四半期報告書-第29期第3四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社は前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善により緩やかな回復基調が見られたものの、米中貿易摩擦問題の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経済の下振れなど世界経済の不確実性の影響もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の下、当社グループは新たに制定した企業理念「Enjoy Your Growth!」のもと、多様な「成長に、寄り添う。」というミッション実現に向けて事業変革を行うとともに、既存事業の顧客拡大・関係性強化を図ってまいりました。
T&LD事業につきましては、手帳関連商品におけるブランディングおよびECサイトを含む新たなチャネルの強化に取り組んでまいりました。書籍については、ビジネス書を機軸としつつ、児童書などの新領域のテーマに取り組んでまいりました。
HRM事業につきましては、当社グループが保有する豊富な学習コンテンツの付加価値向上を目的に、HRテックを活用した学習コンテンツの再構成による「デジタル・トランスフォーメーション」を核とした事業変革に取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,744,381千円、営業利益は726,297千円、経常利益は742,367千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は469,791千円となりました。
なお、T&LD事業における一般消費者向け手帳関連商品の出荷は毎年8月から12月に集中することから、例年の傾向として第2四半期連結累計期間における売上高及び利益が多く計上され、第3四半期連結会計期間以降は営業損失となる季節的変動があります。前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間における売上高及び営業利益については、次のとおりであります。
(単位:千円)
(単位:千円)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
一般消費者向けの2020年4月始まり手帳の販売を1月下旬より開始いたしました。就職活動をおこなう大学生を対象に、大手就活情報サイト「マイナビ就活ナビ」とのタイアップによるプロモーション実施や、PAGEMブランドの手帳購買促進を目的にフラワーギフト券などをプレゼントする店頭キャンペーンを実施するなど、販売強化施策に取り組みました。さらに、手帳以外の商品として、NOLTYブランドを冠したノート『NOLTY notebook』を発売いたしました。レイアウト、専用ペーパー、製本技術などの手帳づくりのノウハウを注いだ手帳品質のノートである点が取引先に評価され、計画どおりの出荷をおこないました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による小売店の時短営業や休業、外出自粛にともない、来店客数が減少したことを受けて、ECサイトでの販売強化をおこないました。また、臨時休校中の児童・生徒の学習計画や体調管理、長時間家庭で過ごす際に生活リズムを整えるためのサポートツールとして、手帳テンプレートの無償ダウンロードサービスを提供いたしました。
学校向け手帳は、生徒向け手帳『NOLTYスコラ』の活用優秀者を選ぶ大会「第8回手帳甲子園」の本大会を開催し、手帳をご愛顧いただいているお客様との交流および新規採用校の獲得に取り組むとともに、販路拡大のために『NOLTYスコラ』の書店とWebサイトでの販売を開始しました。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による学校の休校、訪問自粛に対して、オンライン商談、オンラインセミナーを実施し営業活動を行いました。
書籍は、第3四半期累計で新刊65冊を発行いたしました。10月に発売開始した、笑えるけれど役に立つ男の子の性教育がテーマの『男子は、みんな宇宙人!』の継続的売上貢献に加え、1月発売の『超図解5Gビジネス入門』と2月発売の『サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみ』が好評を得ました。
この結果、当事業の売上高は7,765,338千円、セグメント利益は756,413千円となりました。
企業・団体が抱える人材育成課題について人事担当者が主導して企画・実施する一律的・集団的な学習方法に加えて、学習の必要性を感じている社員・職員個人が限られた時間で自分に合ったテーマを学習できるように、学習コンテンツを個別・最適化して提供する新たな学習方法の開発に取り組んでまいりました。管理職に求められる知識・スキルを1年間定額で学べる診断付きWeb学習サービス『マネジメント・ビュッフェ』が順調に売上貢献するとともに大型受注がありました。また、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践する「健康経営」の取組みの推進や健康リテラシー向上を目的として、株式会社ルネサンスと共同で開発・提供する新たなeラーニングサービス『健康経営ライブラリ』を3月にリリースしました。
さらに、2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために、時間も場所も選ばず個人で学ぶことができる通信教育とeラーニングの利用を積極提案したことにより大幅に売上が伸長したものの、企業・団体において人が集まる機会を自粛したことに伴い研修とアセスメントの実施延期や中止が相次ぎました。
この結果、当事業の売上高は5,979,042千円、セグメント利益は1,359,394千円となりました。
財政状態については、以下のとおりであります。
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ549,159千円増加し、13,278,852千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ587,702千円増加し、8,375,912千円となりました。これは主に、現金及び預金が104,802千円減少、仕掛品が342,494千円減少の一方で、受取手形及び売掛金が1,308,827千円増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ38,542千円減少し、4,902,939千円となりました。これは主に、繰延税金資産が115,452千円増加の一方で、有形固定資産が133,206千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ173,421千円増加し、9,586,183千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ491,595千円増加し、5,118,435千円となりました。これは主に、返品引当金が709,415千円増加、支払手形及び買掛金が109,039千円減少、未払法人税等が279,571千円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ318,174千円減少し、4,467,748千円となりました。これは主に、長期借入金が167,040千円減少、退職給付に係る負債が151,105千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ375,738千円増加し、3,692,668千円となりました。これは主に、利益剰余金が371,224千円増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
「第2 事業の状況 1.事業等のリスク」に記載のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社グループの事業活動は影響を受けており、引き続き状況を注視し、対策を講じてまいります。具体的には、サービスおよび営業活動のオンライン化を加速してまいります。T&LD事業においては、一般消費者向け手帳はECサイトでの販売拡大を更に進めてまいります。企業および学校向け手帳ではオンライン商談、オンラインセミナーなど、対面以外での営業活動を更に進めてまいります。HRM事業においては、デジタル・トランスフォーメーションを核とした事業変革に継続的に取り組んでおり、診断付きWeb学習サービスを更に拡張させるとともに、研修およびアセスメントのオンライン化により新たな顧客層の獲得を進めてまいります。
また、金融機関からの資金調達による手元資金の確保によって経営の安定化を図っております。
その他については、当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当社は前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善により緩やかな回復基調が見られたものの、米中貿易摩擦問題の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経済の下振れなど世界経済の不確実性の影響もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の下、当社グループは新たに制定した企業理念「Enjoy Your Growth!」のもと、多様な「成長に、寄り添う。」というミッション実現に向けて事業変革を行うとともに、既存事業の顧客拡大・関係性強化を図ってまいりました。
T&LD事業につきましては、手帳関連商品におけるブランディングおよびECサイトを含む新たなチャネルの強化に取り組んでまいりました。書籍については、ビジネス書を機軸としつつ、児童書などの新領域のテーマに取り組んでまいりました。
HRM事業につきましては、当社グループが保有する豊富な学習コンテンツの付加価値向上を目的に、HRテックを活用した学習コンテンツの再構成による「デジタル・トランスフォーメーション」を核とした事業変革に取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,744,381千円、営業利益は726,297千円、経常利益は742,367千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は469,791千円となりました。
なお、T&LD事業における一般消費者向け手帳関連商品の出荷は毎年8月から12月に集中することから、例年の傾向として第2四半期連結累計期間における売上高及び利益が多く計上され、第3四半期連結会計期間以降は営業損失となる季節的変動があります。前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間における売上高及び営業利益については、次のとおりであります。
(単位:千円)
| 第28期 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | |||||
| 上期 | 下期 | 合計 | |||
| 売上高 | 10,751,978 | 5,647,801 | 16,399,780 | ||
| 営業利益 | 1,371,935 | △744,012 | 627,922 | ||
(単位:千円)
| 第29期第3四半期連結累計期間 (自 2019年7月1日 至 2020年3月31日) | ||||
| 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第3四半期累計 | |
| 売上高 | 5,134,038 | 5,491,864 | 3,118,478 | 13,744,381 |
| 営業利益 | 552,574 | 459,218 | △285,495 | 726,297 |
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
学校向け手帳は、生徒向け手帳『NOLTYスコラ』の活用優秀者を選ぶ大会「第8回手帳甲子園」の本大会を開催し、手帳をご愛顧いただいているお客様との交流および新規採用校の獲得に取り組むとともに、販路拡大のために『NOLTYスコラ』の書店とWebサイトでの販売を開始しました。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による学校の休校、訪問自粛に対して、オンライン商談、オンラインセミナーを実施し営業活動を行いました。
書籍は、第3四半期累計で新刊65冊を発行いたしました。10月に発売開始した、笑えるけれど役に立つ男の子の性教育がテーマの『男子は、みんな宇宙人!』の継続的売上貢献に加え、1月発売の『超図解5Gビジネス入門』と2月発売の『サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみ』が好評を得ました。
この結果、当事業の売上高は7,765,338千円、セグメント利益は756,413千円となりました。
さらに、2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために、時間も場所も選ばず個人で学ぶことができる通信教育とeラーニングの利用を積極提案したことにより大幅に売上が伸長したものの、企業・団体において人が集まる機会を自粛したことに伴い研修とアセスメントの実施延期や中止が相次ぎました。
この結果、当事業の売上高は5,979,042千円、セグメント利益は1,359,394千円となりました。
財政状態については、以下のとおりであります。
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ549,159千円増加し、13,278,852千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ587,702千円増加し、8,375,912千円となりました。これは主に、現金及び預金が104,802千円減少、仕掛品が342,494千円減少の一方で、受取手形及び売掛金が1,308,827千円増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ38,542千円減少し、4,902,939千円となりました。これは主に、繰延税金資産が115,452千円増加の一方で、有形固定資産が133,206千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ173,421千円増加し、9,586,183千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ491,595千円増加し、5,118,435千円となりました。これは主に、返品引当金が709,415千円増加、支払手形及び買掛金が109,039千円減少、未払法人税等が279,571千円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ318,174千円減少し、4,467,748千円となりました。これは主に、長期借入金が167,040千円減少、退職給付に係る負債が151,105千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ375,738千円増加し、3,692,668千円となりました。これは主に、利益剰余金が371,224千円増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
「第2 事業の状況 1.事業等のリスク」に記載のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社グループの事業活動は影響を受けており、引き続き状況を注視し、対策を講じてまいります。具体的には、サービスおよび営業活動のオンライン化を加速してまいります。T&LD事業においては、一般消費者向け手帳はECサイトでの販売拡大を更に進めてまいります。企業および学校向け手帳ではオンライン商談、オンラインセミナーなど、対面以外での営業活動を更に進めてまいります。HRM事業においては、デジタル・トランスフォーメーションを核とした事業変革に継続的に取り組んでおり、診断付きWeb学習サービスを更に拡張させるとともに、研修およびアセスメントのオンライン化により新たな顧客層の獲得を進めてまいります。
また、金融機関からの資金調達による手元資金の確保によって経営の安定化を図っております。
その他については、当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。