四半期報告書-第25期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、暗号資産プラットフォーム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び機能性食材であるハナビラタケの健康食品や化粧品等の開発及び販売を行う「ヘルスケア事業」の3つです。
当第2四半期連結累計期間(以下、「当第2四半期」)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
(注)各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
当第2四半期の業績は、売上高は前年同期比100.1%の932百万円とほぼ横ばいとなりました。損益面においては、営業利益は、前年同期73百万円から75百万円の若干の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、持分法適用関連会社である株式会社デジタルアセットマーケッツ (以下 「デジタルアセットマーケッツ」)の持分法による投資損失96百万円を計上し、持分変動利益の計上額が前年同期よりも減少したため、前年同期71百万円から7百万円へと減益となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 735百万円(前年同期比 97.1%)
セグメント利益 232百万円(前年同期比 90.8%)
当第2四半期においては、前連結会計年度に新規に導入した案件によるライセンス売上が増加したものの、前年同期に比べて、大口の新規導入案件がなかったため、売上高は735百万円と前年同期比97.1%と若干の減収となりました。セグメント利益も減収の影響及びソフトウエアの保守に伴う外注費等の増加により、前年同期比90.8%の232百万円となりました。
デジタルアセットマーケッツが目指す、web3.0時代の新たな金融プラットフォームの構築に引き続き、システム面で支えていきます。FinTechにより、これまでの縦割りのサービス展開から、非金融分野へと横断的なサービス展開ができる可能性を秘めており、この流れをビジネスチャンスと捉え、更なる拡大を目指しております。その為に、長期的な視点から、体制の強化、人員の増強が必要であると捉えており、短期的には利益率が下がりますが、更なる成長に向けて組織力の強化に取り組んでおります。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 120百万円(前年同期比114.4%)
セグメント損失 10百万円(前年同期は10百万円のセグメント損失)
経営統合管理プラットフォーム 『GroupMAN@IT e2』における既存顧客からの追加開発の案件などにより、売上高は前年同期比114.4%の120百万円となりました。増収となったものの損益面はコスト増加により、10百万円のセグメント損失と前年同期と同水準となりました。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケアの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 75百万円(前年同期比110.7%)
セグメント損失 19百万円(前年同期は24百万円のセグメント損失)
当第2四半期の売上高は、ハナビラタケ製品のOEMによる売上増加により、前年同期比110.7%の75百万円と増収となりました。損益面も増収の影響及び経費削減など継続して収益構造を改善した結果、セグメント損失は19百万円となり前年同期24百万円のセグメント損失より改善しております。
機能性表示食品の取得に向けて準備を進めており、当連結会計年度中の取得及び新商品の発売を目指しております。機能性表示食品の取得により『ITはなびらたけ』の更年期女性をターゲットとした機能性を表記することにより、消費者により訴求力の高い商品展開を進めていきます。
(2) 財政状態
当第2四半期末の総資産額(負債純資産合計)は、前連結会計年度末に比べ81百万円増加し、1,691百万円となりました。自己資本比率は76.3%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は411.1%となっております。
(資産)
資産合計1,691百万円のうち、現金及び預金が1,038百万円(構成比61.4%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形、売掛金及び契約資産184百万円(構成比10.9%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)57百万円(構成比3.4%)、投資有価証券151百万円(構成比9.0%)となっています。
なお、総資産額が前連結会計年度末に比べ81百万円増加した主な要因は、現金及び預金が181百万円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が95百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債合計392百万円のうち、短期借入金が100百万円(負債純資産合計に対する構成比5.9%)となっております。
なお、負債合計が前連結会計年度末に比べ77百万円増加した主な要因は、新たに借入を行ったことにより、長期借入金が76百万円及び1年内返済予定の長期借入金20百万円、計96百万円(負債純資産合計に対する構成比5.7%)増加したことによるものです。
(純資産)
純資産合計1,299百万円の主な内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金996百万円、利益剰余金△1,089百万円、自己株式△95百万円となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ181百万円増加し、1,038百万円となりました。
各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは105百万円の収入(前年同期は135百万円の収入)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益21百万円、売上債権の減少額95百万円、持分法による投資損失96百万円であり、主な減少要因は、持分変動利益42百万円、棚卸資産の増加額34百万円などです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、12百万円の支出(前年同期は6百万円の支出)となりました。
主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出8百万円、長期前払費用の取得による支出4百万円などです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、88百万円の収入(前年同期は5百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、長期借入による収入100百万円などによるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、8百万円であります。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、暗号資産プラットフォーム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び機能性食材であるハナビラタケの健康食品や化粧品等の開発及び販売を行う「ヘルスケア事業」の3つです。
当第2四半期連結累計期間(以下、「当第2四半期」)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
2022年9月期 (前第2四半期) | 2023年9月期 (当第2四半期) | 対前年同期比 (%) | |||
金額 (百万円) | 百分比 (%) | 金額 (百万円) | 百分比 (%) | ||
売上高 | 931 | 100.0 | 932 | 100.0 | 100.1 |
金融ソリューション事業 | 757 | 81.3 | 735 | 78.9 | 97.1 |
ビジネスソリューション事業 | 105 | 11.4 | 120 | 13.0 | 114.4 |
ヘルスケア事業 | 68 | 7.3 | 75 | 8.1 | 110.7 |
営業利益 | 73 | - | 75 | - | 103.6 |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 71 | - | 7 | - | 10.9 |
(注)各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
当第2四半期の業績は、売上高は前年同期比100.1%の932百万円とほぼ横ばいとなりました。損益面においては、営業利益は、前年同期73百万円から75百万円の若干の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、持分法適用関連会社である株式会社デジタルアセットマーケッツ (以下 「デジタルアセットマーケッツ」)の持分法による投資損失96百万円を計上し、持分変動利益の計上額が前年同期よりも減少したため、前年同期71百万円から7百万円へと減益となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 735百万円(前年同期比 97.1%)
セグメント利益 232百万円(前年同期比 90.8%)
当第2四半期においては、前連結会計年度に新規に導入した案件によるライセンス売上が増加したものの、前年同期に比べて、大口の新規導入案件がなかったため、売上高は735百万円と前年同期比97.1%と若干の減収となりました。セグメント利益も減収の影響及びソフトウエアの保守に伴う外注費等の増加により、前年同期比90.8%の232百万円となりました。
デジタルアセットマーケッツが目指す、web3.0時代の新たな金融プラットフォームの構築に引き続き、システム面で支えていきます。FinTechにより、これまでの縦割りのサービス展開から、非金融分野へと横断的なサービス展開ができる可能性を秘めており、この流れをビジネスチャンスと捉え、更なる拡大を目指しております。その為に、長期的な視点から、体制の強化、人員の増強が必要であると捉えており、短期的には利益率が下がりますが、更なる成長に向けて組織力の強化に取り組んでおります。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 120百万円(前年同期比114.4%)
セグメント損失 10百万円(前年同期は10百万円のセグメント損失)
経営統合管理プラットフォーム 『GroupMAN@IT e2』における既存顧客からの追加開発の案件などにより、売上高は前年同期比114.4%の120百万円となりました。増収となったものの損益面はコスト増加により、10百万円のセグメント損失と前年同期と同水準となりました。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケアの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 75百万円(前年同期比110.7%)
セグメント損失 19百万円(前年同期は24百万円のセグメント損失)
当第2四半期の売上高は、ハナビラタケ製品のOEMによる売上増加により、前年同期比110.7%の75百万円と増収となりました。損益面も増収の影響及び経費削減など継続して収益構造を改善した結果、セグメント損失は19百万円となり前年同期24百万円のセグメント損失より改善しております。
機能性表示食品の取得に向けて準備を進めており、当連結会計年度中の取得及び新商品の発売を目指しております。機能性表示食品の取得により『ITはなびらたけ』の更年期女性をターゲットとした機能性を表記することにより、消費者により訴求力の高い商品展開を進めていきます。
(2) 財政状態
当第2四半期末の総資産額(負債純資産合計)は、前連結会計年度末に比べ81百万円増加し、1,691百万円となりました。自己資本比率は76.3%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は411.1%となっております。
(資産)
資産合計1,691百万円のうち、現金及び預金が1,038百万円(構成比61.4%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形、売掛金及び契約資産184百万円(構成比10.9%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)57百万円(構成比3.4%)、投資有価証券151百万円(構成比9.0%)となっています。
なお、総資産額が前連結会計年度末に比べ81百万円増加した主な要因は、現金及び預金が181百万円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が95百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債合計392百万円のうち、短期借入金が100百万円(負債純資産合計に対する構成比5.9%)となっております。
なお、負債合計が前連結会計年度末に比べ77百万円増加した主な要因は、新たに借入を行ったことにより、長期借入金が76百万円及び1年内返済予定の長期借入金20百万円、計96百万円(負債純資産合計に対する構成比5.7%)増加したことによるものです。
(純資産)
純資産合計1,299百万円の主な内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金996百万円、利益剰余金△1,089百万円、自己株式△95百万円となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ181百万円増加し、1,038百万円となりました。
各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは105百万円の収入(前年同期は135百万円の収入)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益21百万円、売上債権の減少額95百万円、持分法による投資損失96百万円であり、主な減少要因は、持分変動利益42百万円、棚卸資産の増加額34百万円などです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、12百万円の支出(前年同期は6百万円の支出)となりました。
主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出8百万円、長期前払費用の取得による支出4百万円などです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、88百万円の収入(前年同期は5百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、長期借入による収入100百万円などによるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、8百万円であります。