四半期報告書-第23期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、取引所外取引システム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び機能性食材であるハナビラタケの健康食品や化粧品等の開発及び販売を行う「ヘルスケア事業」の3つです。
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
(注)各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
当第2四半期の業績は、主力の金融ソリューション事業において増収となったものの、ビジネスソリューション事業及びヘルスケア事業において減収となった影響により、全体では前年同期比99.6%の985百万円と若干の減収となりました。一方、損益面においては、連結子会社であった株式会社デジタルアセットマーケッツが持分法適用関連会社に移行したことによる費用の減少、株式会社インタートレードヘルスケアの不採算部門を整理したことにより、収益性が改善し、前年同期34百万円の営業損失から80百万円の営業利益、3百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失から24百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益へと、それぞれ黒字転換しております。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 778百万円(前年同期比 110.8%)
セグメント利益 262百万円(前年同期比 150.7%)
当第2四半期においては、売上高は778百万円と前年同期比110.8%増収となり、また連結子会社であった株式会社デジタルアセットマーケッツの持分法適用関連会社への移行により、費用が減少した結果、セグメント利益は前年同期比150.7%の262百万円となりました。導入済の次世代プラットフォームの機能拡張など、新しい技術とこれまで当社が培ってきた金融サービスを融合させ、Fintech分野における新たな成長領域の開拓を積極的に目指していきます。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 134百万円(前年同期比71.0%)
セグメント利益 0百万円(前年同期比44.1%)
前年同期間中に大規模拡張案件を受注したものの、当期においては受注活動が延伸し、売上高は前年同期比71.0%の134百万円となりました。売上高の減少に伴い、セグメント利益も前年同期比44.1%の0百万円となりました。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケア(以下、インタートレードヘルスケア)の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 72百万円(前年同期比74.3%)
セグメント損失 34百万円(前年同期は61百万円のセグメント損失)
インタートレードヘルスケアの通販事業を前第2四半期連結会計期間中に売却した結果、当第2四半期の売上高は前年同期比74.3%の72百万円と減収となりましたが、収益構造が悪化していた不採算部門を切り離したことにより、セグメント損失は34百万円となり前年同期61百万円より改善しております。
(2) 財政状態
当第2四半期末の総資産額(負債及び純資産の合計額)は、前連結会計年度末に比べ72百万円減少し、1,348百万円となりました。自己資本比率は69.1%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は219.8%となっております。
(資産)
総資産合計1,348百万円のうち、現金及び預金が605百万円(構成比44.9%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形及び売掛金246百万円(構成比18.3%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)80百万円(構成比6.0%)、投資有価証券148百万円(構成比11.0%)となっています。
(負債)
負債合計413百万円のうち、短期借入金が200百万円(負債合計に対する構成比48.3%)となっております。
(純資産)
純資産合計934百万円の内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金996百万円、利益剰余金△1,447百万円、自己株式△95百万円となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ77百万円増加し、605百万円となりました。
各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは93百万円の収入(前年同期は243百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益40百万円、売上債権の減少額146百万円、持分法による投資損失104百万円であり、主な減少要因は、持分変動利益61百万円、仕入債務の減少額64百万円などです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、10百万円の支出(前年同期は18百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入5百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出12百万円などです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4百万円の支出(前年同期は263百万円の収入)となりました。
これは、リース債務の返済による支出4百万円によるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6百万円であります。
(1) 経営成績
当社グループの事業セグメントは、証券ディーリングシステム、外国為替証拠金取引システム、取引所外取引システム等の開発及び保守を中心とする「金融ソリューション事業」、ITサポート及びグループ経営管理ソリューションシステムの開発及び販売を中心とする「ビジネスソリューション事業」及び機能性食材であるハナビラタケの健康食品や化粧品等の開発及び販売を行う「ヘルスケア事業」の3つです。
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の当社グループの連結経営成績は次の表のとおりです。
2020年9月期 (前第2四半期) | 2021年9月期 (当第2四半期) | 対前年同期比 (%) | |||
金額 (百万円) | 百分比 (%) | 金額 (百万円) | 百分比 (%) | ||
売上高 | 989 | 100.0 | 985 | 100.0 | 99.6 |
金融ソリューション事業 | 702 | 71.0 | 778 | 79.0 | 110.8 |
ビジネスソリューション事業 | 189 | 19.1 | 134 | 13.6 | 71.0 |
ヘルスケア事業 | 97 | 9.9 | 72 | 7.4 | 74.3 |
営業利益又は営業損失(△) | △34 | - | 80 | - | - |
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △3 | - | 24 | - | - |
(注)各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
当第2四半期の業績は、主力の金融ソリューション事業において増収となったものの、ビジネスソリューション事業及びヘルスケア事業において減収となった影響により、全体では前年同期比99.6%の985百万円と若干の減収となりました。一方、損益面においては、連結子会社であった株式会社デジタルアセットマーケッツが持分法適用関連会社に移行したことによる費用の減少、株式会社インタートレードヘルスケアの不採算部門を整理したことにより、収益性が改善し、前年同期34百万円の営業損失から80百万円の営業利益、3百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失から24百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益へと、それぞれ黒字転換しております。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、各事業の売上高は、セグメント間の内部取引を含んでいません。
(金融ソリューション事業)
金融ソリューション事業は、当社の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 778百万円(前年同期比 110.8%)
セグメント利益 262百万円(前年同期比 150.7%)
当第2四半期においては、売上高は778百万円と前年同期比110.8%増収となり、また連結子会社であった株式会社デジタルアセットマーケッツの持分法適用関連会社への移行により、費用が減少した結果、セグメント利益は前年同期比150.7%の262百万円となりました。導入済の次世代プラットフォームの機能拡張など、新しい技術とこれまで当社が培ってきた金融サービスを融合させ、Fintech分野における新たな成長領域の開拓を積極的に目指していきます。
(ビジネスソリューション事業)
ビジネスソリューション事業は、当社及び株式会社ビーエス・ジェイの事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 134百万円(前年同期比71.0%)
セグメント利益 0百万円(前年同期比44.1%)
前年同期間中に大規模拡張案件を受注したものの、当期においては受注活動が延伸し、売上高は前年同期比71.0%の134百万円となりました。売上高の減少に伴い、セグメント利益も前年同期比44.1%の0百万円となりました。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業は当社及び株式会社インタートレードヘルスケア(以下、インタートレードヘルスケア)の事業です。
当第2四半期の経営成績は次のとおりです。
売上高 72百万円(前年同期比74.3%)
セグメント損失 34百万円(前年同期は61百万円のセグメント損失)
インタートレードヘルスケアの通販事業を前第2四半期連結会計期間中に売却した結果、当第2四半期の売上高は前年同期比74.3%の72百万円と減収となりましたが、収益構造が悪化していた不採算部門を切り離したことにより、セグメント損失は34百万円となり前年同期61百万円より改善しております。
(2) 財政状態
当第2四半期末の総資産額(負債及び純資産の合計額)は、前連結会計年度末に比べ72百万円減少し、1,348百万円となりました。自己資本比率は69.1%、当座比率(当座資産÷流動負債、短期的安全性の指標)は219.8%となっております。
(資産)
総資産合計1,348百万円のうち、現金及び預金が605百万円(構成比44.9%)を占めています。
その他の主な資産は、受取手形及び売掛金246百万円(構成比18.3%)、棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)80百万円(構成比6.0%)、投資有価証券148百万円(構成比11.0%)となっています。
(負債)
負債合計413百万円のうち、短期借入金が200百万円(負債合計に対する構成比48.3%)となっております。
(純資産)
純資産合計934百万円の内訳は、資本金1,478百万円、資本剰余金996百万円、利益剰余金△1,447百万円、自己株式△95百万円となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ77百万円増加し、605百万円となりました。
各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは93百万円の収入(前年同期は243百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益40百万円、売上債権の減少額146百万円、持分法による投資損失104百万円であり、主な減少要因は、持分変動利益61百万円、仕入債務の減少額64百万円などです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、10百万円の支出(前年同期は18百万円の支出)となりました。
主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入5百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出12百万円などです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4百万円の支出(前年同期は263百万円の収入)となりました。
これは、リース債務の返済による支出4百万円によるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6百万円であります。