四半期報告書-第32期第3四半期(令和2年5月1日-令和2年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2019年10月の消費税率引き上げにより消費が落ち込む中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、2019年10月~12月期、2020年1月~3月期の実質GDP成長率はマイナス成長となりました。2020年4月~6月期におきましても、緊急事態宣言発令等の影響からマイナス成長が継続し3四半期連続のマイナス成長となり、年率換算した場合の成長率のマイナス幅は戦後最大の落ち込みが見込まれる厳しい状況が続いております。(2020年8月17日 四半期別GDP速報(2020年4-6月期・1次速報)内閣府)また、先行きにつきましても、新型コロナウイルス感染症の再拡大、長期化等の懸念に加え、米中通商問題再燃の影響懸念等、世界経済の不透明さも増しており、予断を許さない状況が継続するものと考えられます。
このような環境の中で、当社グループにおける足もとでの経営成績につきましては堅調に推移しているものの、全国の大学によるオンライン授業の実施等、コロナ禍における当社グループの主要顧客である学生の生活スタイルの変化、経済活動の制限に伴う影響等による教育機関や学生の動向に対して、柔軟に対応し、様々な対策を講じる必要があると考えております。
これらの対策如何によっては、当社グループの経営成績に下降圧力が発生することも想定されるため、その動向を継続して注視していくとともに、計数等の管理につきましても慎重に進めてまいります。
一方では、これまで培ってきた経営資源を最大限活用した企業価値の向上を図り、当社グループの長期的な成長を目指すべく、2020年7月に学生の自立、成長を目的とした教育プログラムの展開に強みを持つ株式会社スタイルガーデンを株式取得により子会社化いたしました。また、同月、大学生を中心とした、次世代を担うIT人材・AI人材の学習・成長支援に強みを持つ株式会社Mewcket(ミューケット)の株式取得及び資本参加を決定いたしました。
引き続き、新規物件開発による事業領域の拡大に加え、学生支援を軸とした事業投資等を積極的、戦略的に推進してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は36,987百万円(前年同期比13.3%増)、経常利益は4,539百万円(同33.4%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,048百万円(同33.0%増)となりました。
なお、当社グループの主力事業である不動産賃貸管理事業において、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期連結会計期間に新規契約数が増加することから、経営成績は季節的に変動し、売上高は上期、特に第2四半期連結会計期間の割合が大きく、営業利益につきましても第2四半期連結会計期間に偏在する傾向があります。
セグメントごとの経営成績の概況は次のとおりであります。
① 不動産賃貸管理事業
物件管理戸数は順調に増加しました。(前年同期比6,420戸増 72,484戸※4月末現在)一方、入居率については高水準を維持したものの前年同期の水準には至らず0.1ポイントの減少となりました。(99.8%※4月末現在)
入居率の低下に伴う直接的な影響は限定的で、学生マンションの家賃収入をはじめ、各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移いたしました。
費用面では人員数の増加による人件費の増加はあったものの、前連結会計年度に刷新した基幹システムの運用に係る一時的な人件費増加負担も一巡したことから、比較的緩やかな増加傾向となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、当第3四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。コロナ禍で翻弄される学生への支援の一環として、2020年6月1日より今春の入学時期において引越しが保留となった新入学生、経済的な理由で住み替えを余儀なくされた在学生に対して、当社グループの管理する全国の学生マンション200室を対象に初期費用及び6ヶ月分の家賃を無料にする、学生支援特別プランを提供いたしました。提供を終了した2020年7月31日までの期間において176名の利用があり、同プランにおいて特に問い合わせの多かった首都圏エリアを対象として、2020年8月7日より改めて100室の特別支援プランの実施を決定しております。
以上の結果、売上高34,677百万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益5,374百万円(同28.3%増)となりました。
② 高齢者住宅事業
2019年10月にオープンした『グランメゾン迎賓館大津大将軍』では、事業開始直後の状況ではあるものの、足もとでの稼働率では当初計画を上回る状況で推移しております。そのため、新規オープン直後の原価負担を補うこととなり、第2四半期連結累計期間に引き続き、比較的良好な運営環境で推移しております。また、その他の既存施設においても、営業力強化や損益改善施策等、各種取り組みにより、当セグメント全体の事業収益は順調に推移しております。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、当第3四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。食事提供を2~3部制にするなど3密回避の対策や、入居者のストレス軽減のためオンライン面会を実施するなど、引き続き各種対策を講じております。
以上の結果、売上高2,009百万円(前年同期比20.6%増)、セグメント利益248百万円(同152.5%増)となりました。
③ その他
当事業区分の事業方針である主力事業の後方支援を担う位置づけから、引き続き学生向けの企業説明会や就職セミナー情報の提供を通じた各種学生支援サービスの提供と、外国人留学生向けの日本語学校の運営による教育事業等を進めてまいりました。
当セグメントにおいては前述のとおり、株式会社スタイルガーデンの株式取得に加え、株式会社Mewcketの株式取得及び資本参加を決定いたしました。これら学生支援に強みを持つ企業のグループ化を通じて、既存事業との相乗効果を実現し、グループ全体の長期的な発展に努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、学生支援サービス事業では合同企業説明会において企業側の出展取りやめや、合同企業説明会の主催者側での開催中止などもあり、収益機会の鈍化などがあったものの、足もとでは地域制限のないWEB合説の開催等を通じて収益の挽回に努めております。
日本語学校事業では留学生への入国制限等の長期化もあり、受け入れ時期が見通せない状況が継続しております。
当セグメントにおける学生支援策としまして、2020年6月1日より、京都市内の学生を対象に当社グループが運営するサイクルショップで取り扱う自転車の無償レンタルを実施いたしました。
以上の結果、売上高300百万円(前年同期比19.2%減)、セグメント損失51百万円(前年同期はセグメント損失1百万円)となりました。
(2)財政状態に関する分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は39,895百万円となり、前連結会計年度末の34,578百万円から5,317百万円の増加(前期末比15.4%増)となりました。
① 流動資産
流動資産につきましては、10,994百万円となり、前連結会計年度末の10,074百万円から919百万円の増加(前期末比9.1%増)となりました。これは、主として現金及び預金が866百万円増加したことによるものであります。
② 固定資産
固定資産につきましては、28,901百万円となり、前連結会計年度末の24,503百万円から4,397百万円の増加(前期末比17.9%増)となりました。これは、主として有形固定資産が3,716百万円、敷金及び保証金が452百万円それぞれ増加したことによるものであります。
③ 流動負債
流動負債につきましては、8,173百万円となり、前連結会計年度末の6,999百万円から1,173百万円の増加(前期末比16.8%増)となりました。これは、主として未払法人税等が505百万円、前受収益が491百万円それぞれ増加したことよるものであります。
④ 固定負債
固定負債につきましては、14,431百万円となり、前連結会計年度末の12,785百万円から1,645百万円の増加(前期末比12.9%増)となりました。これは、主として長期借入金が1,402百万円増加したことによるものであります。
⑤ 純資産
純資産につきましては、17,290百万円となり、前連結会計年度末の14,793百万円から2,497百万円の増加(前期末比16.9%増)となりました。これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が2,785百万円増加したこと、また、自己株式の取得により自己株式が249百万円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2019年10月の消費税率引き上げにより消費が落ち込む中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、2019年10月~12月期、2020年1月~3月期の実質GDP成長率はマイナス成長となりました。2020年4月~6月期におきましても、緊急事態宣言発令等の影響からマイナス成長が継続し3四半期連続のマイナス成長となり、年率換算した場合の成長率のマイナス幅は戦後最大の落ち込みが見込まれる厳しい状況が続いております。(2020年8月17日 四半期別GDP速報(2020年4-6月期・1次速報)内閣府)また、先行きにつきましても、新型コロナウイルス感染症の再拡大、長期化等の懸念に加え、米中通商問題再燃の影響懸念等、世界経済の不透明さも増しており、予断を許さない状況が継続するものと考えられます。
このような環境の中で、当社グループにおける足もとでの経営成績につきましては堅調に推移しているものの、全国の大学によるオンライン授業の実施等、コロナ禍における当社グループの主要顧客である学生の生活スタイルの変化、経済活動の制限に伴う影響等による教育機関や学生の動向に対して、柔軟に対応し、様々な対策を講じる必要があると考えております。
これらの対策如何によっては、当社グループの経営成績に下降圧力が発生することも想定されるため、その動向を継続して注視していくとともに、計数等の管理につきましても慎重に進めてまいります。
一方では、これまで培ってきた経営資源を最大限活用した企業価値の向上を図り、当社グループの長期的な成長を目指すべく、2020年7月に学生の自立、成長を目的とした教育プログラムの展開に強みを持つ株式会社スタイルガーデンを株式取得により子会社化いたしました。また、同月、大学生を中心とした、次世代を担うIT人材・AI人材の学習・成長支援に強みを持つ株式会社Mewcket(ミューケット)の株式取得及び資本参加を決定いたしました。
引き続き、新規物件開発による事業領域の拡大に加え、学生支援を軸とした事業投資等を積極的、戦略的に推進してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は36,987百万円(前年同期比13.3%増)、経常利益は4,539百万円(同33.4%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,048百万円(同33.0%増)となりました。
なお、当社グループの主力事業である不動産賃貸管理事業において、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期連結会計期間に新規契約数が増加することから、経営成績は季節的に変動し、売上高は上期、特に第2四半期連結会計期間の割合が大きく、営業利益につきましても第2四半期連結会計期間に偏在する傾向があります。
セグメントごとの経営成績の概況は次のとおりであります。
① 不動産賃貸管理事業
物件管理戸数は順調に増加しました。(前年同期比6,420戸増 72,484戸※4月末現在)一方、入居率については高水準を維持したものの前年同期の水準には至らず0.1ポイントの減少となりました。(99.8%※4月末現在)
入居率の低下に伴う直接的な影響は限定的で、学生マンションの家賃収入をはじめ、各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移いたしました。
費用面では人員数の増加による人件費の増加はあったものの、前連結会計年度に刷新した基幹システムの運用に係る一時的な人件費増加負担も一巡したことから、比較的緩やかな増加傾向となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、当第3四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。コロナ禍で翻弄される学生への支援の一環として、2020年6月1日より今春の入学時期において引越しが保留となった新入学生、経済的な理由で住み替えを余儀なくされた在学生に対して、当社グループの管理する全国の学生マンション200室を対象に初期費用及び6ヶ月分の家賃を無料にする、学生支援特別プランを提供いたしました。提供を終了した2020年7月31日までの期間において176名の利用があり、同プランにおいて特に問い合わせの多かった首都圏エリアを対象として、2020年8月7日より改めて100室の特別支援プランの実施を決定しております。
以上の結果、売上高34,677百万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益5,374百万円(同28.3%増)となりました。
② 高齢者住宅事業
2019年10月にオープンした『グランメゾン迎賓館大津大将軍』では、事業開始直後の状況ではあるものの、足もとでの稼働率では当初計画を上回る状況で推移しております。そのため、新規オープン直後の原価負担を補うこととなり、第2四半期連結累計期間に引き続き、比較的良好な運営環境で推移しております。また、その他の既存施設においても、営業力強化や損益改善施策等、各種取り組みにより、当セグメント全体の事業収益は順調に推移しております。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、当第3四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。食事提供を2~3部制にするなど3密回避の対策や、入居者のストレス軽減のためオンライン面会を実施するなど、引き続き各種対策を講じております。
以上の結果、売上高2,009百万円(前年同期比20.6%増)、セグメント利益248百万円(同152.5%増)となりました。
③ その他
当事業区分の事業方針である主力事業の後方支援を担う位置づけから、引き続き学生向けの企業説明会や就職セミナー情報の提供を通じた各種学生支援サービスの提供と、外国人留学生向けの日本語学校の運営による教育事業等を進めてまいりました。
当セグメントにおいては前述のとおり、株式会社スタイルガーデンの株式取得に加え、株式会社Mewcketの株式取得及び資本参加を決定いたしました。これら学生支援に強みを持つ企業のグループ化を通じて、既存事業との相乗効果を実現し、グループ全体の長期的な発展に努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、学生支援サービス事業では合同企業説明会において企業側の出展取りやめや、合同企業説明会の主催者側での開催中止などもあり、収益機会の鈍化などがあったものの、足もとでは地域制限のないWEB合説の開催等を通じて収益の挽回に努めております。
日本語学校事業では留学生への入国制限等の長期化もあり、受け入れ時期が見通せない状況が継続しております。
当セグメントにおける学生支援策としまして、2020年6月1日より、京都市内の学生を対象に当社グループが運営するサイクルショップで取り扱う自転車の無償レンタルを実施いたしました。
以上の結果、売上高300百万円(前年同期比19.2%減)、セグメント損失51百万円(前年同期はセグメント損失1百万円)となりました。
(2)財政状態に関する分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は39,895百万円となり、前連結会計年度末の34,578百万円から5,317百万円の増加(前期末比15.4%増)となりました。
① 流動資産
流動資産につきましては、10,994百万円となり、前連結会計年度末の10,074百万円から919百万円の増加(前期末比9.1%増)となりました。これは、主として現金及び預金が866百万円増加したことによるものであります。
② 固定資産
固定資産につきましては、28,901百万円となり、前連結会計年度末の24,503百万円から4,397百万円の増加(前期末比17.9%増)となりました。これは、主として有形固定資産が3,716百万円、敷金及び保証金が452百万円それぞれ増加したことによるものであります。
③ 流動負債
流動負債につきましては、8,173百万円となり、前連結会計年度末の6,999百万円から1,173百万円の増加(前期末比16.8%増)となりました。これは、主として未払法人税等が505百万円、前受収益が491百万円それぞれ増加したことよるものであります。
④ 固定負債
固定負債につきましては、14,431百万円となり、前連結会計年度末の12,785百万円から1,645百万円の増加(前期末比12.9%増)となりました。これは、主として長期借入金が1,402百万円増加したことによるものであります。
⑤ 純資産
純資産につきましては、17,290百万円となり、前連結会計年度末の14,793百万円から2,497百万円の増加(前期末比16.9%増)となりました。これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が2,785百万円増加したこと、また、自己株式の取得により自己株式が249百万円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資総額 (千円) | 完了年月 |
| 当社 学生会館Uni E'meal徳島住吉 | 徳島県 徳島市 | 不動産賃貸 管理事業 | 賃貸用不動産 | 1,174,968 | 2020年3月 |
| 当社 学生会館Uni E'meal金沢工大前Ⅱ | 石川県 野々市市 | 不動産賃貸 管理事業 | 賃貸用不動産 | 724,593 | 2020年3月 |
(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。