四半期報告書-第25期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
新型コロナウイルスの感染再拡大に伴いまん延防止等重点措置並びに度重なる緊急事態宣言が発出される中、医薬品業界においては、新型コロナウイルスに対するワクチンおよび治療薬の研究開発が進められ、ウイルスベクターやmRNAなどの新しいモダリティの実用化が進んでおります。
当社グループにおいても、基盤技術として保有するセンダイウイルスベクターを用いた新型コロナウイルスワクチンの開発を進めており、ワクチンを経鼻投与することにより粘膜免疫および全身免疫の両方を誘導することが可能なワクチンの開発を目指しています。ワクチンの経鼻投与によって多様な変異株への効果が期待でき、変異速度の早いウイルスに対しても有用であるワクチンの開発が進められるものと考えております。
また、モダリティの多様化だけでなく、治療アプリの開発や人工知能(AI)・IoT(Internet of Things)を用いた医療データの利活用など、政府が進める次世代ヘルスケアを目指した取り組みが加速しています。このように急速に変化する環境において、当社グループでは、ブロックチェーン技術を活用した治験情報統合管理プラットフォーム「aSBo Cloud System」を開発し、医薬品開発の生産性、効率性、透明性の向上に取り組むなど、製薬企業および医療機関との協創により、日本における医薬品開発環境のさらなる発展を目指して事業を推進しています。
そのような取り組みの中、当第1四半期連結累計期間においては、SMO事業で前期(2021年3月期)に受託した大型案件が順調に進捗し業績に寄与いたしました。また、引き続き海外のCRO事業の新規試験の受託が堅調に推移しており、業績が伸長しております。
その結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高は3,388百万円(前年同四半期比53.3%増)、営業利益は354百万円(前年同四半期比968.5%増)、経常利益は439百万円(前年同四半期比327.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は258百万円(前年同四半期比403.7%増)となりました。
営業利益および経常利益は、第1四半期の業績としては過去最高益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①SMO事業
当セグメントにおきましては、引き続き医薬品開発における疾患領域がアンメット・メディカル・ニーズの高いがんや難治性疾患等にシフトしているため、専門医療センターや大学病院等の基幹病院との提携を広げております。また、がんや難治性疾患等の試験と比較して1試験あたりの規模が大きい生活習慣病等のプライマリー領域の試験の受託も推進しており、当第1四半期連結累計期間においては、前期(2021年3月期)に受託した大型案件が順調に進捗し、業績に寄与いたしました。さらに、デルマラボ株式会社よりSMO事業を事業承継するなど、治験ネットワークの強化および専門領域の医薬品開発企業との関係強化にも取り組んでいます。
また、医薬品・医療機器等の開発はグローバル化や開発期間の短縮化が進むとともに、開発手法の変化により、臨床試験に対するニーズの多様化が続いています。当社グループのSMO事業では、医薬品開発を取り巻く環境の変化および複雑化・高度化する臨床試験に迅速かつ柔軟に対応するため、より一層の人材教育の徹底を図っています。さらに、当社グループにおいて、ブロックチェーン技術を活用した治験情報統合管理プラットフォーム「aSBo Cloud System」を開発し、医薬品開発の生産性、効率性、透明性の向上に取り組むなど、医薬品開発環境のさらなる発展を目指して事業を推進しています。
その結果、売上高は1,870百万円(前年同四半期比48.5%増)、営業利益は787百万円(前年同四半期比92.1%増)となりました。
②CRO事業
当セグメントにおきましては、日本・オーストラリア両国にて保有する臨床試験実施施設において、欧米や日本を含むアジア・オセアニア地域の製薬企業等の早期段階の医薬品開発を支援しています。また、国内において、医師主導治験や臨床研究の支援、企業主導治験のモニタリング等の開発業務の支援を行っています。
海外においては、米国およびアジア地域の製薬企業からの新規試験の受託が堅調に推移しており、業績が伸長しています。
国内においては、統計解析分野の強みをさらに強化するための体制整備を進めており、アカデミアを中心とした新規臨床試験の受託を推進しています。
国内の臨床試験実施施設においては、前年同四半期は新型コロナウイルス感染症の流行および緊急事態宣言の発令により、臨床試験の延期や中断が発生しておりましたが、当第1四半期連結累計期間においては、それらの影響は発生しておりません。
その結果、売上高は1,119百万円(前年同四半期比109.9%増)、営業利益は71百万円(前年同四半期比326.5%増)となりました。
③先端医療事業
当セグメントにおきましては、新型コロナウイルスに対する新規ワクチン開発において、ワクチンの投与方法を経鼻投与に決定いたしました。経鼻投与により粘膜免疫および全身免疫の両方を誘導することで、多様な変異株への効果が期待でき、変異速度の早いウイルスに対しても有用であるワクチンの開発を目指しています。また、虚血肢治療製剤(DVC1-0101)の開発において、実施中の臨床試験の目標症例数の投与が完了いたしました。必要な評価期間を経て試験結果の解析を行うとともに、それを受けてライセンス活動を推進してまいります。
基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いたiPS細胞作製キットの販売や、iPS細胞を作製する技術の特許実施許諾に関わるライセンス事業等は堅調に推移しています。また、iPS細胞培養上清液を化粧品原料として使用した「iPSスーパーネイタントアプリケーション」の販売も堅調に推移しました。
一方で、前年同四半期において、除菌製品の販売が顕著に増加し売上に計上していたことから、当第1四半期連結累計期間の売上高については前年同四半期比で減少しております。また、新型コロナウイルスワクチンをはじめとする研究開発にかかる経費が増加しています。
その結果、売上高は164百万円(前年同四半期比22.2%減)、営業損失は162百万円(前年同四半期は営業損失52百万円)となりました。
④メディカルサポート事業
当セグメントにおきましては、開発事業者や不動産会社などと連携して、駅からのアクセスや地域の医療機関の需要など、様々な条件を満たす主に新築の物件を厳選してクリニックモールを開設しています。また、クリニックモールでの開業を検討する医師に対して開業支援を手がけるとともに、開業後の医療機関に臨床試験を紹介するなどその経営を多角的に支援しており、収益は堅調に推移しています。
その結果、売上高は228百万円(前年同四半期比12.9%増)、営業利益は21百万円(前年同四半期比61.3%減)となりました。
⑤その他
当セグメントにおきましては、上記以外の事業等により、売上高は4百万円(前年同四半期比87.2%増)、営業損失は60百万円(前年同四半期は営業損失22百万円)となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は181百万円であります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
新型コロナウイルスの感染再拡大に伴いまん延防止等重点措置並びに度重なる緊急事態宣言が発出される中、医薬品業界においては、新型コロナウイルスに対するワクチンおよび治療薬の研究開発が進められ、ウイルスベクターやmRNAなどの新しいモダリティの実用化が進んでおります。
当社グループにおいても、基盤技術として保有するセンダイウイルスベクターを用いた新型コロナウイルスワクチンの開発を進めており、ワクチンを経鼻投与することにより粘膜免疫および全身免疫の両方を誘導することが可能なワクチンの開発を目指しています。ワクチンの経鼻投与によって多様な変異株への効果が期待でき、変異速度の早いウイルスに対しても有用であるワクチンの開発が進められるものと考えております。
また、モダリティの多様化だけでなく、治療アプリの開発や人工知能(AI)・IoT(Internet of Things)を用いた医療データの利活用など、政府が進める次世代ヘルスケアを目指した取り組みが加速しています。このように急速に変化する環境において、当社グループでは、ブロックチェーン技術を活用した治験情報統合管理プラットフォーム「aSBo Cloud System」を開発し、医薬品開発の生産性、効率性、透明性の向上に取り組むなど、製薬企業および医療機関との協創により、日本における医薬品開発環境のさらなる発展を目指して事業を推進しています。
そのような取り組みの中、当第1四半期連結累計期間においては、SMO事業で前期(2021年3月期)に受託した大型案件が順調に進捗し業績に寄与いたしました。また、引き続き海外のCRO事業の新規試験の受託が堅調に推移しており、業績が伸長しております。
その結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高は3,388百万円(前年同四半期比53.3%増)、営業利益は354百万円(前年同四半期比968.5%増)、経常利益は439百万円(前年同四半期比327.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は258百万円(前年同四半期比403.7%増)となりました。
営業利益および経常利益は、第1四半期の業績としては過去最高益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①SMO事業
当セグメントにおきましては、引き続き医薬品開発における疾患領域がアンメット・メディカル・ニーズの高いがんや難治性疾患等にシフトしているため、専門医療センターや大学病院等の基幹病院との提携を広げております。また、がんや難治性疾患等の試験と比較して1試験あたりの規模が大きい生活習慣病等のプライマリー領域の試験の受託も推進しており、当第1四半期連結累計期間においては、前期(2021年3月期)に受託した大型案件が順調に進捗し、業績に寄与いたしました。さらに、デルマラボ株式会社よりSMO事業を事業承継するなど、治験ネットワークの強化および専門領域の医薬品開発企業との関係強化にも取り組んでいます。
また、医薬品・医療機器等の開発はグローバル化や開発期間の短縮化が進むとともに、開発手法の変化により、臨床試験に対するニーズの多様化が続いています。当社グループのSMO事業では、医薬品開発を取り巻く環境の変化および複雑化・高度化する臨床試験に迅速かつ柔軟に対応するため、より一層の人材教育の徹底を図っています。さらに、当社グループにおいて、ブロックチェーン技術を活用した治験情報統合管理プラットフォーム「aSBo Cloud System」を開発し、医薬品開発の生産性、効率性、透明性の向上に取り組むなど、医薬品開発環境のさらなる発展を目指して事業を推進しています。
その結果、売上高は1,870百万円(前年同四半期比48.5%増)、営業利益は787百万円(前年同四半期比92.1%増)となりました。
②CRO事業
当セグメントにおきましては、日本・オーストラリア両国にて保有する臨床試験実施施設において、欧米や日本を含むアジア・オセアニア地域の製薬企業等の早期段階の医薬品開発を支援しています。また、国内において、医師主導治験や臨床研究の支援、企業主導治験のモニタリング等の開発業務の支援を行っています。
海外においては、米国およびアジア地域の製薬企業からの新規試験の受託が堅調に推移しており、業績が伸長しています。
国内においては、統計解析分野の強みをさらに強化するための体制整備を進めており、アカデミアを中心とした新規臨床試験の受託を推進しています。
国内の臨床試験実施施設においては、前年同四半期は新型コロナウイルス感染症の流行および緊急事態宣言の発令により、臨床試験の延期や中断が発生しておりましたが、当第1四半期連結累計期間においては、それらの影響は発生しておりません。
その結果、売上高は1,119百万円(前年同四半期比109.9%増)、営業利益は71百万円(前年同四半期比326.5%増)となりました。
③先端医療事業
当セグメントにおきましては、新型コロナウイルスに対する新規ワクチン開発において、ワクチンの投与方法を経鼻投与に決定いたしました。経鼻投与により粘膜免疫および全身免疫の両方を誘導することで、多様な変異株への効果が期待でき、変異速度の早いウイルスに対しても有用であるワクチンの開発を目指しています。また、虚血肢治療製剤(DVC1-0101)の開発において、実施中の臨床試験の目標症例数の投与が完了いたしました。必要な評価期間を経て試験結果の解析を行うとともに、それを受けてライセンス活動を推進してまいります。
基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いたiPS細胞作製キットの販売や、iPS細胞を作製する技術の特許実施許諾に関わるライセンス事業等は堅調に推移しています。また、iPS細胞培養上清液を化粧品原料として使用した「iPSスーパーネイタントアプリケーション」の販売も堅調に推移しました。
一方で、前年同四半期において、除菌製品の販売が顕著に増加し売上に計上していたことから、当第1四半期連結累計期間の売上高については前年同四半期比で減少しております。また、新型コロナウイルスワクチンをはじめとする研究開発にかかる経費が増加しています。
その結果、売上高は164百万円(前年同四半期比22.2%減)、営業損失は162百万円(前年同四半期は営業損失52百万円)となりました。
④メディカルサポート事業
当セグメントにおきましては、開発事業者や不動産会社などと連携して、駅からのアクセスや地域の医療機関の需要など、様々な条件を満たす主に新築の物件を厳選してクリニックモールを開設しています。また、クリニックモールでの開業を検討する医師に対して開業支援を手がけるとともに、開業後の医療機関に臨床試験を紹介するなどその経営を多角的に支援しており、収益は堅調に推移しています。
その結果、売上高は228百万円(前年同四半期比12.9%増)、営業利益は21百万円(前年同四半期比61.3%減)となりました。
⑤その他
当セグメントにおきましては、上記以外の事業等により、売上高は4百万円(前年同四半期比87.2%増)、営業損失は60百万円(前年同四半期は営業損失22百万円)となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は181百万円であります。