四半期報告書-第36期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/12 16:21
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、4~6月期の実質GDP成長率が高い伸びとなり、引き続き景気は堅調に推移すると見られますが、西日本豪雨、台風21号などの影響があり、工場の稼動停止や輸出の増勢が鈍化し、一時的に景気回復の動きが鈍る可能性があります。しかし、雇用・所得環境は改善傾向が持続しており、個人の消費マインドは堅調に推移し、引き続き日本経済は底堅さを維持できるとみられています。
当社の主要取引先である薬局業界の環境は、平成30年度診療報酬・介護報酬の同時改定により、厳しさを増しております。また、大手薬局チェーンはM&A等による規模拡大によって業界再編を進めております。
当社グループは、「2025年問題」(※1)に象徴される超高齢社会を見据え、医療(クリニック・薬局)と介護の情報連携を実現すべく、クリニック向け、薬局向け、介護サービス事業者向けのシステム間で三位一体のネットワークを結ぶことで、医療と介護のシームレスな情報連携が行える環境を提供しております。加えて、今まで以上に国民や医療業界に貢献できる商品やサービスの開発、提供を可能にするため、AIを活用したシステムの開発を行っております。
また、平成30年3月に日本電気株式会社(NEC)と協業を開始しました。超高齢社会を迎える日本において、国民の健康寿命延伸と社会保障費の適正化といった社会課題解決に向けて、第一段階として診療所向け電子カルテと保険薬局向け調剤システムにおける次世代システムを共同開発しております。今後、更に病院・診療所・保険薬局間等の情報連携など、健康・医療分野におけるICT利活用を推進し、新たなサービスを創出すべく進めております。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高、営業利益ともに計画を上回りました。また、次世代システムの開発に注力したことにより製造原価は計画を下回りました。
一方で前第2四半期連結累計期間の実績には到りませんでした。この結果、売上高6,594百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益1,468百万円(同2.7%減)、経常利益1,787百万円(同2.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,197百万円(同1.4%減)となりました。
(※1) 約8百万人といわれる団塊の世代が2025年までに後期高齢者に達することで、介護・医療費などの社会保障費の増加や介護職員の人材不足など様々な問題が深刻化すること
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 調剤システム事業及びその関連事業
調剤システム事業及びその関連事業につきましては、薬局チェーン店へのアプローチ強化、OEM供給等による販売チャネルの強化を引き続き行い、薬局向けシステム「Recepty NEXT」及び「ぶんぎょうめいと」の拡販に注力いたしました。
このような状況下で、システム販売件数は計画を達成し、課金売上も順調に増加し、ハードウェアの入替えも計画通りに推移、サプライ販売も引き続き堅調でした。この結果、売上高、営業利益ともに計画を上回りましたが、前第2四半期連結累計期間の売上高、営業利益には到りませんでした。
この結果、当第2四半期連結累計期間の調剤システム事業及びその関連事業は、売上高5,263百万円(前年同期比6.4%減)、営業利益1,365百万円(同3.9%減)となりました。
② 医科システム事業及びその関連事業
医科システム事業及びその関連事業につきましては、全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を販売代理店経由で進めております。更に、医事会計システムの「MRN(※2) クラークスタイル」、「ユニメディカル」、また電子カルテシステムの「MRN カルテスタイル」、「オルテア」の拡販に引き続き注力いたしました。
この結果、販売チャネルの着実な拡大とともにMRNの、新規導入、他社リプレースによるシステム販売件数も着実に増加しております。また課金売上も順調に増加し、サプライ販売も好調な状況となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の医科システム事業及びその関連事業は、売上高871百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益122百万円(同59.7%増)となりました。
(※2) MRN:Medical Recepty NEXT
③ その他の事業
その他の事業につきましては、介護システム事業は事業戦略の見直し等により売上高及び利益に貢献するには至りませんでした。薬局経営事業は、調剤報酬及び薬価改定の影響を一部受けましたが、売上高、営業利益とも、計画を上回りました。また株式会社ラソンテは、売上高・営業利益とも計画を上回っております。
医療介護連携事業においては、クリニック・薬局・介護サービス事業者向けに提供しております「ひろがるケアネット」の利用者拡大に注力しております。
また、全国健康保険協会(協会けんぽ)広島支部より受託しました「薬局向けレセプト作成支援システムへのオンライン資格確認システム導入委託事業」は、当初の契約期間を延長して引き続きサービス提供を行っております。
当社では、今後の医療業界の発展に貢献すべく、電子処方箋の実現、EHR(※3)に関する研究開発や実証事業に積極的に取り組んで参ります。日本医師会・日本薬剤師会・日本大学との共同研究である「感染症流行探知サービス」におきましては、利用薬局は全国で1万件超となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間のその他の事業は、売上高513百万円(前年同期比6.5%増)、営業損失17百万円(前年同期 営業利益3百万円)となりました。
(※3) EHR:Electronic Health Record
(上記セグメント別の売上高及び営業利益は、セグメント間の内部取引消去前の金額であります。)
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べ1,129百万円増加し、8,376百万円となりました。各区分のキャッシュ・フローの状況及び主な要因は以下のとおりとなります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は883百万円(前年同期 567百万円の収入)となりました。これは主に、当第2四半期連結累計期間の業績が堅調に推移したことに伴う税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は103百万円(前年同期 216百万円の収入)となりました。これは主に、投資不動産のテナント収入によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は1,133百万円(前年同期 1,450百万円の支出)となりました。これは主に、自己株式の取得と配当金の支払いによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。なお、当社グループは、積極的な変革に挑みつつ、安定した経営を実現していくために高収益企業を目指しており、営業利益の増額と、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と考えております。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい変動はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績について著しい変動はありません。
(8)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。
(9)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更または新たな発生はありません。
(10)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社グループが保有する販売用ソフトウェアの維持に係る人件費及び外注加工費等、販売活動やお客様のサポートに係る人件費をはじめとする販売費及び一般管理費、ならびに商品仕入等であります。
② 資金調達と流動性マネジメント
当社グループは、運転資金につきましては、内部資金及び金融機関からの借入により調達しております。
③ 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は11,413百万円となり、前連結会計年度末に比べ178百万円減少いたしました。これは主に、法人税等の納付ならびに期末配当金の支払があったものの、業績が堅調に推移し、売掛金の回収も順調に行われた結果、現金及び預金が152百万円ならびに売掛金が105百万円減少したことによるものであります。固定資産は10,340百万円となり、前連結会計年度末に比べ40百万円増加いたしました。これは主にソフトウェア仮勘定290百万円の増加、投資不動産に係る減価償却97百万円とソフトウェア償却47百万円等の減価償却に伴う減少によるものであります。
この結果、総資産は21,754百万円となり、前連結会計年度末に比べ138百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は3,261百万円となり、前連結会計年度末に比べ521百万円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が240百万円、未払法人税等が143百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は2,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が53百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、5,274百万円となり、前連結会計年度末に比べ565百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は16,479百万円となり、前連結会計年度末に比べ427百万円増加いたしました。これは主に、業績が堅調に推移し、利益剰余金が770百万円増加したこと、ストックオプションの行使ならびに譲渡制限付株式の付与に伴う自己株式の処分により、資本金が63百万円、資本剰余金が77百万円増加したことによるものであります。また、自己株式の取得等により、自己株式が484百万円増加したことも要因の一つであります。
この結果、自己資本比率は75.1%(前連結会計年度末は72.7%)となりました。

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