四半期報告書-第19期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調が続いておりますが、海外経済の不確実性や地政学リスク等の懸念により、景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成30年上半期(1月から6月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比8.0%減となる6,702億円となりました。その内訳は、「書籍」が同3.6%減となる3,810億円、「雑誌」は同13.1%減の2,892億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同9.3%増の1,125億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期をやや下回る107点(前年同期比7点減)となりました。一方で、当第2四半期累計期間に刊行したシリーズ累計455万部を誇る主力タイトル『ゲートSEASON2』や人気シリーズの『とあるおっさんのVRMMO活動記』等の続巻の売行きは堅調に推移いたしました。加えて、当第2四半期会計期間においても第1四半期会計期間に引き続き、当社投稿サイトから誕生した新シリーズが好調であり、『気まぐれ女神に本気でキャラメイクされました』や『巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした??』等のタイトルは増刷となり、順調に発行部数を伸ばしております。また、電子書籍販売につきましても、親和性の高い女性向け恋愛小説を中心に引き続き好調に推移いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大幅に上回る35点(前年同期比10点増)となりました。当第2四半期累計期間においては『ゲート』の続巻の売行きが堅調であり、加えて、当第2四半期会計期間に刊行した『異世界に飛ばされたおっさんは何処へ行く?』や『じい様が行く』等の新規コミカライズタイトルの売行きも好調に推移いたしました。また、漫画のラインナップ拡充に伴い、漫画と親和性の高い電子書籍販売につきましても、大幅に拡大いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回り、当第2四半期会計期間における四半期ベースの売上高は、過去最高を更新いたしました。
③ 文庫
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る81点(前年同期比19点増)となりました。当第2四半期累計期間にTVドラマ化された『居酒屋ぼったくり』の売行きが好調であり、同タイトルが売上を牽引いたしました。加えて、当第2四半期会計期間では、新たなジャンル拡大の一環として力を入れている「キャラ文芸」に関して、2017年12月に実施した「第1回キャラ文芸大賞」の受賞作である『神様の棲む猫じゃらし屋敷』、『あやかし蔵の管理人』他、合計5作品の書籍化を行い、その内4作品を増刷する等、大きな成果を上げることができました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る結果となりました。
④ その他
当第2四半期累計期間では、シリーズ発行部数累計83万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の最新刊10巻を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。さらに、取扱いジャンルの拡大に向けて、絵本、ライト文芸、ビジネス書といった幅広いジャンルの書籍を刊行いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る15点(前年同期比4点増)となり、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,249,406千円(前年同期比21.9%増)、営業利益は609,207千円(同196.4%増)、経常利益は609,552千円(同196.2%増)、四半期純利益は390,113千円(同197.2%増)となりました。特に、当第2四半期会計期間においては営業利益及び経常利益は3億円を超え、四半期ベースで過去最高となりました。
なお、平成30年1月に実施した当社ゲーム事業の譲渡に伴い、第1四半期会計期間より、報告セグメントを「出版事業」の単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して469,584千円増加し、5,896,561千円となりました。これは主に、売掛金の回収に伴う現金及び預金の増加(前事業年度末比519,670千円増)及び売掛金の減少(同86,229千円減)によるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して14,508千円減少し、198,633千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同9,431千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ36,145千円増加し、1,226,972千円となりました。これは主に、返品率の改善に伴い返品調整引当金が減少(前事業年度末比36,506千円減)したこと及び未払消費税等の減少等によりその他が減少(同35,464千円減)した一方で、事業が堅調に推移したことに伴い未払法人税等が増加(同117,398千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ28,817千円増加し、51,620千円となりました。これは主に、運転資金の調達に伴う長期借入金の増加(同29,544千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ390,113千円増加し、4,816,601千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における、現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ519,670千円増加し、3,672,608千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは486,979千円の収入(前年同期は342,334千円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期純利益の計上、減価償却費、及び売上債権の減少によるものであります。また、主な減少要因は、法人税等の支払額、返品調整引当金の減少、及びたな卸資産の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは3,129千円の収入(前年同期は14,670千円の支出)となりました。これは全て、出資金の回収によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは29,560千円の収入(前年同期は20,752千円の支出)となりました。増加要因は全て、運転資金の調達に伴う長期借入れによるものであります。また、主な減少要因は長期借入金の返済によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調が続いておりますが、海外経済の不確実性や地政学リスク等の懸念により、景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成30年上半期(1月から6月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比8.0%減となる6,702億円となりました。その内訳は、「書籍」が同3.6%減となる3,810億円、「雑誌」は同13.1%減の2,892億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同9.3%増の1,125億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期をやや下回る107点(前年同期比7点減)となりました。一方で、当第2四半期累計期間に刊行したシリーズ累計455万部を誇る主力タイトル『ゲートSEASON2』や人気シリーズの『とあるおっさんのVRMMO活動記』等の続巻の売行きは堅調に推移いたしました。加えて、当第2四半期会計期間においても第1四半期会計期間に引き続き、当社投稿サイトから誕生した新シリーズが好調であり、『気まぐれ女神に本気でキャラメイクされました』や『巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした??』等のタイトルは増刷となり、順調に発行部数を伸ばしております。また、電子書籍販売につきましても、親和性の高い女性向け恋愛小説を中心に引き続き好調に推移いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大幅に上回る35点(前年同期比10点増)となりました。当第2四半期累計期間においては『ゲート』の続巻の売行きが堅調であり、加えて、当第2四半期会計期間に刊行した『異世界に飛ばされたおっさんは何処へ行く?』や『じい様が行く』等の新規コミカライズタイトルの売行きも好調に推移いたしました。また、漫画のラインナップ拡充に伴い、漫画と親和性の高い電子書籍販売につきましても、大幅に拡大いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回り、当第2四半期会計期間における四半期ベースの売上高は、過去最高を更新いたしました。
③ 文庫
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る81点(前年同期比19点増)となりました。当第2四半期累計期間にTVドラマ化された『居酒屋ぼったくり』の売行きが好調であり、同タイトルが売上を牽引いたしました。加えて、当第2四半期会計期間では、新たなジャンル拡大の一環として力を入れている「キャラ文芸」に関して、2017年12月に実施した「第1回キャラ文芸大賞」の受賞作である『神様の棲む猫じゃらし屋敷』、『あやかし蔵の管理人』他、合計5作品の書籍化を行い、その内4作品を増刷する等、大きな成果を上げることができました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る結果となりました。
④ その他
当第2四半期累計期間では、シリーズ発行部数累計83万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の最新刊10巻を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。さらに、取扱いジャンルの拡大に向けて、絵本、ライト文芸、ビジネス書といった幅広いジャンルの書籍を刊行いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る15点(前年同期比4点増)となり、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,249,406千円(前年同期比21.9%増)、営業利益は609,207千円(同196.4%増)、経常利益は609,552千円(同196.2%増)、四半期純利益は390,113千円(同197.2%増)となりました。特に、当第2四半期会計期間においては営業利益及び経常利益は3億円を超え、四半期ベースで過去最高となりました。
なお、平成30年1月に実施した当社ゲーム事業の譲渡に伴い、第1四半期会計期間より、報告セグメントを「出版事業」の単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して469,584千円増加し、5,896,561千円となりました。これは主に、売掛金の回収に伴う現金及び預金の増加(前事業年度末比519,670千円増)及び売掛金の減少(同86,229千円減)によるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して14,508千円減少し、198,633千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同9,431千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ36,145千円増加し、1,226,972千円となりました。これは主に、返品率の改善に伴い返品調整引当金が減少(前事業年度末比36,506千円減)したこと及び未払消費税等の減少等によりその他が減少(同35,464千円減)した一方で、事業が堅調に推移したことに伴い未払法人税等が増加(同117,398千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ28,817千円増加し、51,620千円となりました。これは主に、運転資金の調達に伴う長期借入金の増加(同29,544千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ390,113千円増加し、4,816,601千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における、現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ519,670千円増加し、3,672,608千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは486,979千円の収入(前年同期は342,334千円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期純利益の計上、減価償却費、及び売上債権の減少によるものであります。また、主な減少要因は、法人税等の支払額、返品調整引当金の減少、及びたな卸資産の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは3,129千円の収入(前年同期は14,670千円の支出)となりました。これは全て、出資金の回収によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは29,560千円の収入(前年同期は20,752千円の支出)となりました。増加要因は全て、運転資金の調達に伴う長期借入れによるものであります。また、主な減少要因は長期借入金の返済によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。