | 〃 | 420,545 | 444,804 | 5.8 | |
| 旅客運輸収入 | 定期 | 百万円 | 20,003 | 21,277 | 6.4 |
| 定期外 | 〃 | 30,421 | 34,492 | 13.4 | |
| 計 | 〃 | 50,425 | 55,769 | 10.6 | |
[業種別営業収益]
| (単位:百万円) |
| 業種別 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 前年同期比 (%) | (参考) 前連結会計年度 | |
| 運 輸 業 | 鉄道事業 | 53,376 | 59,058 | 10.6 | 71,096 |
| バス事業 | 23,867 | 27,169 | 13.8 | 31,790 | |
| タクシー業 | 8,117 | 7,881 | △2.9 | 10,618 | |
| その他 | 1,901 | 1,953 | 2.8 | 2,418 | |
| 消去 | △3,785 | △3,363 | - | △4,730 | |
| 営業収益 | 83,478 | 92,699 | 11.0 | 111,193 | |
| 営業利益 | 7,090 | 14,486 | 104.3 | 3,929 |
| 流 通 業 | 百貨店業 | 21,862 | 25,203 | 15.3 | 31,077 |
| ストア業 | 36,229 | 39,149 | 8.1 | 48,334 | |
| ショッピングセンター事業 | 11,101 | 11,349 | 2.2 | 14,871 | |
| その他 | 10,753 | 10,923 | 1.6 | 14,371 | |
| 消去 | △4,371 | △4,331 | - | △5,821 | |
| 営業収益 | 75,574 | 82,295 | 8.9 | 102,833 | |
| 営業利益 | 2,959 | 5,001 | 69.0 | 3,925 |
| 不 動 産 業 | 不動産賃貸業 | 28,122 | 29,840 | 6.1 | 37,529 |
| 不動産販売業 | 13,603 | 18,215 | 33.9 | 21,913 | |
| その他 | 2,473 | 3,352 | 35.5 | 3,538 | |
| 消去 | △7,684 | △9,069 | - | △10,140 | |
| 営業収益 | 36,515 | 42,338 | 15.9 | 52,841 | |
| 営業利益 | 9,120 | 10,235 | 12.2 | 12,090 |
| レ ジ ャ | ・ サ | ビ ス 業 | ホテル業 | 27,787 | 41,123 | 48.0 | 39,433 |
| 旅行業 | 5,728 | 7,758 | 35.4 | 7,859 | |
| 広告代理業 | 5,043 | 5,563 | 10.3 | 8,028 | |
| その他 | 4,422 | 4,729 | 7.0 | 5,805 | |
| 消去 | △6,764 | △5,870 | - | △8,375 | |
| 営業収益 | 36,217 | 53,304 | 47.2 | 52,752 | |
| 営業利益又は営業損失(△) | △2,711 | 7,445 | - | △2,173 |
| そ の 他 業 | ビル総合管理業 | 16,999 | 17,572 | 3.4 | 26,377 |
| 車両整備業 | 4,733 | 5,853 | 23.7 | 7,637 | |
| 建築・土木業 | 13,873 | 16,308 | 17.6 | 23,598 | |
| その他 | 6,831 | 6,971 | 2.0 | 9,408 | |
| 消去 | △1,188 | △857 | - | △2,310 | |
| 営業収益 | 41,249 | 45,848 | 11.1 | 64,711 | |
| 営業利益 | 2,499 | 2,395 | △4.1 | 4,478 |
(注)前連結会計年度において「流通業」として独立掲記しておりました「書籍販売業」につきましては、第1
四半期連結会計期間より「流通業」の「その他」に含めて表示しております。それに伴い、前年同期比較
において、「書籍販売業」を「流通業」の「その他」に組み替えて表示しております。
②財政状態
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 | 当第3四半期 連結会計期間 | 増減額 | |
| 総資産 | 955,233 | 1,034,249 | 79,016 |
| 負債 | 603,666 | 651,782 | 48,116 |
| 純資産 | 351,566 | 382,466 | 30,899 |
| 負債及び純資産 | 955,233 | 1,034,249 | 79,016 |
| 有利子負債 | 402,653 | 438,510 | 35,857 |
(注)有利子負債は、借入金 + 社債により算出しております。
当第3四半期連結会計期間の総資産は、サンウッドの連結子会社化や販売用不動産の取得による棚卸資産の増加などにより790億1千6百万円増加し、1兆342億4千9百万円となりました。 負債は、サンウッドの連結子会社化に伴う借入金等の増加や、資産除去債務の計上などにより481億1千6百万円増加し、6,517億8千2百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより308億9千9百万円増加し、3,824億6千6百万円となりました。 なお、当第3四半期連結会計期間の有利子負債は4,385億1千万円となりました。