有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ281,980千円減少し、3,450,476千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ344,606千円減少し、1,054,428千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ62,626千円増加し、2,396,048千円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高4,138,789千円(前期比19.0%増)、営業利益96,498千円(前期比34.8%増)、経常利益92,889千円(前期比6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益91,084千円(前期比176.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りです。
当社グループの報告セグメントは、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「ソフトウェアプロダクト事業」、「ソフトウェアディストリビューション事業」、「ソフトウェアサービス事業」及び「データアナリティクス事業」の4つを報告セグメントとしております。
・「ソフトウェアプロダクト事業」は、組込みネットワークソフトウェア及びセキュリティ関連ソフトウェア製品並びにリアルタイムOS関連製品、データベース製品、高速起動製品等の主に自社開発によるデバイス組込み用ソフトウェアの開発及び販売等に関するセグメントであります。
・「ソフトウェアディストリビューション事業」は、海外ソフトウェアの輸入販売、テクニカルサポート、及びカスタマイズ開発に関するセグメントであります。
・「ソフトウェアサービス事業」は、組込みソフトウェア等の受託を中心とした各種ソフトウェアの設計、開発、及びデータコンテンツのライセンス販売等に関するセグメントであります。
・「データアナリティクス事業」は、株式会社ライトストーンにおける、統計・数値データ解析ソフトウェアの販売等に関するセグメントであります。
セグメント及び分野別の売上内訳及び事業状況は、以下のとおりです。
(注)売上高は、セグメント間取引を消去しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,341,054千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は137,876千円(前期は188,198千円の増加)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益による資金の増加であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、増加した資金は千23,157円(前期は11,719千円の増加)となりました。その主な要因は、定期預金の払戻しによる収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は220,915千円(前期は318,873千円の減少)となりました。その主な要因は、短期借入金の返済による支出であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
b.受注実績
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、2,513,353千円(前期比136,992千円減)となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、937,123千円(前期比144,988千円減)となりました。その主な要因は、のれんの減少であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、730,717千円(前期比233,918千円減)となりました。その主な要因は、短期借入金の減少であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、323,712千円(前期比110,688千円減)となりました。その主な要因は、役員退職慰労引当金の減少であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、2,396,048千円(前期比62,626千円増)となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加であります。
この結果、自己資本比率は69.4%となりました。
b.経営成績
・ソフトウェアプロダクト事業
当事業は、高速起動製品における国内外の車載機器関連及び海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、また、セキュリティ製品及びデータベース製品における産業機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、さらに、音声コードUni-Voice(ユニボイス)製品の印刷関連の既存顧客からのロイヤルティ売上を中心に、売上高899,457千円(前期比30.5%増)、セグメント損失28,115千円(前期は17,414千円の利益)となりました。
セグメント売上高の増加要因は、グレープシステム社のロイヤルティ売上の増加によるものです。セグメント損失の増加要因は、自社製品の売上及び利益減少並びにセグメント共通コスト増加の影響によるものです。
・ソフトウェアディストリビューション事業
当事業は、BIOS、Bluetooth、ソフトウェア解析・開発効率化ツール及びネットワークマネジメント等の海外製品における既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発売上、また、セキュリティ検証ツール・サービスの既存及び新規顧客へのライセンス販売並びに受託開発売上を中心に、売上高1,318,589千円(前期比6.1%増)、セグメント損失45,730千円(前期は14,826千円の損失)となりました。
セグメント売上高の増加要因は、既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発、既存顧客向けライセンス売上の前倒しに加えて、グレープシステム社取扱い海外製品の売上分の追加により、売上高が対前年同期比で増加したことによるものです。セグメント損失の増加要因は、セグメント共通コスト増加の影響によるものです。
・ソフトウェアサービス事業
当事業は、既存顧客からの各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス売上に加え、2023年10月に子会社化したグレープシステム社の受託開発売上が当連結会計年度では通期で寄与したことなどにより、売上高1,005,769千円(前期比51.6%増)、セグメント利益118,600千円(前期比182.8%増)となりました。
・データアナリティクス事業
当事業は、一般企業及び教育機関へのデータ解析ソフト、画像解析ソフトの販売増により、売上高914,973千円(前期比3.6%増)、セグメント利益51,743千円(前期比91.3%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、以下のとおりとなりました。
(売上高)
当連結会計年度における連結売上高合計は4,138,789千円(前年同期比19.0%増)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価2,416,827千円(前年同期比18.4%増)、販売費及び一般管理費1,625,464千円(同18.9%増)を計上いたしました。販売費及び一般管理費の主な内訳は、給料及び手当676,204千円(同12.1%増)、支払手数料239,986千円(同92.9%増)であります。
(経常利益)
経常利益92,889千円(前年同期比6.0%増)を計上いたしました。これは、主に営業利益96,498千円(前年同期比34.8%増)、為替差損3,073千円(前年同期は為替差益12,998千円)を計上したためであります。
(特別利益)
特別利益45,686千円(前年同期比9.8%増)を計上いたしました。これは、主に役員退職慰労引当金戻入額45,465千円を計上したためであります。
(特別損失)
特別損失18,037千円(前年同期は700千円)を計上いたしました。これは、主に投資有価証券評価損15,152千円を計上したためであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
法人税、住民税及び事業税39,052千円、法人税等調整額△9,599千円の計上により、法人税等合計29,453千円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は91,084千円(前年同期比176.8%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性
資金の流動性につきましては、中長期的な株主価値の向上を図る観点から、M&A等の成長戦略及び財務の健全性強化のための内部留保の積上げと、株主の皆様への利益還元の拡充とのバランスを考慮することを基本としております。成長戦略に伴うM&Aや投資のための所要資金につきましては、グループ内での営業活動による自己資金で調達しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ281,980千円減少し、3,450,476千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ344,606千円減少し、1,054,428千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ62,626千円増加し、2,396,048千円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高4,138,789千円(前期比19.0%増)、営業利益96,498千円(前期比34.8%増)、経常利益92,889千円(前期比6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益91,084千円(前期比176.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りです。
当社グループの報告セグメントは、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「ソフトウェアプロダクト事業」、「ソフトウェアディストリビューション事業」、「ソフトウェアサービス事業」及び「データアナリティクス事業」の4つを報告セグメントとしております。
・「ソフトウェアプロダクト事業」は、組込みネットワークソフトウェア及びセキュリティ関連ソフトウェア製品並びにリアルタイムOS関連製品、データベース製品、高速起動製品等の主に自社開発によるデバイス組込み用ソフトウェアの開発及び販売等に関するセグメントであります。
・「ソフトウェアディストリビューション事業」は、海外ソフトウェアの輸入販売、テクニカルサポート、及びカスタマイズ開発に関するセグメントであります。
・「ソフトウェアサービス事業」は、組込みソフトウェア等の受託を中心とした各種ソフトウェアの設計、開発、及びデータコンテンツのライセンス販売等に関するセグメントであります。
・「データアナリティクス事業」は、株式会社ライトストーンにおける、統計・数値データ解析ソフトウェアの販売等に関するセグメントであります。
セグメント及び分野別の売上内訳及び事業状況は、以下のとおりです。
| セグメント | 当連結会計年度 | 前連結会計年度 | 増減率 (%) | ||
| 売上高(注) (千円) | 売上割合 (%) | 売上高(注) (千円) | 売上割合 (%) | ||
| ソフトウェアプロダクト事業 | 899,457 | 21.7 | 689,450 | 19.8 | 30.5 |
| ソフトウェアディストリビューション事業 | 1,318,589 | 31.9 | 1,242,507 | 35.7 | 6.1 |
| ソフトウェアサービス事業 | 1,005,769 | 24.3 | 663,629 | 19.1 | 51.6 |
| データアナリティクス事業 | 914,973 | 22.1 | 883,414 | 25.4 | 3.6 |
| 合計 | 4,138,789 | 100.0 | 3,478,999 | 100.0 | 19.0 |
(注)売上高は、セグメント間取引を消去しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,341,054千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は137,876千円(前期は188,198千円の増加)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益による資金の増加であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、増加した資金は千23,157円(前期は11,719千円の増加)となりました。その主な要因は、定期預金の払戻しによる収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は220,915千円(前期は318,873千円の減少)となりました。その主な要因は、短期借入金の返済による支出であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| ソフトウェアプロダクト事業 | 111,010 | △7.6% |
| ソフトウェアディストリビューション事業 | 247,735 | 7.9% |
| ソフトウェアサービス事業 | 883,973 | 70.1% |
| データアナリティクス事業 | 3,350 | 16.6% |
| 合計 | 1,246,068 | 42.9% |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
b.受注実績
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ソフトウェアプロダクト事業 | 124,096 | 3.3% | 13,593 | - |
| ソフトウェアディストリビュー ション事業 | 240,388 | 1.3% | 1,800 | △79.1% |
| ソフトウェアサービス事業 | 861,957 | 53.2% | 15,685 | - |
| データアナリティクス事業 | 3,350 | 16.6% | 14,805 | △75.3% |
| 合計 | 1,229,791 | 33.2% | 45,883 | △33.0% |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| ソフトウェアプロダクト事業 | 899,457 | 30.5 |
| ソフトウェアディストリビューション事業 | 1,318,589 | 6.1 |
| ソフトウェアサービス事業 | 1,005,769 | 51.6 |
| データアナリティクス事業 | 914,973 | 3.6 |
| 合計 | 4,138,789 | 19.0 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引消去前の数値によっております。
2.ソフトウェアサービス事業の増加要因については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.経営成績」内の「ソフトウェアサービス事業」をご参照ください。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、2,513,353千円(前期比136,992千円減)となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、937,123千円(前期比144,988千円減)となりました。その主な要因は、のれんの減少であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、730,717千円(前期比233,918千円減)となりました。その主な要因は、短期借入金の減少であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、323,712千円(前期比110,688千円減)となりました。その主な要因は、役員退職慰労引当金の減少であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、2,396,048千円(前期比62,626千円増)となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加であります。
この結果、自己資本比率は69.4%となりました。
b.経営成績
・ソフトウェアプロダクト事業
当事業は、高速起動製品における国内外の車載機器関連及び海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、また、セキュリティ製品及びデータベース製品における産業機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、さらに、音声コードUni-Voice(ユニボイス)製品の印刷関連の既存顧客からのロイヤルティ売上を中心に、売上高899,457千円(前期比30.5%増)、セグメント損失28,115千円(前期は17,414千円の利益)となりました。
セグメント売上高の増加要因は、グレープシステム社のロイヤルティ売上の増加によるものです。セグメント損失の増加要因は、自社製品の売上及び利益減少並びにセグメント共通コスト増加の影響によるものです。
・ソフトウェアディストリビューション事業
当事業は、BIOS、Bluetooth、ソフトウェア解析・開発効率化ツール及びネットワークマネジメント等の海外製品における既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発売上、また、セキュリティ検証ツール・サービスの既存及び新規顧客へのライセンス販売並びに受託開発売上を中心に、売上高1,318,589千円(前期比6.1%増)、セグメント損失45,730千円(前期は14,826千円の損失)となりました。
セグメント売上高の増加要因は、既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発、既存顧客向けライセンス売上の前倒しに加えて、グレープシステム社取扱い海外製品の売上分の追加により、売上高が対前年同期比で増加したことによるものです。セグメント損失の増加要因は、セグメント共通コスト増加の影響によるものです。
・ソフトウェアサービス事業
当事業は、既存顧客からの各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス売上に加え、2023年10月に子会社化したグレープシステム社の受託開発売上が当連結会計年度では通期で寄与したことなどにより、売上高1,005,769千円(前期比51.6%増)、セグメント利益118,600千円(前期比182.8%増)となりました。
・データアナリティクス事業
当事業は、一般企業及び教育機関へのデータ解析ソフト、画像解析ソフトの販売増により、売上高914,973千円(前期比3.6%増)、セグメント利益51,743千円(前期比91.3%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、以下のとおりとなりました。
(売上高)
当連結会計年度における連結売上高合計は4,138,789千円(前年同期比19.0%増)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価2,416,827千円(前年同期比18.4%増)、販売費及び一般管理費1,625,464千円(同18.9%増)を計上いたしました。販売費及び一般管理費の主な内訳は、給料及び手当676,204千円(同12.1%増)、支払手数料239,986千円(同92.9%増)であります。
(経常利益)
経常利益92,889千円(前年同期比6.0%増)を計上いたしました。これは、主に営業利益96,498千円(前年同期比34.8%増)、為替差損3,073千円(前年同期は為替差益12,998千円)を計上したためであります。
(特別利益)
特別利益45,686千円(前年同期比9.8%増)を計上いたしました。これは、主に役員退職慰労引当金戻入額45,465千円を計上したためであります。
(特別損失)
特別損失18,037千円(前年同期は700千円)を計上いたしました。これは、主に投資有価証券評価損15,152千円を計上したためであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
法人税、住民税及び事業税39,052千円、法人税等調整額△9,599千円の計上により、法人税等合計29,453千円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は91,084千円(前年同期比176.8%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性
資金の流動性につきましては、中長期的な株主価値の向上を図る観点から、M&A等の成長戦略及び財務の健全性強化のための内部留保の積上げと、株主の皆様への利益還元の拡充とのバランスを考慮することを基本としております。成長戦略に伴うM&Aや投資のための所要資金につきましては、グループ内での営業活動による自己資金で調達しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。