四半期報告書-第26期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が全国に広がる一方で新政権が発足し経済対策やデジタル化対策が早急に進む気配があり、「感染対策」と「経済対策」の両輪が動き出しました。
そのような環境下、当社グループの顧客が主要市場としているEC市場は「巣ごもり消費」の影響でインターネット通信販売の利用者が増加し店舗販売を主とした業態でもECへのシフトが目立ちました。
このような状況の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間における事業状況は以下のとおりです。
当第3四半期連結累計期間は、以下の施策に重点的に取り組んでおります。
①新型コロナウイルス感染症の影響
2020年5月12日に発表した当期の業績予想では、以下の前提で事業計画を策定しておりました。
(当初計画の前提条件)
・クラウドサービス(ASP・SaaS)※1は1Qでは発表時点で申込のある件数のみカウントし7月から9月は
廉価版であるASPプランが月5件(コロナ禍前は40件程度)、高価格版であるSaaSプランは発表時点で見込めている案件を計画に入れ、解約率に変化はない
・ライセンス販売は現状見込めている案件のみカウント
・コンサルティング事業は新型コロナウイルス感染症の影響等による売上減少局面である前提で利益が出せる
体制構築を優先
・オーダーメイド開発事業は現状の保守案件のみ維持
・EC事業は新作入荷の遅れが解消し順調に推移する
以上の前提で事業計画を策定しましたが、実績では以下のとおりになりました。
(第3四半期の状況)
・新規問合せ数は2020年6月以降、通常月の1.3倍近い問合せ数となり過去最高を記録
・クラウドサービスの受注は廉価版であるASPプランの受注数が伸び新規受注件数は2Qに続き過去最高を更新
・ライセンス販売は予定していた大型案件が納品でき前期比で大幅に増加
・コンサルティング事業はコネクティが加わり大幅な増収
②売上高はコネクティが加わり前期比19.7%増となり11期連続増収で過去最高

2020年10月期よりコネクティが連結対象となり、3Q売上高で158百万円が寄与しました。
既存事業でもクラウドサービスの廉価版であるASPプランが大幅に増加したのと月額固定売上が順調に増加しています。
③EBITDAは前期比0.9%増(M&A費用調整後5.1%増)
当社グループはいままで営業利益の増加率・利益率を重要な経営指標の1つにしてまいりましたが、当連結会計年度よりEBITDAに指標を変更いたしました。当社グループのEBITDAの算出方法は、営業利益に減価償却費等、のれん償却費、株式報酬費用を加えて算出しております。
変更した理由は、中期経営計画でお示しのとおり、成長戦略の1つとしてM&Aによる新規事業の創出を掲げ、それが実現した場合は現金支出を伴わない「のれん償却費」が大幅に計上されることとなります。加えて、中期経営計画の実現へ向け役職員へのモチベーション施策としてストックオプションを発行し、発行金額分を2年間で費用処理する会計処理が発生し株式報酬費用が増加します。これらの要素を考慮した際に営業利益で経年比較をすることが妥当ではなく、それらを戻したキャッシュフローベースの利益であるEBITDAで経年比較をするのが妥当だと判断したためです。
■EBITDA増減内訳
■増収効果
既存事業増収分 112百万円
コネクティ効果 158百万円
■人件費
コネクティ連結対象による増加
エイジアの人件費増加(新卒・中途・既存社員昇給)
■仕入・外注加工費
ライセンス大型案件で外部リソースを使用
ままちゅ売上増により仕入増加
④クラウドサービスはアカウント数・顧客単価・解約率ともに順調に推移
■クラウドサービス売上高(単位:百万円)
クラウドサービス売上高について、初期費用売上は廉価版であるASPプランの新規契約数は2Qに続いて過去最高を更新しましたが、高価格版であるSaaSプランの新規受注が2Qよりは増加したものの計画には及ばず、初期売上高はほぼ計画どおりとなりました。
月額売上高は計画比17.8%増と11期連続で2ケタ成長いたしました。
■継続契約数
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
契約継続数はASPプランの新規受注件数が過去最高だったこともあり、QonQで従来よりも大幅な増加となりました。SaaSプランも堅調に増加しています。
■顧客単価(単位:千円)
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
顧客単価にはオプション契約は除いています。ASPプラン・SaaSプランともに増加計画が続いています。
■解約率
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
解約率にはオプション契約およびスポット契約を除き月末契約数に占める解約契約数割合の12ヶ月平均で計算しています。解約率に大きな変動はなく、当社が認識している業界水準と比較すると良い水準が維持できております。現在準備中のカスタマーサクセスを実行することで、更に改善されることが期待できます。
これらの指標の結果、クラウドサービスの売上高は以下のとおり推移しております。
(単位:千円)
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高1,639,935千円(前年同四半期比19.7%増)、営業利益262,506千円(前年同四半期比18.5%減)、経常利益274,165千円(前年同四半期比17.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益167,762千円(前年同四半期比25.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(セグメントごとの経営成績)
①アプリケーション事業
当第3四半期連結累計期間においては、前述のとおり、クラウドサービス売上高が前期比15.1%増となり前期比では微増となりましたが計画比では大幅に増加いたしました。
また、ライセンス販売で予定していた大型案件が納期どおり納品できたため大幅に増加していますが、外部リソースを活用したため原価率が通常案件に比べて高騰し利益率が非常に低いため利益寄与は限定的です。
加えて、10月からコネクティ社が連結対象となりCMS利用料・初期費用がクラウドサービスの売上高に加わることとなりました。
その結果、アプリケーション事業全体の売上高は1,219,612千円(前年同期比16.0%増)、売上高総利益率63.1%(前年同期比8.4ポイント減)となりました。
②コンサルティング事業
当該セグメントは従来からの子会社「株式会社FUCA」に加えて、10月よりコネクティ社が連結対象となり、Web構築運用の売上高が加わることとなりました。
当社単体では特定の大型案件が更に増えたこととコロナの影響でアンケートシステムの需要が増加したことでフォーム制作代行の需要が増えたこと、年賀状の発送をやめ年賀メールの配信需要が高くなり、そのコンテンツ制作代行の需要が増加しました。
子会社FUCAでは計画以上には進捗しているもののコロナ禍におけるWeb制作案件が前期水準には戻っておりません。
その結果、コンサルティング事業全体の売上高は283,192千円(前年同期比37.7%増)、売上高総利益率26.0%(前年同期比14.3ポイント増)となりました。
③オーダーメイド開発事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を推進するべく社内エンジニアリソースをアプリケーション事業に集中させたため、今期も新規の受注活動を積極的には展開せず、利益率の高い案件を継続していく活動をいたしました。
その結果、オーダーメイド開発事業全体の売上高は4,853千円(前年同期比52.3%減)、売上高総利益率43.6%(前年同期比5.3ポイント増)となりました。
④EC事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を強化するため、EC事業のマーケティングノウハウ吸収を目的にベビー服ECサイトを2018年9月1日に事業買収し新設した事業セグメントです。
当該セグメントは子会社「株式会社ままちゅ」が運営する自社ECサイト「べびちゅ」(https://babychu.jp/)がセグメント対象となります。
当第3四半期連結累計期間においては、2020年10月末にサイトをリニューアルしましたが、切り替え作業に手間取り一部不具合が発生したため、切り替え後の検索順位が著しく悪化したことや、広告パフォーマンスが悪化したことなどがあり2週間程度の売上低調期間が発生しました。それ以外の期間では順調に推移し現在は前年を上回る水準まで戻っております。
その結果、EC事業の売上高は132,275千円(前年同期比29.2%増)、売上高総利益率は40.1%(前年同期比0.8ポイント減)となりました。
セグメント別売上高及び売上高総利益率
※1 クラウドサービス(ASP・SaaS)
ソフトウェア提供者(この場合、当社グループ)が管理するサーバー上で稼動しているソフトウェアを、ユーザー企業がインターネット経由でサービスとして利用する形態。ユーザー企業は、サーバー・ソフトウェアの管理やライセンス費用の負担なく、毎月の使用料を支払うことで、比較的安価な利用が可能となります。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,136,669千円増加し、3,079,043千円(前連結会計年度末比58.5%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が184,473千円増加したことにより257,181千円増加いたしました。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ有形固定資産が14,053千円増加し、無形固定資産が768,079千円増加し、投資その他の資産が97,355千円増加したことにより879,488千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて944,585千円増加し、1,337,067千円(前連結会計年度末比240.7%増)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1年以内返済予定の長期借入金が156,120千円増加したことにより174,916千円増加いたしました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ長期借入金が749,912千円増加したことにより769,669千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ192,083千円増加し、1,741,975千円(前連結会計年度末比12.4%増)となりました。これは、剰余金の配当92,604千円を行った一方で、主に親会社株主に帰属する四半期純利益167,762千円を計上したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて190,118千円増加し、1,173,341千円(前連結会計年度末比19.3%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な発生要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、227,369千円(前年同四半期連結累計期間に営業活動の結果得られた資金255,960千円)となりました。主な資金増加要因は、税金等調整前四半期純利益272,513千円、主な資金減少要因は、法人税等の支払額147,336千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果支払われた資金は、430,460千円(前年同四半期連結累計期間に投資活動の結果支払われた資金185,193千円)となりました。主な資金減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出311,668千円、無形固定資産の取得による支出104,233千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、393,209千円(前年同四半期連結累計期間に財務活動の結果支払われた資金80,297千円)となりました。資金増加要因は、長期借入れによる収入500,000千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
2021年1月29日付「2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」において業績予想を修正しました。2020年10月30日に開示した当社第2四半期決算短信においては、10月から連結対象となったコネクティの会計基準を当社の基準にあわせるための精査があったため営業利益以下を「未定」としていましたが、確定しましたのでお知らせします。詳細はそちらをご参照ください。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間末における研究開発費の総額は、27,333千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が全国に広がる一方で新政権が発足し経済対策やデジタル化対策が早急に進む気配があり、「感染対策」と「経済対策」の両輪が動き出しました。
そのような環境下、当社グループの顧客が主要市場としているEC市場は「巣ごもり消費」の影響でインターネット通信販売の利用者が増加し店舗販売を主とした業態でもECへのシフトが目立ちました。
このような状況の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間における事業状況は以下のとおりです。
当第3四半期連結累計期間は、以下の施策に重点的に取り組んでおります。
①新型コロナウイルス感染症の影響
2020年5月12日に発表した当期の業績予想では、以下の前提で事業計画を策定しておりました。
(当初計画の前提条件)
・クラウドサービス(ASP・SaaS)※1は1Qでは発表時点で申込のある件数のみカウントし7月から9月は
廉価版であるASPプランが月5件(コロナ禍前は40件程度)、高価格版であるSaaSプランは発表時点で見込めている案件を計画に入れ、解約率に変化はない
・ライセンス販売は現状見込めている案件のみカウント
・コンサルティング事業は新型コロナウイルス感染症の影響等による売上減少局面である前提で利益が出せる
体制構築を優先
・オーダーメイド開発事業は現状の保守案件のみ維持
・EC事業は新作入荷の遅れが解消し順調に推移する
以上の前提で事業計画を策定しましたが、実績では以下のとおりになりました。
(第3四半期の状況)
・新規問合せ数は2020年6月以降、通常月の1.3倍近い問合せ数となり過去最高を記録
・クラウドサービスの受注は廉価版であるASPプランの受注数が伸び新規受注件数は2Qに続き過去最高を更新
・ライセンス販売は予定していた大型案件が納品でき前期比で大幅に増加
・コンサルティング事業はコネクティが加わり大幅な増収
②売上高はコネクティが加わり前期比19.7%増となり11期連続増収で過去最高

2020年10月期よりコネクティが連結対象となり、3Q売上高で158百万円が寄与しました。
既存事業でもクラウドサービスの廉価版であるASPプランが大幅に増加したのと月額固定売上が順調に増加しています。
③EBITDAは前期比0.9%増(M&A費用調整後5.1%増)
当社グループはいままで営業利益の増加率・利益率を重要な経営指標の1つにしてまいりましたが、当連結会計年度よりEBITDAに指標を変更いたしました。当社グループのEBITDAの算出方法は、営業利益に減価償却費等、のれん償却費、株式報酬費用を加えて算出しております。
変更した理由は、中期経営計画でお示しのとおり、成長戦略の1つとしてM&Aによる新規事業の創出を掲げ、それが実現した場合は現金支出を伴わない「のれん償却費」が大幅に計上されることとなります。加えて、中期経営計画の実現へ向け役職員へのモチベーション施策としてストックオプションを発行し、発行金額分を2年間で費用処理する会計処理が発生し株式報酬費用が増加します。これらの要素を考慮した際に営業利益で経年比較をすることが妥当ではなく、それらを戻したキャッシュフローベースの利益であるEBITDAで経年比較をするのが妥当だと判断したためです。
■EBITDA増減内訳
■増収効果既存事業増収分 112百万円
コネクティ効果 158百万円
■人件費
コネクティ連結対象による増加
エイジアの人件費増加(新卒・中途・既存社員昇給)
■仕入・外注加工費
ライセンス大型案件で外部リソースを使用
ままちゅ売上増により仕入増加
④クラウドサービスはアカウント数・顧客単価・解約率ともに順調に推移
■クラウドサービス売上高(単位:百万円)
クラウドサービス売上高について、初期費用売上は廉価版であるASPプランの新規契約数は2Qに続いて過去最高を更新しましたが、高価格版であるSaaSプランの新規受注が2Qよりは増加したものの計画には及ばず、初期売上高はほぼ計画どおりとなりました。月額売上高は計画比17.8%増と11期連続で2ケタ成長いたしました。
■継続契約数
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
契約継続数はASPプランの新規受注件数が過去最高だったこともあり、QonQで従来よりも大幅な増加となりました。SaaSプランも堅調に増加しています。■顧客単価(単位:千円)
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
顧客単価にはオプション契約は除いています。ASPプラン・SaaSプランともに増加計画が続いています。■解約率
SaaS(高価格版) ASP(低価格版)
解約率にはオプション契約およびスポット契約を除き月末契約数に占める解約契約数割合の12ヶ月平均で計算しています。解約率に大きな変動はなく、当社が認識している業界水準と比較すると良い水準が維持できております。現在準備中のカスタマーサクセスを実行することで、更に改善されることが期待できます。これらの指標の結果、クラウドサービスの売上高は以下のとおり推移しております。
(単位:千円)
| 2019年3月期 第3四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第3四半期連結累計期間 | |
| クラウドサービス売上高 | 693,512 | 811,637 | 934,386 |
| 前期比増減額 | +55,167 | +118,125 | +122,749 |
| 前期比増減率 | +8.6% | +17.0% | +15.1% |
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高1,639,935千円(前年同四半期比19.7%増)、営業利益262,506千円(前年同四半期比18.5%減)、経常利益274,165千円(前年同四半期比17.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益167,762千円(前年同四半期比25.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(セグメントごとの経営成績)
①アプリケーション事業
当第3四半期連結累計期間においては、前述のとおり、クラウドサービス売上高が前期比15.1%増となり前期比では微増となりましたが計画比では大幅に増加いたしました。
また、ライセンス販売で予定していた大型案件が納期どおり納品できたため大幅に増加していますが、外部リソースを活用したため原価率が通常案件に比べて高騰し利益率が非常に低いため利益寄与は限定的です。
加えて、10月からコネクティ社が連結対象となりCMS利用料・初期費用がクラウドサービスの売上高に加わることとなりました。
その結果、アプリケーション事業全体の売上高は1,219,612千円(前年同期比16.0%増)、売上高総利益率63.1%(前年同期比8.4ポイント減)となりました。
②コンサルティング事業
当該セグメントは従来からの子会社「株式会社FUCA」に加えて、10月よりコネクティ社が連結対象となり、Web構築運用の売上高が加わることとなりました。
当社単体では特定の大型案件が更に増えたこととコロナの影響でアンケートシステムの需要が増加したことでフォーム制作代行の需要が増えたこと、年賀状の発送をやめ年賀メールの配信需要が高くなり、そのコンテンツ制作代行の需要が増加しました。
子会社FUCAでは計画以上には進捗しているもののコロナ禍におけるWeb制作案件が前期水準には戻っておりません。
その結果、コンサルティング事業全体の売上高は283,192千円(前年同期比37.7%増)、売上高総利益率26.0%(前年同期比14.3ポイント増)となりました。
③オーダーメイド開発事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を推進するべく社内エンジニアリソースをアプリケーション事業に集中させたため、今期も新規の受注活動を積極的には展開せず、利益率の高い案件を継続していく活動をいたしました。
その結果、オーダーメイド開発事業全体の売上高は4,853千円(前年同期比52.3%減)、売上高総利益率43.6%(前年同期比5.3ポイント増)となりました。
④EC事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を強化するため、EC事業のマーケティングノウハウ吸収を目的にベビー服ECサイトを2018年9月1日に事業買収し新設した事業セグメントです。
当該セグメントは子会社「株式会社ままちゅ」が運営する自社ECサイト「べびちゅ」(https://babychu.jp/)がセグメント対象となります。
当第3四半期連結累計期間においては、2020年10月末にサイトをリニューアルしましたが、切り替え作業に手間取り一部不具合が発生したため、切り替え後の検索順位が著しく悪化したことや、広告パフォーマンスが悪化したことなどがあり2週間程度の売上低調期間が発生しました。それ以外の期間では順調に推移し現在は前年を上回る水準まで戻っております。
その結果、EC事業の売上高は132,275千円(前年同期比29.2%増)、売上高総利益率は40.1%(前年同期比0.8ポイント減)となりました。
セグメント別売上高及び売上高総利益率
| 2020年3月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第3四半期連結累計期間 | ||||
| 金額・利益率 | 構成比 | 金額・利益率 | 構成比 | ||
| アプリケーション事業 | 売上高(千円) | 1,051,683 | 76.8% | 1,219,612 | 74.4% |
| 売上高総利益率 | 71.5% | - | 63.1% | - | |
| コンサルティング事業 | 売上高(千円) | 205,679 | 15.0% | 283,192 | 17.3% |
| 売上高総利益率 | 11.7% | - | 26.0% | - | |
| オーダーメイド開発事業 | 売上高(千円) | 10,177 | 0.7% | 4,853 | 0.3% |
| 売上高総利益率 | 38.3% | - | 43.6% | - | |
| EC事業 | 売上高(千円) | 102,380 | 7.5% | 132,275 | 8.1% |
| 売上高総利益率 | 40.9% | - | 40.1% | - | |
| 合計 | 売上高(千円) | 1,369,921 | 100.0% | 1,639,935 | 100.0% |
| 売上高総利益率 | 60.0% | - | 54.7% | - | |
※1 クラウドサービス(ASP・SaaS)
ソフトウェア提供者(この場合、当社グループ)が管理するサーバー上で稼動しているソフトウェアを、ユーザー企業がインターネット経由でサービスとして利用する形態。ユーザー企業は、サーバー・ソフトウェアの管理やライセンス費用の負担なく、毎月の使用料を支払うことで、比較的安価な利用が可能となります。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,136,669千円増加し、3,079,043千円(前連結会計年度末比58.5%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が184,473千円増加したことにより257,181千円増加いたしました。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ有形固定資産が14,053千円増加し、無形固定資産が768,079千円増加し、投資その他の資産が97,355千円増加したことにより879,488千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて944,585千円増加し、1,337,067千円(前連結会計年度末比240.7%増)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1年以内返済予定の長期借入金が156,120千円増加したことにより174,916千円増加いたしました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ長期借入金が749,912千円増加したことにより769,669千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ192,083千円増加し、1,741,975千円(前連結会計年度末比12.4%増)となりました。これは、剰余金の配当92,604千円を行った一方で、主に親会社株主に帰属する四半期純利益167,762千円を計上したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて190,118千円増加し、1,173,341千円(前連結会計年度末比19.3%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な発生要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、227,369千円(前年同四半期連結累計期間に営業活動の結果得られた資金255,960千円)となりました。主な資金増加要因は、税金等調整前四半期純利益272,513千円、主な資金減少要因は、法人税等の支払額147,336千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果支払われた資金は、430,460千円(前年同四半期連結累計期間に投資活動の結果支払われた資金185,193千円)となりました。主な資金減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出311,668千円、無形固定資産の取得による支出104,233千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、393,209千円(前年同四半期連結累計期間に財務活動の結果支払われた資金80,297千円)となりました。資金増加要因は、長期借入れによる収入500,000千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
2021年1月29日付「2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」において業績予想を修正しました。2020年10月30日に開示した当社第2四半期決算短信においては、10月から連結対象となったコネクティの会計基準を当社の基準にあわせるための精査があったため営業利益以下を「未定」としていましたが、確定しましたのでお知らせします。詳細はそちらをご参照ください。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間末における研究開発費の総額は、27,333千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。