半期報告書-第33期(2025/10/01-2026/09/30)

【提出】
2026/06/30 13:00
【資料】
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【項目】
71項目
(1)経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①.経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調なインバウンド需要を背景として、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー・原材料価格の上昇や、米国をはじめとする各国の通商政策の動向、金融・為替市場の変動など、先行き不透明な状況が継続しております。当社グループの主要な顧客基盤である外食業界においては、訪日外国人需要の拡大や人流の回復を背景に需要は堅調に推移したものの、食材価格や物流費、エネルギーコストの上昇に加え、継続的な賃上げ対応や深刻な人手不足への対応が求められるなど、事業環境は依然として厳しい状況が続いております。また、物価上昇の長期化に伴う消費者の節約志向や選別消費の傾向も見られ、収益性向上と付加価値提供の両立が求められております。
このような経営環境のもと、当社グループは、創業以来一貫して外食企業を中心とした顧客に対し、「情報システムインフラ企業」として事業活動を支えることを使命としてまいりました。外食業界を取り巻く経営環境が大きく変化する中、当社が提供するソリューションは、顧客企業の生産性向上や省人化、経営基盤の強化を実現し、持続的な成長を支援する重要な役割を担っております。
外食産業における二大原価である「食材費」と「人件費」の最適化を収益向上の中心課題と捉え、当社グループは、食材ロス削減を実現する「飲食店経営管理システム(R)」と、人件費の最適化と生産性向上を支援する勤怠集計管理システム「Timely」を主力製品として提供しています。これらのシステムは、パッケージ、クラウド、ハイブリッドクラウド型といった多様な形態で提供され、顧客の二大原価の透明化に貢献しております。
これらの主力製品に加え、業界に特化したPOSシステム、オーダーリングシステム、配膳ロボットといった周辺サービスを組み合わせることで、店舗運営全体の効率化を支援するトータルソリューションを提供しています。さらに、子会社においてナチュラルグリーンパークホテルを運営し、当社グループが提供するシステムの実運用を通じて、製品・サービスの品質向上に取り組んでおります。
当中間連結会計期間においては、収益性の向上を目的として粗利率の高いソフトウェア販売に注力いたしました。しかしながら、企業の投資意欲の低下等の影響を受け、売上高は520,028千円(前年同中間期比11.9%減)となりました。一方で、販売構成の改善やコスト管理に努めた結果、営業利益は14,495千円(前年同中間期は営業損失54,727千円)を確保いたしました。しかしながら、営業外費用の計上により経常損失10,379千円(前年同中間期は経常損失68,978千円)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は19,660千円(前年同中間期は親会社株主に帰属する中間純損失64,208千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
(ASPサービス事業)
当社グループは、ASPサービス事業を核として、顧客である飲食店舗にASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。当事業におきましては、売上高は507,044千円(前年同中間期比12.4%減)となり、セグメント利益は34,722千円(前年同中間期比はセグメント損失33,720千円)となりました。
①ASP/パッケージシステム事業
当事業におきましては、新規、既存顧客へ「飲食店経営管理システム(R)」「自動発注システム」、勤怠管理システム「Timely」等のソフトウェアなどの販売および月額サービスの提供拡大を行いましたが、当該顧客のソフトウェア投資控えもあり、売上高は362,177千円(前年同中間期比4.6%減)となりました。なお、月額サービス料は、6ヶ月累計で360,072千円(前年同中間期比3.8%減)となりました。
②システム機器事業
当事業におきましては、従来からのPOSシステム、オーダーエントリーシステム及びテーブルオーダリングシステムなど販売において、他社との価格競争が激しくなっていることなども影響し、売上高は96,690千円(前年同中間期比35.1%減)となりました。
③周辺サービス事業
当事業におきましては、保守インテグレーション、サプライ製品に加えて、配膳ロボット、掃除ロボットなどのAIサービスロボットの販売により、売上高は48,176千円(前年同中間期比4.1%減)となりました。
(ホテル関連事業)
当社グループは、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業のトータルシステムを実施運用するためにナチュラルグリーンパークホテルの管理運営及びレストラン・カフェの運営を行っております。ナチュラルグリーンパークホテルにおいて、自社製品/サービスの実証実験店を兼ね、管理運営しており、自社製品のすべてを同ホテル内に導入稼働し、運営を実践しております。当事業におきましては、健康・自然派志向に応える「THE NATURAL BREAD & GENMAI」のブランディング推進に伴うオーガニック・無添加メニューの導入等により、レストラン・カフェ部門の利用も増加したことから、売上高は12,983千円(前年同中間期比10.8%増)となり、セグメント損失は20,432千円(前年同中間期比はセグメント損失21,211千円)となりました。
②.財政状態の状況
当中間連結会計期間末における資産合計は、1,031,330千円となり、前連結会計年度末に比べ116,115千円減少いたしました。これは主に、売掛金22,655千円、ソフトウェア仮勘定35,647千円など増加の一方、現金及び預金23,143千円、ソフトウェア43,689千円、長期前払費用125,770千円などの減少があったことによるものであります。
負債合計は1,680,937千円となり、前連結会計年度末に比べ42,330千円増加いたしました。これは主に、前受金138,087千円の減少の一方、未払金207,985千円、未払消費税等18,104千円の増加があったことなどによるものであります。
純資産は△649,607千円で債務超過となり、前連結会計年度末に比べ158,445千円減少いたしました。これは、親会社株主に帰属する中間純利益19,660千円を計上したものの、利益剰余金の欠損額が128,506千円増加したことによるものであります。
③.キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動、投資活動及び財務活動により、前連結会計年度末に比べ48,300千円減少し、当中間連結会計期間末には28,478千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動の結果得られた資金は49,048千円(前年同中間連結会計期間は23,856千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却費56,758千円等による資金の増加があった一方で、売上債権の増加22,655千円及び棚卸資産の増加18,162千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果使用した資金は60,412千円(前年同中間連結会計期間は69,200千円の使用)となりました。これは主に長期預金の積み立てによる支出25,156千円及び無形固定資産の取得による支出35,647千円等による資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果使用した資金は36,936千円(前年同中間連結会計期間は24,036千円の使用)となりました。これは主に短期借入金の返済による支出24,415千円及び長期借入金の返済による支出17,350千円等による資金が減少したことによるものであります。

④.生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません
c.販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2025年10月1日
至 2026年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
ASPサービス事業507,04487.6
ASP/パッケージシステム事業362,17795.4
システム機器事業96,69064.9
周辺サービス事業48,17695.9
ホテル関連事業12,983110.8
合計520,02888.1

(注)1.前中間連結会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合については、開示様式の変更に伴い当中間連結会計期間より算定しているため、記載しておりません。
2.当中間連結会計期間においては、主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合が10%を超える相手先はありませんので記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
①.重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準等に基づき作成されています。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財務状態の分析
前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ②.財政状態の状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績の分析
前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ①.経営成績の状況」に記載のとおりであります。
c.キャッシュ・フローの分析
前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ③.キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

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