四半期報告書-第11期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 15:01
【資料】
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【項目】
25項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日)における日本経済は、企業収益の増加や設備投資の持ち直しにより緩やかな回復傾向が続き、個人消費は雇用と所得環境情勢の改善により底堅く推移しました。一方で人口減少と高齢化の進行による雇用需給の逼迫や消費市場の縮小、米国の通商政策の変化、中国及びアジア地域の経済成長の鈍化などに加え、夏場以降に続発した地震や台風による豪雨などによる大規模災害が発生し、消費の先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況において、当社グループは、中期経営計画「VALUE UP ALPICO 2020」で設定した経営目標に基づき、企業体質の向上に向けたグループ各事業のサービスや設備の質の強化と、グループ内の経営資源の活用による事業シナジーの創出に努めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、連結営業収益は76,688,306千円(前年同期比2.2%増)、連結営業利益は1,427,786千円(前年同期比7.7%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント別の概況は次のとおりであります。
a. 運輸事業
バス事業は、観光シーズンである7、8月中は概ね好天傾向にあったものの、9月の連休時期と10月において3度の台風上陸があるなど天候要因により観光客利用減少の影響を受けました。一方、高速バス、貸切バス部門においてはアルピコ交通東京株式会社を中心とする輸送力の増強の効果もあり増収となりました。
タクシー事業では、乗務員数の減少による乗用タクシーの稼働台数減や消費者の節約志向から市街地の需要が弱含みで推移したものの、平成29年10月よりグループ入りした松本市内を営業基盤とするアルプス交通株式会社の売上が寄与し、全体では増収となりました。
経費面では、原油価格の上昇により軽油、LPGなど燃料費が高騰したことに加え、バス事業における東京、大阪での乗務員新規採用増加による人件費増が影響しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は9,842,495千円(前年同期比2.5%増)、営業利益は93,593千円(前年同期比70.6%減)となりました。
b. 流通事業
流通事業は、平成28年4月1日に株式会社アップルランド及び株式会社マツヤを合併の上、株式会社デリシアに商号変更し、長野県内において平成30年12月末現在で食品スーパー「デリシア」52店(うちフランチャイズ1店)、業務スーパー「ユーパレット」10店の合計62店舗、2ブランドを展開しております。
暖冬傾向による冬物商材の出遅れが見られたものの、過年度改装店舗の伸長や店舗数の増加により売上は増加しました。また期中にユーパレット松本店、中野店の改装を実施するなど、お客様の利便性向上を目的に老朽化設備の更新を進めました。利益面では設備投資に伴う一過性経費の計上、競合スーパーマーケットとの価格合わせによる売価の政策的な値下げなどを実施する一方で、廃棄ロスの圧縮等コスト削減に努めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は55,264,744千円(前年同期比1.7%増)、営業利益は1,102,458千円(前年同期比8.7%増)となりました。
c. レジャー・サービス事業
ホテル旅館事業では、9月を除き長野県内への観光客入込みが概ね順調であったことや海外訪日観光客の来訪が増加したことから既存5施設合計の宿泊客数が堅調に推移したほか、平成29年11月に営業を開始した松本駅前の都市型ホテル「アルピコプラザホテル」の売上が寄与しました。また、松本市内の大型温泉旅館「信州松本 美ケ原温泉 翔峰」の大規模改修を5月に完了し、各施設ともに個人客を中心に誘客を進めました。
サービスエリア事業は、高速道路交通量は概ね前年並みであったものの、観光バスの立寄りが減少し、運営する4サービスエリア全体では前年同期比で客数減となりました。
旅行事業は、教育、法人旅行等の団体旅行受注は堅調でありましたが、募集型企画旅行においてはバス、鉄道利用商品の仕入価格の上昇が影響したことや天候による催行取り止めなどが影響し客数が減少しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は10,045,403千円(前年同期比6.2%増)、営業利益は519,616千円(前年同期比6.3%増)となりました。
d. 不動産事業
別荘分譲地管理事業では長野県茅野市の「蓼科高原別荘地」及び長野県原村の「八ヶ岳中央高原四季の森」分譲地の区画販売において成約件数が増加いたしました。
松本駅前商業ビル「アルピコプラザ」賃貸事業においては、前期に発生した核テナント退出後に、段階的に新規テナントの誘致、開店を進めた結果、全フロアにおいて営業を開始し、9月にグランドオープンをいたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は1,040,583千円(前年同期比12.5%増)、営業利益は154,127千円(前年同期比44.3%増)となりました。
e. その他のサービス事業
自動車整備事業では、一般車検受注において競合激化の影響を受け、自社ブランド「クリアー25車検」の受託整備台数が減少しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は1,369,768千円(前年同期比9.1%減)、営業利益は77,550千円(前年同期比27.4%減)となりました。
②財政状態
(資産合計)
当第3四半期連結会計期間末における資産総額は70,700,293千円となり、前連結会計年度末に比較して883,835千円減少いたしました。これは、主に固定資産の減価償却に伴い固定資産が減少したことなどによるものであります。
(負債合計)
当第3四半期連結会計期間末における負債総額は56,607,955千円となり、前連結会計年度末に比較して1,481,844千円減少いたしました。これは、主に返済に伴う借入金の減少によるものであります。
(純資産合計)
当第3四半期連結会計期間末における純資産総額は14,092,337千円となり、前連結会計年度末に比較して598,008千円増加いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などによるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期(連結)会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末(前事業年度末)の数値で比較を行っております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。

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