四半期報告書-第21期第1四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、取引所外取引システム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び健康食品や化粧品等の開発及び販売を中心とする「ヘルスケア事業」の3つです。
当第1四半期連結会計期間(以下、「当第1四半期」)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
(注)1.各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
2.投資教育事業は2018年7月31日付で株式会社トレーデクスを株式譲渡したことから連結対象外となりました。これに伴い投資教育事業は当第1四半期より廃止しています。
当第1四半期の業績はビジネスソリュ―ション事業及びヘルスケア事業において増収となったものの、主力の金融ソリューション事業が減収となり、連結売上高は前年同期に比べて11百万円減少の461百万円となりました。また損益面においても売上高減少や新事業への先行投資などの影響により営業損失112百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失111百万円となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高には、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 321百万円(前年同期比92.1%)
セグメント損失 2百万円(前年同期は82百万円のセグメント利益)
なお、金融ソリューション事業の売上内訳は、次の表のとおりです。
<製品区分別>
当第1四半期においては、取引所関連システムの顧客の解約が影響し、全体では前年同期比92.1%の321百万円となり、売上高が減少する結果となりました。
また、来期以降のビジネス展開に向けて、主力商品である『Spider』の機能拡張などの研究開発を推進し外注費が増加したことにより、2百万円のセグメント損失となりました。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 58百万円(前年同期比112.7%)
セグメント利益 0百万円(前年同期は6百万円のセグメント損失)
自社開発の経営統合管理プラットフォーム『GroupMAN@IT e²』の受注やサポートセンター事業の安定的な収入を確保し、当第1四半期の売上高は前年同期比112.7%の58百万円、セグメント利益は0.8百万円となり、前連結会計年度に引き続き黒字化しており、黒字体質へと転換しています。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケアの事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 81百万円 (前年同期比114.2%)
セグメント損失 35百万円 (前年同期は63百万円のセグメント損失)
医薬品卸大手の株式会社大木の専売品として当社が生産する『ITはなびらたけ』配合のサプリメント「エストロリッチ」の売上が好調であり、また外国人向けのサプリメント販売もあり、当第1四半期の売上高は前年同期比114.2%の81百万円となりました。
損益面においてはハナビラタケ関連製品の販売拡大や『ITはなびらたけ』の研究に伴う研究開発費が前年同期より減少した結果、セグメント損失が大幅に減少しました。
(2) 財政状態
当第1四半期末の総資産額(負債及び純資産の合計額)は、前連結会計年度末に比べ185百万円減少し、1,282百万円となりました。自己資本比率は74.1%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は274.1%となっております。
(資産)
総資産合計1,282百万円のうち、現金及び預金が675百万円(構成比52.7%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形及び売掛金189百万円(構成比14.8%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)92百万円(構成比7.2%)、投資有価証券82百万円(構成比6.4%)となっています。
(負債)
負債合計331百万円のうち、短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金の合計が158百万円(負債及び純資産に対する構成比12.4%)を占めています。
(純資産)
純資産合計950百万円の内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金794百万円、利益剰余金△1,226百万円、自己株式△95百万円等となっています。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、97百万円です。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、取引所外取引システム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び健康食品や化粧品等の開発及び販売を中心とする「ヘルスケア事業」の3つです。
当第1四半期連結会計期間(以下、「当第1四半期」)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
2018年9月期 (前第1四半期) | 2019年9月期 (当第1四半期) | 対前年同期比 (%) | |||
金額 (百万円) | 百分比 (%) | 金額 (百万円) | 百分比 (%) | ||
売上高 | 473 | 100.0 | 461 | 100.0 | 97.5 |
金融ソリューション事業 | 349 | 73.8 | 321 | 69.7 | 92.1 |
ビジネスソリューション事業 | 51 | 10.9 | 58 | 12.6 | 112.7 |
ヘルスケア事業 | 71 | 15.1 | 81 | 17.7 | 114.2 |
投資教育事業 | 0 | 0.2 | ― | ― | ― |
営業損失(△) | △67 | ― | △112 | ― | ― |
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △68 | ― | △111 | ― | ― |
(注)1.各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
2.投資教育事業は2018年7月31日付で株式会社トレーデクスを株式譲渡したことから連結対象外となりました。これに伴い投資教育事業は当第1四半期より廃止しています。
当第1四半期の業績はビジネスソリュ―ション事業及びヘルスケア事業において増収となったものの、主力の金融ソリューション事業が減収となり、連結売上高は前年同期に比べて11百万円減少の461百万円となりました。また損益面においても売上高減少や新事業への先行投資などの影響により営業損失112百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失111百万円となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高には、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 321百万円(前年同期比92.1%)
セグメント損失 2百万円(前年同期は82百万円のセグメント利益)
なお、金融ソリューション事業の売上内訳は、次の表のとおりです。
<製品区分別>
2018年9月期 (前第1四半期) | 2019年9月期 (当第1四半期) | 対前年同期比 (%) | |||
金額 (百万円) | 構成比 (%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | ||
証券ディーリングシステム | 224 | 64.3 | 210 | 65.6 | 93.9 |
取引所端末 | 69 | 19.9 | 67 | 20.9 | 96.6 |
外国為替証拠金取引システム | 32 | 9.4 | 29 | 9.1 | 89.2 |
取引所関連システム | 13 | 3.9 | 5 | 1.7 | 40.9 |
その他 | 8 | 2.5 | 8 | 2.7 | 100.4 |
合 計 | 349 | 100.0 | 321 | 100.0 | 92.1 |
当第1四半期においては、取引所関連システムの顧客の解約が影響し、全体では前年同期比92.1%の321百万円となり、売上高が減少する結果となりました。
また、来期以降のビジネス展開に向けて、主力商品である『Spider』の機能拡張などの研究開発を推進し外注費が増加したことにより、2百万円のセグメント損失となりました。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 58百万円(前年同期比112.7%)
セグメント利益 0百万円(前年同期は6百万円のセグメント損失)
自社開発の経営統合管理プラットフォーム『GroupMAN@IT e²』の受注やサポートセンター事業の安定的な収入を確保し、当第1四半期の売上高は前年同期比112.7%の58百万円、セグメント利益は0.8百万円となり、前連結会計年度に引き続き黒字化しており、黒字体質へと転換しています。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケアの事業です。
当第1四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 81百万円 (前年同期比114.2%)
セグメント損失 35百万円 (前年同期は63百万円のセグメント損失)
医薬品卸大手の株式会社大木の専売品として当社が生産する『ITはなびらたけ』配合のサプリメント「エストロリッチ」の売上が好調であり、また外国人向けのサプリメント販売もあり、当第1四半期の売上高は前年同期比114.2%の81百万円となりました。
損益面においてはハナビラタケ関連製品の販売拡大や『ITはなびらたけ』の研究に伴う研究開発費が前年同期より減少した結果、セグメント損失が大幅に減少しました。
(2) 財政状態
当第1四半期末の総資産額(負債及び純資産の合計額)は、前連結会計年度末に比べ185百万円減少し、1,282百万円となりました。自己資本比率は74.1%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は274.1%となっております。
(資産)
総資産合計1,282百万円のうち、現金及び預金が675百万円(構成比52.7%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形及び売掛金189百万円(構成比14.8%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)92百万円(構成比7.2%)、投資有価証券82百万円(構成比6.4%)となっています。
(負債)
負債合計331百万円のうち、短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金の合計が158百万円(負債及び純資産に対する構成比12.4%)を占めています。
(純資産)
純資産合計950百万円の内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金794百万円、利益剰余金△1,226百万円、自己株式△95百万円等となっています。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、97百万円です。